パリーグ
クライマックス
日本シリーズ
キーポイントになったのは
7月10日大谷投手が右手のマメをつぶした「災い」ではなかったでしょうか。
翌週のオールスターではピッチャーとして出場せずに
7月24日にリリーフで1イニング投げましたが、
そこから9月7日までピッチャーをせずにバッターに専念。
真夏の8月、ピッチャーを1か月間休みました。
これが日本ハムを変えるきっかけとなりました。
バース・吉川・増井・有原・高梨・加藤
8月から先発に増井投手を起用し14勝12敗
大谷が戻った9月からは
増井・高梨・加藤・大谷・有原・メンドーサ
9月を13勝5敗2分で逃げ切り
見ごとにソフトバンクを逆転しました。
もし大谷投手の右マメがつぶれていなければ
パリーグ優勝はなかったかもしれません。
日本一もなかったかもしれません。
大谷投手は大きな故障へつながっていたかもしれません。
選手を故障させない。
選手の体調を最も気を配る。
日本シリーズ
大谷選手の起用方法も見事でした。
誰もケガをしないで日本一へ辿り着きました。
広島が負けてしまった理由はたくさん考えられますが、
負けた理由より勝った理由を考えた方が面白いです。
練習不足で打てなかったのか?
体調不良で打てなかったのか?
練習も大切ですが
休養はもっと大切
強いチームは練習すれば誰でも作れますが
強さを継続できるチームを作れる指導者の方が有能です。
日本ハムファイターズ
今年一番のファインプレーは
「8月に大谷選手をバッターに専念させたこと」
と言うことで、
11月の秋季キャンプなんて必要ないんじゃない?
ゆっくり休みましょうよ(^_^;)
2016年主力投手の年間投球数
日本ハム
有原 22試合 156イニング 2371球
大谷 21試合 140イニング 2229球
ソフトバンク
武田 27試合 183イニング 3103球
千賀 25試合 169イニング 2706球
和田 24試合 163イニング 2646球
ロッテ
涌井 26試合 188.2/3イニング 2982球
石川 23試合 162.1/3イニング 2469球
広島
ジョンソン 26試合 180.1/3イニング 2895球
野村 25試合 152.2/3イニング 2580球
黒田 24試合 151.2/3イニング 2356球
巨人
菅野 26試合 183.1/3イニング 2863球
田口 26試合 162イニング 2636球
横浜
石田 25試合 153イニング 2440球
井納 23試合 151.2/3イニング 2462球
阪神
メッセンジャー 28試合 185.1/3インニング 3218球
藤浪 26試合 169イニング 2948球
岩貞 25試合 158.1/3イニング 2531球