子供のバッティングを見る時、
あなたはどこを見ますか?
ゴロを打ってしまい「あ〜」
フライを打ってしまい「あ〜」
打球の結果だけを見て
「成功」か「失敗」か判断してませんか?
だから、ため息が出てしまうのでしょう。
見るポイントがわかっていればため息はでません^^
少年野球で見て欲しいポイントはボールが当たる前までです。
もちろん打球がどこまで飛んだかは気になりますが、これは身体が大きくなったり強くなれば自然と変わってきますので、まずはボールが当たる前をしっかり見てあげましょう。そして当たる前が変わってくれば、飛距離も変わってくるでしょう。
バットの使い方
体の使い方
タイミング
少年野球バッティングではこの三つのポイントを見てます。
今回は最初の「バットの使い方」です。
バットを鞭のように使いたい!
バットをしならせて「ビュッ!」と振りたい。
これが理想です。
しかし木製、金属素材の固いバットはしなりません。
ただ
腕は鞭のようにしならせて使う事ができます。
肘から先をしなるように使う by 佐藤義則
バットはしならないけど腕はしなるように使う。
肘が進んで止まり
手首が進んで止まり
バットのヘッドがグリップを追い越していく。
バットだけでなく、ラケットやゴルフクラブ、剣道の竹刀や釣竿など、いろいろな道具を使って感覚をつかんでみるのもいいでしょう。
2015年03月14日
「加速ゾーン」と「ヒットゾーン」
こういった本を読んでみるのも勉強になりました。
「バットは肘から生えている」
肘からバットのヘッドまでを鞭のように考えればスイングがビュッとなるでしょう。
さてさて
ここからです。
ここまではどこでも聞く話です(^_^;)
もう一つ見て欲しいポイントがあります。
鞭は
一度引き上げてから振ってます。
バッティングのスイングでも
ゴルフのスイングでも
テニス、バトミントンのスイングでも同じです。
構えた位置から一直線にスイングはしていません。
必ずスイングとは逆の動作をいれてから道具を振っているのを、鞭の使い方を見てもわかります。
バットの使い方も同じように一度小さく逆の動作を入れてからスイングする。
これを私はアップ&スイングとよんでいます。
イチロー
この動きを入れることにより、肘のスピードが上がります、手のスピードが上がります、バットのヘッドスピードが上がります。
バットを鋭く振るにはバットを鞭のように使いたい
↓
バットはしならないけど腕はしならせて使うことが出来る
↓
スイングとは逆の動きをいれるともっと速く道具が振れる
下の動画に子供達のバッティング練習があります。誰のスイングが鋭くて、誰がそうでないか。アップ&スイングをしてるのか、していないのか、そのスイングの違いも見てみましょう。
私がアップ&スイングを取り入れたい理由は三つあります。
・道具の使い方 ←今回の内容
・体の使い方
・タイミング
この三つが共通して考えられるからです。
強く鋭く振れて、タイミングが合えばボールは遠くへ飛んでいくでしょう。
プロ野球は90%くらい、
メジャーリーグは95%くらい
アップ&スイングをしています。
少年野球を見ていると30%くらいの子が自然とアップ&スイングしています。
アップ&スイングをしなければいけないという理由はありませんが、試してみてダメだったらまた元に戻せばいいだけです。まずは楽しみながら、ベルトを鞭のように振り回して遊んでみましょう!ただベルトを上から下に振るよりも、アップ&スイングでベルトを振ったほうがいい音がするはずです。
練習方法です。
2008年10月01日
65cmのバット
短いバットで練習しましょう!
バットが内側から出てしまう。
バットを肘から振ってしまう。
バットが手の延長に感じられる。
そういう意味が伝わるバットです。
あ〜しろ!
あ〜やって振れ!
言葉だけではなく
感覚は道具で伝える。
お試しください(^_^;)
最短で最速
野球のスイングで考える方向はこの二つ!
最短の時間と距離
そして
最高速度
つづきは後日(*^_^*)