2010年01月24日

ピッチャーがグラブを使う目的

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ピッチャーのグラブの使い方ですが、
*グラブを握る、押し潰す
*グラブを強く引き付ける、巻きつける

いろいろ言われてますが、
指導者によっていろいろな指導方法があるでしょう。


しかし、グラブを何の目的で使うか?

使い方というよりも、目的の方が大事だと思っています。


投球動作を見てみると(右投手)
踏み出す足を高く上げてから下半身の左回転が始まります。
その後に上半身の回転が始まります。
この上半身の回転は、グラブの回転(前腕の回外)から始まります。



グラブを使う1つ目に大切な目的のは、
グラブを上げる時間です。

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グラブをどこに上げるか?どのように突き出すのか?

ここまでの時間がとても大切です。

「グラブを上げる時間」=「体重移動の時間」

このグラブを上げる時間が、

体重移動の時間だからです。

いくら歩幅を広げて体重移動をしようとしても、

この時間を作らないと移動できません。
(まだクイックなど教えていない子のケースです)


上の赤いグラブの絵は、

グラブを上に上げてから、下、上と上げて時間を作っています。

グローブの使い方「上、下、上」2006/03/06


下の青いグラブの絵は、グラブを出す距離が短いですから、
体重移動できる時間も短くなってしまいます。


2つ目に大切な目的は、

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「グラブを引き寄せる時間」=「腕が加速する時間」
もしくは、小さな子供達にはひじが上がる時間とも言えるでしょう。

赤いグラブ:高く上げる選手は、まずひじが上がる時間が作れます。
ひじが上がる時間があるから腕がしなるような動きが作れます。

青いグラブ:グラブを上げない選手はひじが上がる時間がありません。

上がらない腕を無理して投げようとするから、
頭を一塁側に倒れすように投げます。
体重移動が後ろ足に残りますから、
リリースポイントが早くなり、
ボールに体重が乗らない、
コントロールも定まらない、
肩、ひじの故障につながりやすくなります。



これらの時間のコントロールを子供に伝えても、
理解できる子、
なかなか伝わらない子がいます。
それと、まだ動かない筋肉と神経を持つ子がいます。


そんな子には、


上がらないなら最初から上げてしまおう!

そこから筋肉と神経は育っていくのではないだろうか?

という考えで

バンザイ投げとなりました^^



1月24日 今夜7時からテレビ朝日で
速報!スポーツLIVE」で菊池雄星投手が出演します。

古田さんが菊池投手を解説しますので楽しみです^^

個人的にはグラブをどうやって使っているか?
なぜ腕はしなるように使えるのか?
注目してみようと思います!


posted by metoo at 13:38| 千葉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

なぜ遠投がいけないのか?

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硬球の重量141.7-148.8gの間に公認野球規則で決められています。



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量りを手で持った状態から

グッと持ち上げてみると一瞬だけ254g(+106g)

スッと落としてみると一瞬だけ84g(−64g)

当然ですがボールの重さが変化しました。
(計測した重さは適当です)




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遠投は、

下から上に持ち上げるポイントでリリースしてしまい、

ボールを重たく使ってしまいます。

上から下に投げ下ろすリリースポイントでしたら、

持ち上げる投げ方よりも、

ボールを軽く使えるといことでしょう。


以前、ブログで書いたことですが、

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重たくボールを使っているのはどちらか?




どれだけひじが高く上がっていようが、

リリースポイントを間違えてしまうと、

ボールを重たく使ってしまう。



「野球の試合で80mの遠投は使わないから」
遠投する練習は必要ない。
ある番組で古田さんが仰っていました。

これも一つの理由でしょうが、

「ボールを重たく使わせたくないから」

ひじ痛の原因はまだまだたくさんあるでしょうが、

私はこのような理由もあると考えています。

posted by metoo at 00:00| 千葉 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | ひじ痛 | 更新情報をチェックする