私がよく使う、教え方、伝え方なのですが、
何かと何かを比べながら、
何か1つを見つけてもらう、
気がついてもらう指導方法です。
単純な方法です。
例えば「すべるボール」
WBCやオリンピックで「すべるボール」にピッチャーは悩まされました。
もっとすべるボール>WBCのボール>すべらないボール
3つを使って練習すれば、WBCのボールを上手に使いこなせるのでは?
現に、千葉ロッテ渡辺俊介投手は、
重たいボール>すべるボール>軽いボール
たしか3つのボールを使って練習していました。
きっと違和感に慣れる練習だったのでしょう。
バッティングでも、
重たいバット>普段使うバット>軽いバット
長いバット>普段使うバット>短いバット
いつもとは違う、不安定な道具を使うことによって、
自分の道具をもっと使いこなせるようになるでしょう。
下半身の使い方も、
何かを比べながら自分の身体を使いこなせるようにならないか?
「もっと下半身を使え!」
よく使われる言葉ですが、
なかなか子供には言葉で伝えるのは困難と感じていました。
まずは「下半身を使う」ということが、
どんな意味か知ってもらわなければいけません。
そこで解りやすいのが、
「下半身を使わせないフォーム」です^^
下半身を使う>下半身を使わせない
わざと下半身を使わせないことによって、
「下半身を使うってこういうことか!」と
気がついてもらう方法です。
例えばですが、
どちらかの足だけをバランスボード(柔らかいクッションなど)の上に乗せて、
片足だけバランスの悪い、不安定な状態にさせます。
この状態でしばらく5分くらい、投げたり、打ったりしてみます。
その後すぐに、両足を使って、投げたり、打ったりしてみます。
急に両足が自由に使えるようになったことで、
地球から、地面から、力を伝えてもらう。
しっかりと地面を踏みしめる感覚。
「あ〜!足ってこうやって使えるんだ!」
「足って大切なんだなぁ〜」
使える、使えないの差に気がついてもらう指導方法です。
先日ブログに書きました「ランドセル」も同じ意味でした。
あえてバランスを崩させることで、身体の使い方を知ってもらおう!というのが狙いです。
あまり良くない行為ですが、
バッティングセンターなどで、
息子にバットやボールを後ろの足に踏ませて練習をさせたことがあります。
フォームのバランスを崩した時には
「もっとバランスを崩しちゃえ!」
逆にいい効果が出ることもありました。
(道具を踏み行為は、あまりお勧めできませんが)
政治家と呼ばれる方達も
自分がニートになって気がつくこともあるのかなヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 13:40| 千葉 🌁|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
コーチング
|