まっすぐに前を向いて全力で走れる場面。
野球ではいつあるのでしょうか?
まっすぐ前を向いた走る時は
内野ゴロで一塁へ駆け抜ける
タッチアップで次の塁へ走る
他にもあるかもしれませんが、
よく使うのはこの二つくらいでしょうか。
これ以外は、
打球を見ながら走ったり、
ボールを捕りに行きながら走ったり、
下を向きながら
上を向きながら
横を向きながら
後ろを向きながら
前のランナーを確認しながら
次に投げる相手を確認ながら
キャッチャーの位置を確認しながら
何かを見ながら走ることの方が多く、そして重要な走り方と言えるでしょう。
最初の場面、
せんとくん イヤ 如水館の浜田君が打ったセンターへの打球。
9回裏 1-1の同点 ワンアウト二塁 抜ければサヨナラの場面。
能代商センターの吉野君が、打球を見ながら真後ろにダッシュしています。
素晴らしい打球の追い方です。
二塁ランナー如水館の選手も背番号8ですから、
この打球の難しさがわかっていたのでしょう。
ココの判断は、外野手の仕草で見極めるしかありません。
(捕球できる可能性のある打球の追い方)
そう判断してタッチアップに備えたのでしょう。
「The Catch!」とはならず、
残念ながら捕球できませんでしたが、見事な連携でホームタッチアウト!
この打球の追い方を、何度も何度も繰り返し練習したのでしょうね。
最高の成果が発揮できたプレーだと感動しました。
ちょっと大げさですが、
もうまっすぐ前を向いて走る練習なんてしなくてもいいよ!
横向いて上向いて後ろ向いて走る練習だけ、もっとみっちりやろうよ!
それが野球の走り方じゃないの!
なーんて単純に考えたくなるくらい、
「◎◎しながら走る」が大切だと実感しました。
やっぱり甲子園に出場するには、
このくらい走れる外野手じゃなきゃだめなんですね。
打つ、投げる、ばかり注目されてしまいますが、
広い甲子園の右中間、左中間を、
まっすぐ走るスピードと変わらない速さで走り回る、
そんな外野手を見るのも大好きです。
ちなみに、
能代商業高校、
二桁の背番号をつけたベンチメンバー君達。
君達の笑顔が、君達のガッツポーズが、
今年の甲子園で一番輝いていました!
感動をありがとうヽ(´▽`)/
ベンチメンバーの表情がカッコイイ!
あっ、まだ終わってないか( ̄∇ ̄*)