ピッチャーへ返球する時の、
タイミング、送球の速度、リズム
これを『かえし』と私は呼んでいます。
この『かえし』でピッチャーのリズムを作ります。
ピッチャーにとっても、守っている守備からしても、
『かえし』はとても重要なアクセントだと見ています。
高校野球を見ていると、上手な子と、そうでない子、良くわかります。
ダラ〜ンとかえすキャッチャー。
ボールをトップに入れて一度クッと止まってから投げるキャッチャーと、
ノーモーションでスッとかえすキャッチャー
どちらが好みのタイプなどあるかもしれませんね?
ランナーがいない時は、テンポアップで打者を考えさせず、
ランナーがいる時は、ボールをこねたりしてゆっくり間を作り、
ピッチャーのリズムを作ってあげるのもいいでしょう。
私の好みは、習志野高校、皆川君のかえしです。
とてもテンポが速く、ピッチャーとリズムがあっているように見えます。
私が好きじゃないのは巨人の阿部慎之介・・・
モーションが一瞬止まる間がイヤなんですよね。
キャッチャーのリズムで野球をやるな!って言いたくなります(`Д´)
試合全体のリズムをつくる『かえし』
早すぎず遅すぎず、ゲームセットまでのナガレを、上手に作り上げたいですね。