
2年前に書いた絵を見つけました。
「オレって面白いなぁ〜」自分で見て笑ってしまいました^^
打つ、投げる、捕るの動作の中で、
私は子供達の頭の位置を注意深く見ています。
体重移動や重心移動という言葉がありますが、
身体の中で一番重たい頭の位置。
頭の位置をどこに置くかで動作はまるっきり変わってくるからです。
また頭の位置で変わってくるのは「アングル」です。
アングルとは、どこでボールを見るか?という意味です。
「目の位置」によって「頭の位置」が決まる。
つまり同じ意味だと考えました。
二年前に息子に質問をしました。
「もしお前が ろくろ首だったら?バッターボックスで打つ時にどこからボールを見たい?」
どこのアングルからボールを見たいか?という質問です。

私は、打つ時はインコース高めに目を置き、
ストライクゾーンを後ろから見たいタイプです。
よくピッチャーが投げたボールを線で捕らえるといいますが、
線を上から見下ろすより、自分に向かってくる線の方が、
キャッチボールと同じで変化しても対応しやすく捕りやすいからです。

ボールを捕る時は、
できるだけ地面に近い位置に目を置き下から見上げるように捕りたいです。
だから重心が低く、腰が落ちてるように見えると思います。
腰を落として捕ろうという意識は私はありません。
「ボールを最後までよく見たい!」
捕るという動作はこれが最も大切と考えています。

投げる時は、
できるだけストライクゾーンを近い位置で見たいです。
近くに見える方が簡単にまとに当てられるからです^^
「上半身」の動作を変えてあげたい時、
「下半身」の使い方を変えるだけで上半身も変わります。
下半身をもっと上手に使えるようには、
「姿勢」を変えるだけで下半身の使い方もガラッと変わります。
今回はもう一つ「アングル」という考え方です。
ボールをどこで見るかによって、
目の位置、頭の位置、重心の位置となり、
目の置く位置によって動作全体を変えてあげることができます。
ボールを見る→どこから見るの?
「目を置く位置」から考える始めると、
「見る」ということを一緒になって考えてあげるだけで、
実は野球って簡単だったりするのかなぁ〜と考えています。
ねっ!子供達との野球の会話の中に
怒鳴り声なんて必要ないでしょ?
あっまた話がそれちゃったヽ(´ー`)ノ
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