「次の打席はもっとフルスイングずるぞ!」
「しっかりタイミングをとって打とう!」
バッターボックスで迷わせるのは最も良くないことです。
気持ちよくバッターボックスに立たせてあげるためには、
ネクストバッターサークルやベンチにいる段階で指示を出してあげたいですね。
さて、どこに意識を集中してるのか?と考えたとき、
リラックスやフルスイング、タイミングなどは、
自分の“中”に向けての意識だと思います。
この“中”への意識ではなく“外”への意識に変えてみる。
ピッチャーが投げたボールに意識を集中させる。
それが4つのアプローチ
2009/10/18 楽天の強さ
【A型】特にヤマを張らず、直球に重点を置きながら変化球にも対応しようとするタイプ。
【B型】内角球か外角球か、狙う球のコースをどちらかに絞り込むタイプ。
【C型】打つ方向を、右方向か左方向かに決めるタイプ。
【D型】直球か変化球か、球種にヤマを張るタイプ。
少年野球シーズンも終わりに近づく秋は、
とんでもなく速い球を投げるタイプ
とんでもなく緩急を上手に使うタイプ
二つの完成度の高い投手が対戦相手に増えてきます。
自分の型ばかりに意識を集中させていると、
何も出来ずに試合が終わってしまいます。
秋からは対戦相手のボールに意識を集中させないと全く話になりません。
その為の準備が夏休みです
速い球の打ち方。
緩い球の打ち方。
インコースの打ち方。
アウトコースの打ち方。
サイドスローの打ち方。
左投手の打ち方。
夏休みから秋に向けての戦いが始まります。
・この投手は剛速球を投げてくるぞ。
速い球だけを狙って(D型)をピッチャー返し(C型)狙いだ!
・この投手は緩急を上手く使ってくるぞ。
速い球を意識しながら、緩い高めに浮いた球を打とう!(A型)
・この投手は球速はないけどコントロールで勝負してくるぞ。
アウトコースをセンター前に意識を置いて、インコースは鋭くフルスイングだ!(B型A型+C型)
ツーストライクまではベルトから上の球を見極めて打つぞ!(B型)
A型 〜しながら
B型 コース
C型 方向
D型 球種
まだまだヘタクソですが、
小学生にも十分できる技術、アプローチです。
その試合が無安打で終わったとしても、
だったら次はこうやってみよう!こういう練習をもっとやってみよう!
失敗から練習へと考えが膨らみやすい。
試合では“外”へ向けた意識が、また練習で“中”に戻ってきます。
型の“中”ではなく、試合で使う“中”が本当に必要な型なんです。
型は常に考えて悩んで作り上げなければいけませんが、
バッターボックスで意識を集中させるのは
ピッチャーが投げたボールだけです。
そこを変化させると
バッティングも進化し始める。 なんてな^^