ソフトバンクホークス優勝おめでとうございます!
三軍まで作り若い選手を競わせて伸ばす
・育成
必要な選手はいくらでもいいから獲得する
・補強
そしてもう一つ、ここがすごいのかもしれません。
・現場
第三戦 阪神の先発は藤浪投手。
一回の裏 内川選手のセンターオーバー先制タイムリーヒット。
アウトコース低目にコントロールされた142km/hのカットボール。
1回裏の第一打席でここまでしっかり打てるということは、
カットボールと分かって狙って打ったのか
それとも、
150km/hのストレートを狙いながら
142km/hのカットボールに対応したのか・・・
ここでソフトバンク社長の一言が頭に浮かびました。
「若手が競争しないといけない。越えなければならないバーが高いほどその人は伸びる。毎年補強したい理由はそこ。だから24時間野球漬けになる環境が必要で、うちのテクノロジーを駆使したシステムもつくりたい。ロッテ唐川のように、うちが打てない投手と同じ球筋を投げるマシン。完全バーチャルならいいクオリティーでできると思う」
これは私の想像ですが
藤浪投手のバーチャルマシンで練習をしてたんじゃないか?
藤浪君の球種分析はこちら
ストレート54.52%
カットボール27.06%
二つ合わせて約80%と分かりやすいピッチャー。
立ち上がりはこの二つの球種を整えてくる、はず。
狙いを絞りやすいですよね。
さらにバーチャルマシンで150km/hのストレートと142km/hのカットボールを練習。
ストレートをコンパクトに待ち、カットボールなら腕を伸ばすだけ。
この二つの球種は意外と打ちやすい組み合わせだったかもしれません。
第二戦は1点 能見
第三戦も1点 藤浪
第四戦は2点 岩田
この藤浪投手対策と同じように
初回に先制点を奪ってるのは偶然ではなく、
現場の力、計算通りだったのではないでしょうか。
反対に阪神は、
初回に点をとった試合はありませんでした。
負けは組織の負け
組織とは 育成・補強・現場
2014年は優勝にふさわしいチームだった思います。
「マクロな視点で見るとうちが強くなること。他のチームが打倒ソフトバンク、ファンもアンチ・ソフトバンクになるのです。V9時代は学校にいくと『俺はアンチ巨人だ』と言うわけです。そういうファンが存在したのはすごいこと」
ここまで言える球団社長はすごいですね。