2016年には
コリジョンルール6.01(i)本塁での衝突プレイそして2017年には
6.01(j)併殺を試みる塁へのスライディングが追加されました。
ご存知の通りこのルールは
アマチュア内規I 危険防止(ラフプレイ禁止)ルールに記載されています。
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2.次の場合には、たとえ身体の一部が塁に向かっていたとしても、走者には妨害が宣告される。
(1)走者が、ベースパスから外れて野手に向かって滑ったり、または走ったりして野手の守備を妨げた場合(接触したかどうかを問わない)。
《走者は、まっすぐベースに向かって滑らなければならない、つまり走者の身体全体(足、脚、腰および腕)が塁間の走者の走路(ベースパス)内に留まることが必要である。ただし、走者が、野手から離れる方向へ滑ったり、走ったりすることが、野手との接触または野手のプレイの妨げになることを避けるためであれば、それは許される。》(2)走者が体を野手にぶつけたりして、野手の守備を妨害した場合。
(3)走者のスライディングの足が、立っている野手の膝より上に接触した場合および走者がスパイクの刃を立てて野手に向かってスライディングした場合。
(4)走者がいずれかの足で野手を払うか、蹴った場合。
(5)たとえ野手がプレイを完成させるための送球を企てていなくても、走者がイリ
ーガリーに野手に向かってスライドしたり、接触したりした場合。
ペナルティ(1)〜(5)
1)フォースプレイのときの0ノーアウトまたは1アウトの場合、妨害した走者と、打者走者にアウトが宣告される。すでにアウトになった走者が妨害した場合も、打者走者にアウトが宣告される。ただちにボールデッドとなり、他の走者は進塁できない。2)フォースプレイのときの2アウトの場合、妨害をした走者にアウトが宣告され、ただちにボールデッドとなり、他の走者は進塁できない。
3)タッグプレイの場合、妨害をした走者にアウトが宣告され、ただちにボールデッドとなり、他の走者は妨害発生時に占有していた塁に戻る。
4)走者のスライディングが極めて悪質な場合は、走者は試合から除かれる場合もある。(規則 5.09b(3)、6.01i(1)、6.01j)
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ダブルプレーを崩そうとしてベースではなく野手に向かってスライディング
「タイム」
↓
一塁走者を指さして「インターフェア ランナーアウト」
↓
打者走者を指さして「バッターアウト」
↓
ここでツーアウト、他の走者がいた場合は「ランナーは元の塁へ」
こういう流れでいいのかな?
審判の次は指導者として。
「正しいスライディング」を指導しなければいけません。
・自分がケガをしない
・相手にもケガをさせない
・状況に応じたスライディングの使い分け

盗塁のスライディング

タッグプレイを避けるスライディング
いろいろな指導方法がありますね。
その選手のレベルに合わせて指導方法を準備しておきたいです。

コリジョンルールや今回の併殺プレーのスライデリングもそうですが、正しいスライディングをしても捕手や野手と衝突する可能性があります。ボールが逸れて野手が走路に入ってしまうのは仕方がないことです。ぶつかったから守備妨害、走塁妨害とは限りません。コリジョンルールが出来て捕手の大きなケガがなくなりました。併殺崩しルールでもそうなるといいですね。
春大会に向けて審判講習会などでしっかり確認しておきましょう。

あのイチロー選手でさえ味方とぶつかってしましたね。
posted by metoo at 02:06| 千葉 ☁|
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審判
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