2010年10月16日

意識

ピッチャーとバッターの戦い。

いいピッチャーはバッターの「意識」を料理しているように思いました。


「頭の中に意識があっても体が反応してしまう」

例えば

ストレートを引き付けて待ちながら、
ゆるいカーブやスライダーに対応しようと意識していても、
インコースへズバッときたストレートに反応できず見逃し三振してしまう。

ストレート、変化球の2つに意識には反応できるが、
3つ目のインコース。
コースの意識までにはプロでも反応できない時があると、
クライマックス ファイナル第二戦 
千葉ロッテvsソフトバンクに感じました。


「引き付けて打つ」だけの意識だとアプローチしやすいのでしょうが、
今日のストレートは伸びてる。
今日のスライダーはキレてる。
今日はコントロール抜群。
相手を過剰評価してしまったり、
前の打席の凡打したイメージを引きずってしまったり、
複数の意識が頭にあると雑念となってしまい、
本来のアプローチを崩してしまう。

そんなロッテ打線に見えました。


もちろんロッテ打線に雑念を吹き込んだのは和田投手。

丁寧にコースを投げ分けながら、
ストレート、コースに意識を向けた打者には、ボールになるスライダー。
引き付けて逆方向へ打ちたい打者には、インコースズバッとで見送り三振。
キャッチャーの観察力によるリードも良かったと思いますが、
打者の意識をうまく料理してるなあと感じました。



で。。。。。


ちょっと予想を立ててみたんです^^


キレのあるストレート キレのないストレート


「意識」と「キレ」


何か関係あるのかな?^^
posted by metoo at 02:02| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする