
ゴルフ、テニス、野球
ボールを打つ競技を比べてみました。
◆ゴルフ
ボールとのタイミング☆☆☆
打球の速さ(距離)★★☆
正確な打球★★★
ゴルフは約250m先のフェアウェイ30mくらいの幅にボールを飛ばします。
もしフェアウェイを外れたらOBですから、
飛距離よりも正確な打球を求められると思います。
止まっているボールを打ちますから、
ボールとのタイミングはありません。
◆テニス
ボールとのタイミング★★★
打球の速さ(距離)★☆☆
正確な打球★★★
テニスは動いているボールを打ち返しますから、
向かってくるボールとのタイミングが大切だと思います。
11.89m先のネットから23.77mまでの相手コートに打ち返さなければアウトですから、正確な打球も必要でしょう。
ボールを鋭く打ち返せば相手が打ち返せませんが、相手コートの中に入らなければ負けですから、打球の速さは★一つにしました。
◆野球
ボールとのタイミング★★★
打球の速さ(距離)★★☆
正確な打球★☆☆
まず野球はどこに打ち返せばいいのか?
ピッチャーが投げたボールをフェアゾーンの90度に打ち返すのか?
と考えてしまうより、
野球は360度、どこへ打ち返していいんですよね。
ファールは何球打ってもかまいませんし、
ただし、ノーバウンドで相手に捕球されたらアウト。
正確な打球の重要性は★一つとしました。
野球はホームランがあります。
強く遠くへ飛ばす鋭い打球を打つことも大切です。
どれだけ鋭い打球を打っても野手にノーバウンドで捕球されたらアウトですが、
鋭い打球を打てれば、野手の間を抜けるヒットも生まれますので★二つにしました。
では、どうしたら鋭い打球が打てるか?
やっぱり動いているボールを打つタイミングなんですよね!
タイミングが合わせられるから、鋭い打球が打てるのでしょう!
「こらっ!もっとフルスイングしろ!」
「野球はフルスイングだ!」
「バッティングはフルスイングしてなんぼだ!」
なんてよく耳にします、
「ではフルスイングするには何が大切なんですか?」
と考えなければいけないと思います。
フルスイングできていない子は、
タイミングがとれていない子です。
フルスイングできる子は、
タイミングを合わせるのが上手な子です。
◎素振り
◎バッティングセンター
◎実戦
この3つのフルスイングが同じでなければ、
それは無意味な練習・・・となってしまいます。
指導者はよくスイングを直したがります。
本当にスイングを直せばフルスイングできるのでしょうか?
「バットを短く持て!」
(この子は振り遅れるだろう、だから最初からバットを短く持たせよう)
「バッターボックスの後ろに立て!」
(この子は振り遅れるだろう、だから最初からバッターボックスの後ろに立たせよう)
タイミングの取り方を教えることができるならば
こういう言葉ってなくなると考えています。
子供達にフルスイングさせるにはタイミング。
(学童野球はストレートしかありませんから)
ではタイミングってどうやって教えたらいいんだろう?
となるわけでして
まだまだ野球は進化し続けそうです。
つづきはいつかヽ(´ー`)ノ