少年野球の指導者になった頃、
ダウンスイング、アッパースイング、レベルスイング
「どういったスイングがいいのだろう?」
子供達のバットスイングについて立ち止まって悩むことがありました。
あれから何年たったか覚えていませんが、
今一度 レベルスイングについて私の考えを書いておこうと思います。
まず
レベル【level】ってどんな意味でしょうか?
1 水準。質的あるいは数値的に全体としてどの程度の高さにあるかとみたときの、その高低の度合い。「―が高い」
2 段階。「事務―での折衝」
3 水平。また、水平面。水平線。「シー―」
4 水準器。また、水準儀。「―測量」
この中から選ぶとしたら、
3の“水平”が多いかもしれません。
右肩と左肩を伸ばした線など、体に対して
地面に対して平行になど、地球に対して
何かに対してレベルな状態をイメージしてると思います。
その前に、ダウンでもアッパーでもレベルでも、
何がしたいのか?を確かめておくと、
レベルスイングがしたいわけではなく、
1)バットをボールに正確にぶつけたい
2)そのボールを遠くに強く飛ばしたい
まずは、ボールとバットが当たらない子を打てるようにしてあげたい。
その確立をあげて、ヒット、ホームランと強い打球を打てるようにしてあげたい。
子供達にヒット、ホームランを打ってもらうにはどうしらいいか?
どんなヒット、スイングをしたらホームランが打てるのか?
それが本当の意味の 「レベル(標準)スイング」 ではないでしょうか?
つまり3の“水平”の意味ではなく、
1の水準(標準)の意味が、
レベルスイングの意味だと私は考えています。
では水準・標準とはどんなスイングか?
1)バットをボールに正確にぶつけ
たいられるスイング
2)そのボールを遠くに強く飛ば
したいせるスイング
これを叶えてあげられるのがどんなスイングでしょうか。
もう一度、頭を整理して考えます。
何を打つのか? → ボール
何で打つのか? → バット
どこを打つのか → ボールの中心
どこで打つのか? → バットの芯
ボールの中心の軌道とバットの芯の軌道を同じにするスイング
ボールの軌道がレベルスイングこれをレベルスイング(水準・標準スイング)と私は考えることにしました。

横から見たボールの軌道とバットの軌道

上から見たボールの軌道とバットの軌道
もともとダウンとかアッパーとかレベルとか、
人から人へ、伝わりやすく、覚えやすく、わかりやすく
昔の指導者がどこかから作り出した言葉なのでしょうが、
今でもその言葉が子供達に伝わりやすいのであれば、
私はどんどん使っていいと思います。
ボールの“軌道”とはボールの“線”と言った方が伝わりやすいかもしれません。
線と線などと昔から言われてますからね。
また、何がレベル(水準・標準)かは、今後も変わっていくでしょう。
昔のことが今になって変わったり、
昔のことを今になって見直したり、
いろんなことを求め続けるのは大切ですが、
私もそろそろ「ぶれない指導」を一つでも作ろうかな?などと考え始めましたヽ(´▽`)/
posted by metoo at 12:03| 千葉 ☁|
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