
ベスト4が揃いました。
高校野球は野球の進化を楽しめると思っています。
WBCで二連覇したのは「つなぐ野球」
いわゆるパワーにまかせた野球ではなく、
スモールベースボールと呼ばれる「野球」が「ベースボール」を制した。
WBCでみせた「つなぐ野球」の原点は甲子園にあるといってもいいでしょう。
では「つなぐ野球」の進化はないのか?
甲子園で「つなぐ野球」の進化は始まっているのか?
野球で4000チームのトーナメント大会なんてやってるのは日本だけでしょう^^
(少年野球は15000チームですが)
それも1チーム20名、甲子園は18名で。
ベスト4までの戦いを見ていると、
ホームランが例年よりもグッと少ないです。
ホームランを捨てて連打でビックイニングを作るチーム、
高校生でもスライダーをきちんと逆方向へつなぐ高いバッティング技術の進化は見られています。
しかしその反面
少年野球コーチさんが仰るようにエラーが多い、パスボールも多い・・・
また目に見えないエラーもたくさん見えます。
138kのスライダーを投げたり、
ストレートが150kを投げたり、
個人の能力はドンドン上がってきてるのは感じましたが、
ただ打ってただ投げてるような、
サッカーで言えば1対1の個人技のような大会にも見えてしまいます。
また140kを平気で打ち返してしまうバッターを見ていると、
金属バットの限界まで技術はあがってしまってるのかな?
とも考えられます。
ごりマッチョな高校生も少なくなりました。
長打を狙うよりつなぐ野球に徹したチームは、
無駄な筋肉は野球には必要ないと考えたのでしょう。
9月に秋の国体があるんですよね。
高野連が選んだ12チームの戦いですが、
この大会だけ木製でやってみてはどうでしょう?
日米高校野球も木製でチャレンジしてみては?
選ばれたメンバーには次なる挑戦を与えてみても、
決してマイナスにはならないでしょう。
またこの大会で一番疑問に思ったことがあります。
「普通これだけインフルエンザが蔓延したら何か考えるでしょ?」
試合日程を延期するのは費用的に負担がかかり無理なのは解りますけど、
ベンチ入りメンバーを追加で増やしてあげるとか、
簡単に対策は取れると思うんですけど・・・
18人プラス補欠メンバー5人で
大会中ケガ故障が出たらベンチ入りメンバーを変えてもいいとか・・・
ブルペンキャッチャーとかバット引きとか、
ベンチメンバーってやることたくさんあって大変なんですよ!
アルプススタンドにユニフォームを着た選手がたくさんいるのに、
なぜベンチ入り18人にこだわるのか疑問に感じました。
「明日の準決勝からベンチ入り補欠5名を準備しておきなさい!」
インフルエンザが出て、
ベンチ入りが少なくなってしまい負けてしまったチームには申し訳ないんですが、それでもチームは一丸となって残り2試合に挑んでくれると思います。
アルプススタンドにもラストチャンスあり!
応援で踊ってる三年生選手達も、
もっと緊張感が伝わってくるでしょうヽ(´ー`)ノ