2014年日米野球での出来事。
普段はセカンドを守るアルトゥーベ選手のエラーです。
打球におかしな回転があったとしても、守り慣れていないポジションだからとしても、高校生でも普通に捕球できるイージーなバウンドです。
外国人ショート 2014/03/27
昨年はショートを守れる外国人が三人も見れるチャンスだと書きましたが、誰一人、日本のショートを守れませんでした。
なぜでしょうか?
日本人もMLBのショートを誰も守れません。
なぜでしょうか?
もちろん肩の強さもあるでしょうが、
外国人ショートが日本のショートを守れないのは
アルトゥーベ選手のエラーから見ても
何か理由があるように思います。
「慣れ」ではないでしょうか?
例えばですが
予選第二ラウンド 台湾2-6日本 で勝ってますが
台湾4安打 日本10安打
決勝戦 台湾9-0日本 完敗です。
台湾13安打 日本4安打
日本は決勝戦まで9試合
デーゲームが8試合
予選第二戦目の1試合だけナイター
台湾は10試合で
デーゲームが3試合
ナイターが7試合
決勝戦はもちろんナイターでした。
誰も言い訳してませんでしたが
ナイター設備が日本より暗かったとしたら・・・
いろいろ考えてもいいでしょう。
少年野球で言うと
小学校のダストでたくさん練習しても
いざ大会は黒土のグランド。
バウンドも変わりますし
黒土って投げる時にボールが滑るんですよね。
「慣れ」は染み付いてなかなか抜けない頑固な油汚れみたいなものでしょう。
ちょっとの経験では「慣れ」には勝てません。
明るい昼間から暗いナイター
土のグラウンドから芝のグランド
芝のグランドから土のグランド
アルトゥーベ選手のエラーは土グランドのバウンドに慣れていないエラーでしょう。
環境に慣れた方が勝つ。
または
環境に対応できない選手は勝てない。
松井秀喜 カリブを行く
この番組を見ても思いましたが
メジャーを目指して育つ環境と
甲子園を目指して育つ環境
同じに育つわけがありませんね^^
世界と戦うには
違うことを認め
勝つ武器を探して戦う。
私たち日本人の慣れを武器に世界と戦うのもいいですね!
そして、新しい経験をたくさん積み上げて
新しい慣れを育てるのもいいかもしれません^^