あれから5年間考えてきましたが
ここまでの「キレ」をまとめておきます。
始まりはダルビッシュ投手のブログ
2009/04/30 成長の意味
「キレ」のあるボールとないボールを、使い分けて投げれるという驚きからスタート。
2009/12/19「投げる」事
・これの投げ方のヒントとして、「ゴルフクラブの3番アイアンと9番アイアンの差」
・それは「角度」ではなく「長さ」であります。
・腕の長さは変えられないけど、使い方によっては変えられるということです。
「キレ」のヒントは3つ(*^_^*)
2010/04/18「ノビ」と「キレ」の違いについてのツイート
・「ノビ」→限りなく真っ直ぐに近い軌道で来る。
・「キレ」→体感速度が球速表示より早い。
「ノビ」と「キレ」この二つは同じではないヒント。
その後、「ノビ」はボールの回転数と回転角度、初速や終速などが図れるPITCH F/Xで数値化されていることがわかる。ピッチャーの投げるリリースポイントの位置、バッターが打つ打球速度や角度、飛距離までわかる。
Vertical Movement VMov(上下の変動)←ノビの数値
Horizontal Movement HMov(左右の変動)
2014/12/23.24報道ステーション
【キレのある球を投げるには】
・体の中心を軸にして投げる
・末端は脱力した状態
・(トレーニングして)もっと強くなっていくと自由な動きができる。
ここまでをまとめると
2011/02/28ダルビッシュが語るピッチングにおいて最も重要なこと
ここでのコメントも重なってくる。
肩から指までを使った(3番アイアン)の投げ方
・指先の末端に力が入る。
・ケガ故障をしやすい。
・バッターから見やすいので当てられる。
・ただし、この投げ方でも速い球は投げれる。
肩から指先までの短いクラブ(9番アイアン)でも
腕の長さは変えられないけど、使い方によっては変えられる。
・末端(指先・腕)を脱力して体の中心を軸として投げる。
・体に近い位置からボールが出てくるのでバッターは見づらい。
・故障しにくい。
・体を自由に動かせるトレーニングが必要。
2人の投げ方はとても良く似ていますが
ダルビッシュ投手のコメント後だからでしょうが
リリースポイントがダルビッシュ投手の方が体に近い
大谷投手の方がリリースが遠い
末端に力が入ってるように見えます。
本当はこのリリースポイントをPITCH F/Xで見れるといいですね。
ここまでがまとめですがお楽しみはつづきます^^
どうしたら脱力できるか
脱力と軸が育ちやすいトレーニングはあるのか?
まだまだ考えることだらけです。
例えばですこの二枚の写真
どちらが脱力できるのか?
微妙な瞬間の写真ですが、ボールの向いてる方向、手首が向いてる方向が違います。
大谷投手はボールをセンターに向けて
ダルビッシュ投手はショートぐらいにボールを向けてます。
どちらが緊張してリラックスするのかは人それぞれでしょうが
トップの位置では力は入れたくありません。
脱力するためには、脱力したい筋肉を育て、自由に動かせる能力が必要なのでしょう。
力の無い非力な小学生が脱力しても、それはただの無力です。
小学生に適した脱力とはどんな動作か。
まだまだ考えることだらけです。
しかし
休もうと思っても考えって止まりませんね^^