「駆け抜け」と「オーバーラン」を分けてしまってますが、
一塁ベースを“走り越す”と言う意味では同じのようですね。
去年の夏、
少年野球で見ました。
中学野球でも見ました。
まさかと思いましたが、
高校野球でも見ました。
何を見たかというと、
なんでもないセンターフライで、
一塁ベースを「駆け抜け」をしてる選手です。
どのチームにも一人か二人、もしくはもっとたくさんいるかもしれません。
「一塁ベースまでは全力で走ろう!」
指導者の言うことをしっかり守ったのでしょうが、
もし、センターフライを弾いてエラーしてしまったら?
一塁ベースを駆け抜けていたら二塁ベースへのスタートが遅れてしまいます。
一塁ベースを攻略する方法は
@次の塁を100%狙える「オーバーラン」走塁マップ参照
Aオーバーランしながら野手の状態を見ながら判断する「ルック」
B内野手の間を抜けてから膨らんだ走路に切り替える「抜けた」
C内野ゴロ、外野ゴロ、フォースアウトをされないように「駆け抜け」
Dすでに一塁走者いる場合、追い越さないようにしながら判断する「前見て」
他にも考えはあるでしょうが、
どこまでを打者走者に判断させるか。
どこからを一塁ランナーコーチに判断させるか。
どうやって一塁ランナーコーチは打者走者に伝えるか。
チーム状態や、チーム方針などによるでしょう。
次の練習試合、
外野フライで駆け抜けた選手がいたら、
すぐに交代させてみませんか?
「なぜ交代させられたのか?」
このテーマで試合後ミーティング、そして反省練習することが、
この先の試合でいきてくると思います。
ということで、
ベースランニングの練習を見ると、
チームが狙っている走塁の考えがわかっちゃいますねヽ(´▽`)/
2分50秒くらいに宇野選手が大島選手を追い越します。
なんでもかんでも全力で次の塁を狙えばいいというわけではありませんね^^
イチロー選手の足を警戒して、
わざとセカンドフライを落とすプレーです。
守備側のオマー・ビスケル二塁手は
イチロー選手を一塁に残したくなかったのでしょうね。
ちなみに攻撃側はこのケース「追い越せ!」ができます。
セカンドフライが上がって、わざと二塁手が落とした瞬間、
打者走者がイチロー選手を追い越せば、
フォースの状態がなくなりますので
イチロー選手は一塁ベースに戻り、
打者走者が追い越しアウト、
イチロー選手が一塁に残れます。
そんな練習をしてる大学の話がありましたね^^