たしかに褒めることによってやる気を出し、
どんどんトレーニングや勉強を積み重ねて、
能力が高まることも大切だと思います。
しかし・・・どこか「考え方」が違うなぁ〜と行き詰りました。
褒められて伸びたとしても
叱られて伸びたとしても
誰かが隣にいて見てくれていないと、
誰かのおかげでしか子供は伸びないと思ったからです。
子供が自分からやる気になるにはどうしたらいいのだろう?
褒めると叱る
どちらも大切だと思いますが、
自分から学びたい
自分からもっと練習したい
楽しいから勝ちたいから夢を叶えたいから
どうしたら自分から進み始めてくれるのだろう?
この「やる気スイッチ」さえ入れてしまえば
あとは自分から自然に伸びて行ってくれる。
こっちの方が目的なんだよなぁ〜と思ったからです。
ネットをぐるぐる回っていると一つの言葉が気になりました。
【自己啓発】
本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。
今の私の目的にはぴったりの言葉でした^^
褒めたり叱ったりすることの本当の目的は、
子供を自己啓発の方向へ進めたいからではないか?
子供が自己啓発する。
とても難しいことです。
しかし子供は生まれながらに持っている能力でもあると思います。
そこで先日の仕事帰りに本屋さんに行って、
自己啓発のコーナーで2時間くらい立ち読みして来ました^^
いろんな良い話が見つかりました。
その中で今日からでも出来る内容に目が留まりました。
* 今日出来たことを1つでいいから日記に書く
元気良く挨拶ができた
大きな声で返事ができた
目覚まし時計で自分から起きれた
どんな些細なことでもいいから「今日できた」ことを日記に書く。
* 今日誰かの役に立ったことを1つだけ日記に書く
友達のバットをきれいに並べた
トイレを掃除した
グランドのごみを拾った
自分から役に立とうとした「今日できた」ことを日記に書く。
反省ばかりを書くのではなく「自分ができた」ことを「自分で認める」気持ちがまずは大切なのだそうです。
自分にもできることがたくさんある、
それが大きな自信になるのですね。
本屋で一冊の本を買って帰りました。
イチロー選手の名言集のようは文庫本です。
息子は自分から読みたい本などを買ったことがありません。
イチロー選手の本だったら読むだろうなぁ〜と思って、
「一日に2ページでいいから読んでごらん」と渡しました。
もし一日に2ページ読むことが「できた」のであれば、
毎日続けて読むことが「できた」につながり、
一冊の本を読むことが「できた」になり、
自分から読みたい本を探すようになるかもしれません。
ちょっと簡単に考えすぎかもしれませんが、
わずか2ページのきっかけでも
自分から読みたい、学びたい、自分を変えたい、
自己啓発に繋がるのでは?と考えました。
褒めて伸ばす
叱って伸ばす
本当にそれだけで人の考え方は変えられるの?
「褒めると叱るから自己啓発へ」
私の考えはちょっと方向が変わってきてしまいました^^
ホームランを打たせることよりも、
もっと難しくて大切なことは
「ホームランを打ちたい!」
監督、コーチ、親から言わされるのではなく、
子供が自分から言ってもらうことでしょうヽ(´▽`)/