2016年09月17日

落合を否定してみる



1990年 落合博光さんが37歳
今から26年前の打撃理論
「科学する野球」村上豊さんの解説です。


ochiai1601.jpg
左足が着地するまで右腰を沈めて

ochiai1602.jpg
右腰の跳ね上がりで打つ

ochiai1603.jpg


ochiyoko.jpg
軸足(後ろ足)に体重を乗せて、
軸足で押し返すような打ち方。


sz5.jpg
軸足(後ろ足)に体重を入れて
上半身を回転させるような打ち方。


筋力トレーニングを積み重ねると
どちらの打ち方が良いのか?



四半世紀も前の三冠王の言うことは
今でも正しいのか?
25年も経ってもまだ何も進化していなのか?



まずは

「軸足にしっかり体重を乗せる」

この言葉から否定してみてもいいかもしれない。


つまり

ピッチャーの投げたボールを
後ろの足で押し返したい。
後ろの足で衝撃を跳ね返したい。
後ろの足でボールを打つような日本のバッティング。

だから昔の人は筋肉トレーニングを必要としなかった。


右から左
後ろから前
体重は移動するのだろうが
重たい人間が勝つスポーツではないので
強い力を持った選手が打てるメカニクスが
新しく出来上がってくるかもしれません。

落合博光さんは私が中学時代のスーパーヒーローでした。構え方や打ち方をマネして憧れていた選手です。
今でも落合理論には正しいこともたくさんあるでしょうが、25年が経った2016年の投手から落合さんは三冠王は難しいでしょう。GMなんてやってないで、もう一度グランドに立って若い選手に今の時代にあった打撃を教えて、強いチーム勝つチームじゃなくて、世界と戦える選手を育てて欲しいです。




ps
今後、注目していきたい右打者三人。

uchikawa_softbank.jpg
ソフトバンク内川選手

20160617-00000165-nksports-000-3-view.jpg
ヤクルト山田選手

e20cb036.jpg
広島鈴木誠也選手

この右打者三人の共通点は杉村繁打撃コーチ

内川、山田を指導して、
内川は鈴木誠也と一緒にキャンプで練習。

共通点がたくさん見つかりそうなので、
三人とも侍ジャパンに呼んでくださいね(^_^;)








posted by metoo at 13:42| 千葉 ☁| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする

基本が最大の弱点



日本を倒すにはどうしたらいいんだろう?

2013年WBC プエルトリコvs日本を見直してみました。


日本の野球にはわかりやすい基本があります。

海外のチームが日本に勝つ方法は

日本の基本を知る事です。



日本の基本とは

・ピッチャーはアウトコース低めに投げる
・バッターは引きつけて逆方向へ打つ

この二つです。



ジャンケンで言えば
日本はパーという基本をずっと出し続けますので
チョキを出せば勝てます。
日本は先だし、ずっと変わりません。
何をするかわかってますから
海外は後出しすればいいだけです。



・アウトコース低めに意識をもってを打てばいい
・逆方向を狙う打者にはインコースを攻めればいい


日本の基本が、世界では弱点になる

プエルトリコ戦を見直すと
そう感じざるを得ませんでした。



あれから四年


侍ジャパンは成長したんだろうか?


2017年WBCはどうやって勝つんだろう?



ヒントはプエルトリコ

ヒントは今年の広島カープ


引きつけて逆方向なんて指示を出したら負けるでしょう。


何をするかわからない。

何を狙ってるのかわからない。

広島カープ菊池選手のような
反応が上手な選手がキーマンになりそうです。

posted by metoo at 01:09| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする