第三打席の初球を見逃し「ストライク」
ここで監督さんが立ち上がり、
「代打!◎◎行け!」(◎◎は私です)
ワンストライクから、代打で中学時代始めてのバッターボックスに私は立ちました。
初球をファールしてツーストライクに追い込まれました。
この時、頭の中はレフトオーバーしかありません。
ストレートだろうが変化球だろうが、
レフトオーバーしか考えていませんでした。
2球目、インハイのボール球、ボールの中心を打ってしまいドライブがかかったライナーでレフト前ヒット。記念すべき初打席を代打ホームランで飾ろうと計画していたのですが、残念ながら記録はヒットとなりました。これが中学一年秋の練習試合でした。
その頃は二年生の先輩がたくさんいたので試合に出れず、打ちたくて打ちたくてしょうがないので、駆け引きなど全く知らず何も考えず初球を必ず打っていました。
ベンチでは打ちたい気持ちを抑えてバットを握らず、というか後輩が素振りなんてしてると怒られるので、なるべくブルペンキャッチャーで先輩の投球を受けて、投球練習で代打の時の目慣らしをしていました。攻撃になると急いで円陣に戻りいつでも代打にいける目を監督さんにみせて、
(はやくオレを使えよ!このジジィ!)←そういう時代でしたので^^
そのくらいの気持ちで代打の声がかかるのを待っていました。
ずるい考えかもしれませんが、
私はランナーコーチには出ませんでした。
ランナーコーチに出てしまうと代打で使ってもらえないと思っていたからです。
それは、ランナーコーチは代走がするもの。
牽制のクセやランナーに出た時のイメージがしやすいですから、
自分よりも足の速い選手がランナーコーチ。
その頃の私はそう考えていたからです。
あれから約25年後
レギュラーで試合に出てる選手よりと同じように、
ベンチにいる選手にも気を使う性格です。
(はやくオレを使えよ!このオニイサン!)←まだジジィとは呼ばせません^^
あの頃の私と逆の立場で、
そんな目をした選手を探していましたが、
なかなかいませんでした^^
代打はブルペンキャッチャー
代走は一塁ランナーコーチ
途中から試合に入りやすいように、
できるだけの準備はしてあげたいと思っています。
代打にサイン無し!
一球でゲームを決めるべし!
ガンバレ!ベンチスタート組!ヽ(´▽`)/