2013年03月29日

ワンアウト

ノーアウトは大切に!
ツーアウトは思い切って!

などなど、監督さんはいろいろ教えてくれますが

では

ワンアウトは?

サッと答えがでない選手が多いと思います。

つまり

ここに迷いが出やすい。

ここがメンタルを狂わしやすい場面。

例えばワンストライクとツーストライクの違い。
ツーストライクは慎重になってコツコツミートしてくるから、
バットの芯を外させてゴロを打たせるダブルプレーが取りにくい。
ワンストライクは思い切ってバットを振ってくるから、
詰まらせて泳がせてダブルプレーを取りやすい。

ストライクカウントには、
このようなワンストライクのセオリーがあります。



一つの考え方として、

ノーアウトでやってる練習をワンアウトでやればいい。
ツーアウトでやってる練習をワンアウトでやればいい。

単純にわかりやすい方針だと思います


ワンアウトの攻撃はスリーアウトまで、あと二人バッターボックスに立てます。
しかし、ワンアウトはゲッツーがあります。
一塁、一二塁、一三塁、満塁。
あと二人打てる可能性があるのに、
ダブルプレーだと一人で終わってしまい可能性が潰れてしまいます。

ワンアウトは迷いやすいケースです。

迷う選手にはつなぐ意識を。

ワンアウトでも送りバントで次の打者につなぐ、
迷う選手にはつなぐ意識を持たせると、
急に流れが変わるケースもあります。

ワンアウトは野球の攻撃全てが考えられます。
バント、盗塁、エンドランなどなど
たくさんの攻撃があるからこそ悩むでしょうが、
それが楽しみに変えてげなければとも思います。


ワンアウトのアプローチ

その選手の個性(得意技)を最大限に引き出す攻撃。

これが今の私の答えかな(*´∀`*)



posted by metoo at 10:21| 千葉 🌁| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

WBCで気になった点

第三回WBCが終わってしまいました。
残念ながら三連覇はなりませんでしたが、
今まで以上に日本のプロ野球が楽しくなりました!


この大会で気になった点。
いくつかあるのでメモしておきます。


・スイッチヒッター万歳\(^o^)/
・ショートは内野手万能じゃない。
・イチロージャパン、阿部ジャパン、個人のチーム作りはやめよう。
・キャッチャーミットを動かして捕球するとストライクゾーンが変わるぞ。
・先発投手が多すぎる。中継ぎ、抑えのプロを育てよう。
・ギャンブルより送りバント。
・WBCに出たければ、四年間毎日WBC球をさわっておけ!
・試合中に修正できる能力、試合中に発見できる能力、いくつもの自分を使い分けれる選手だけが戦える。
・日本は左のサイドスローに弱い。
・エルボーガードとかサポーターと着用したいのはわかるけど、だったらインコース避けるな!
・韓国、中国には強気だけど、戦う前からアメリカって聞くと怖気ついてしまう、メジャーって聞くと負けを認めてお手上げ、サッカーにも野球にも感じる。

ちょっと同じ意味もありますが、またブログのネタにしようと思います。





posted by metoo at 10:51| 千葉 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

プロレスvs相撲

異種格闘技 いや 異種野球大会が終わってしまいましたね^^

同じ競技の様で、違ったスタイルで戦う国際大会。
とても興奮した、四年に一度の大会でした。

日本の強さはどう海外は見ていたのでしょうか?
プエルトリコのロドリゲス監督のコメント
「日本の連覇には理由がある。試合を熟知し、小さなことを大切にしながら戦う。攻撃でも守備でも簡単にはミスをしてくれないだろう。われわれは完璧な試合をするしかない。投手はストライクゾーンを攻め、攻撃では積極的に次の塁を狙う」

小さなことを大切にする。
スモールを大切にする。それが日本の強さとあらためて感じました。

次の国際大会はプレミア12という新しい大会が2015年日本で開かれます。

その前に
U-21世界野球選手権大会
21歳以下の世界大会もあります。

U-18ワールド・ベースボール・クラシック
18歳以下のワールドベースボールクラッシクもあります。

今から日本の野球は

プロレスへ進むのか?

それとも

相撲へ進むのか?

もう一度、どの方向の野球を目指すか見つめなおす時期です。

個人的には

日本の野球をもっともっと極めていって欲しい。

どの国も真似できない日本野球スタイルをもっと磨きあげて欲しい。

それは高校野球という世界遺産があるからです。

高校野球こそ、日本野球の原点だと今大会わかりました。


そしてプロ野球は、
今まで以上に、
ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラ、ブラジル
中南米に足を運ぶようになるでしょう。

残念だけど、日本野球は海外にはあまり出たがりません。
その代り、海外からいい選手をたくさん迎え入れたいですね。



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台湾の王健民投手
日本ハムの大谷選手
目の輝きが似てますね!
好きだなあ!この目!


試合が終わった後、
マウンドで円になって挨拶する台湾の姿が印象的でした。


2013.03.07 朝日新聞 台灣代表投打分析 - 工藤公康

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高速シンカーの握りと投げ方です。
ツーシームで握って押し込むなんですね。



終わってみると
第三回WBCは、
第四回WBCへ向けて
坂本と中田の土台作りのような大会でした。

この二人についてはまた後日^^
posted by metoo at 10:28| 千葉 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

野球はツーアウトから

チーム12345678910
日本00000002114
台湾00101001003

<WBC:日本4−3台湾>◇8日◇2次ラウンド1組◇1回戦◇東京ドーム


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印象に残ったのは9回表の鳥谷選手の盗塁。

と同時に思い出したのが

原監督の原点という言葉。


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今日の『報道ステーション』に、原辰徳巨人監督が出演していた。
そして彼いわく、“1点ビハインドで迎えた9回二死走者一塁の場面での盗塁こそ、野球の作戦の原点”と言い切っていた。

彼が東海大相模の選手として出場した甲子園の全国大会で、当時チームの監督だった原貢氏(原辰徳の父)がそのような作戦を取ったことがあるというのだ。
(制作者が調べたところ、1974年の大会でのことのようだ。2回戦・東海大相模3x−2土浦日大:延長16回の試合での出来事らしい。この大会、東海大相模は準々決勝で定岡のいた鹿児島実業に4−5で敗退)
2005-12-01
I love stadiums観戦記さんより
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この番組を私も見ていて
「9回二死一塁は盗塁なんだ」
「この場面で100%決める盗塁練習をしなければ」
そう記憶したのを覚えています。(覚えてるだけですが)



1974年
第56回全国高校野球選手権大会 二回戦
東海大相模 3―2 土浦日大
この試合、9回裏の一点は二死一塁からの盗塁からだったそうです。

今から40年も前に、
9回二死一塁盗塁が原点
高校野球の指導者が考えていたということです。


野球はツーアウトから

ではなく

野球はツーアウトからの盗塁

盗塁失敗でスリーアウト試合終了かもしれませんが

盗塁が成功すれば、バッターは長打狙いではなく単打狙いに切り替えられて一点につながりやすくなります。

(やるな、やるな、やるぞ、やるぞ、やった!決まった!!!)

鳥谷選手の盗塁が決まった瞬間に震え上がりました。


次の試合オランダ戦、先頭バッターの鳥谷選手。
目が輝きまくってましたね!
(あっホームラン狙いの目だ、迷いがない、やるぞ、やるぞ、打ったー!)
あの目はイチロー選手かと思いました!ナイスホームラン!



台湾戦9回表の攻撃。

鳥谷選手のあの盗塁。

唇が紫色でした。

次の井端選手も唇が紫色でした。



鳥谷選手31歳が

40年前の盗塁を知っていたかわかりませんが、

もちろんプロですからあの場面の盗塁の意味も知っているでしょう。

40年経っても あの盗塁を成功させる日本。

最後まであきらめない。

奇跡の盗塁

語り継がれる歴史的瞬間でした。



日本の強さの秘密が一つわかりました。

それは高校野球ですね。

高校野球には野球の原点がたくさん詰まっています。

鳥谷選手のあの盗塁は、
負けたら終わりの高校野球から生まれた作戦です。

WBCは国際大会、世界大会なんだけども

少年野球、中学野球、高校野球で教わった野球を見てるようです。

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posted by metoo at 11:00| 千葉 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

すげぇ!

アンパンマン
ウルトラマン
仮面ライダー
松井秀喜

共通点は
・戦う
・強い
・子供(男)が憧れる順番

松井秀喜さんのところは時代によって変わりますが、
日本の男子の多くはこの順番で育ってきたと思います。

絵本の中からテレビ画面に映るヒーローに。
ヒーローはだんだん人間に変わってきます。

「松井秀喜ってすげぇ!」

野球が楽しい
野球が好きだ
野球が上手くなりたい

よりも先に

「松井秀喜ってすげぇ!」

ヒーローを見つける。

子供はヒーローに憧れる特徴があります。


マンチェスターユナイテッドの香川真司がハットトリック!
「香川真司すげぇ!」でもいいでしょう。


では、これを誰が言うか?

最初は子供じゃなくて大人でもいいと思うんです。

親が子供に
「二刀流の大谷選手って知ってるかい?すごいんだぞ!」

子供は大人のマネをしたがります。
大谷選手?えっ誰なんだろう?
興味を持つようになります。


「昨日のWBC、糸井選手のバッティング見たか!すごいなぁ糸井選手!」

子供は背伸びをしたがります。
次は糸井選手?えっ誰なんだろう?
もう一歩先に進みたくなります。


大人は「すげぇ!」この言葉をどんどん子供に伝えていきましょう。

「いいね!」じゃなくて「すげぇ!」を使いましょう!

誰もが出来る、野球の底辺を広げる活動につながるでしょう。



野球が楽しいことを伝えるのはなかなか難しいかもしれない。

伝える と 伝わる 

伝えることが出来なければ、
伝わる方法もある。


私が好きな書道家のひとり、
武田双雲さんの一言をマネしてみました。
悩み相談【 体育教師。子供に体育の楽しさが伝わらない】


昨日のWBC見たかい?

「井端選手の右打ちってすげぇ!」

そこまでマニアックな小学生がいるとちょっと悩むなぁ^^


posted by metoo at 09:29| 千葉 🌁| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

バーン

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いや〜楽しいですね!うれしいですね!

ジャパンの野球が見れるだけで
もう興奮しっぱなしですね!


赤勝て!白勝て!

運動会のメインイベント
紅白対抗リレーの応援を思い出します。

たかが運動会ですが
一生懸命になって走る姿に心を奪われ
こちらも
一生懸命になって応援したくなる。

WBCと紅白リレー、
どこか同じムードを、スポーツの原点を感じています。

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バーン!いいですね^^

WBCを見た子供たちがばーんを真似してるのがもっといいですね!


これからキューバとの死闘が待ってます。

二次ラウンド
台湾、オランダ、韓国、オーストラリアのどこかと
ドキドキハラハラの戦いが待ってます。

準決勝と決勝のアメリカに渡れば、
より一層、三連覇へのプレッシャーの中で
最後の戦が待ってます。


「本当に お前さん達はね〜〜〜」

「強いサムライになった!!!」

日本が一つになる、あの感動を目指して応援します!


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posted by metoo at 12:16| 千葉 ☔| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

梅と開幕

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まだわずかですが、
小さな梅が咲いていました。

梅の開花と共に
日の丸が動き始めます。

いよいよ3月2日
第三回WBCが開幕。

Japanのユニフォームを来て
四年ぶりに流れる

「君が代」

うおおおおおお↑↑↑↑

興奮してきました!

熱くなってきました!

四年も待ちましたからね!


さあ!楽しもう!!(^^)!
posted by metoo at 17:48| 千葉 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

感動のシーンから



WBC二連覇、イチローセンター前ヒット。
あの時の感動を思い出しますねえ〜

この動画を見るたびにちょっと考えさせられることがあります。

・岩村を二塁に行かせたこと?
・二三塁でイチローを敬遠しなかったこと?
・外野手の守備位置?
思いつくところはたくさんありますが。。。


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ランナー二塁からのセンター前ヒット

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センターからセカンドよりのヒットは
センターからのバックフォーム送球に一塁手が間に合います。

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センターからショートよりのヒットは
センターからのバックフォーム送球に一塁手のカットが間に合いません。
この動画を見てもそうですが、間に合ってないというか動いていませんね^^一塁手も二塁手も。

ランナー二塁からセンター前ヒット。
優先順位は
1)得点を与えないが一番です。
2)次は得点されてもバッターランナーを簡単に二塁へ行かせない。

最高のプレーは、
得点を与えずに
ランナーを三塁が残し、
バッターランナーも一塁に残すこと。

最低なプレーは
得点を取られて
バッターランナーが二塁に進まれること。

最高と最低を考えると、
守るのはホームベースと二塁ベース。
がら空きにして良いのは一塁ベースと三塁ベース。

三塁ベースにサードがいる必要はありません。一塁ベースにもファーストがいる必要はありません。つまりカットマンは二人いて良い条件になります。センターからの送球がサードにそれたらサードがカットしてバックフォームアウト。ファースト側にそれたらファーストがカットしてバックフォーム。どちらもバッターランナーは二塁へ進めません。カットマンをファースト一人だけに任せてプレーに間に合わないケース、送球に届かないケースなどが最低のプレーにつながりやすいです。一つのカットプレーが安定するだけで選択できるプレーが広がります。

(センター前ヒットだからファーストカットでしょ?)
監督やコーチに教わった通りに考えて行動してる選手がたくさんいるでしょう。実際にファーストカットで正しい時もありますが、正しいプレーでもミスが起きやすいプレーもあるので、より良いプレーを考えてみようということです。

「もしこんなプレーをしていれば、一つの塁を守れたかも?」

こういう小さなプレーを考えるのが
スモールベースボールの原点だと思うからです。

疑問に思い、仮定から始まる、
気が付くっていうのは「もし」「かも」「たら」「れば」がきっかけでしょう。
スモールのスタート地点は「もし」「かも」「たら」「れば」
「もし」「かも」「たら」「れば」という疑問や仮定から始まり根拠が作り出される。

面白いですね(^0^)/


日本ハムのプレーと西武のプレーの違いがよくわかります。

ボールが動けばランナーは動く。
ランナーが動けばアウトを狙える。
日本ハムはファーストの稲葉選手が全力で走ってカットに入り、
セカンドの田中賢介選手が一塁へ全力で走ってアウトを狙う。
ツーアウトだからランナーが一二塁だからというのもありますが、
「もし」「かも」「たら」「れば」を想定して田中賢介選手はプレーしてますね。
posted by metoo at 11:58| 千葉 | 日記 | 更新情報をチェックする