2009年07月07日

なぜ怒鳴るのでしょう?

女+又+力=努

女+又+心=怒


努めるという「努」という漢字は「力」
怒るという「怒」という漢字は「心」

「力」「心」がちょこっと変わるだけで、
少年野球ではまるで正反対のように意味が変わってしまいます。


なぜ大人は子供に対して怒鳴るのでしょうか?


よく怒なるシーンが見られるのは、
子供がエラーやミスをした時です。


「なにやってんだ!コラッー(`д´)」


私も罵声怒号タイプでしたので、
7年前5年前を振り返ってみると、
その心境はよーーーく理解できます。





大人が子供を怒鳴りつけるということは、

「この子は(10)できるだろう!」

(お前なら10できる!)子供に対しての愛情

(10できる選手になって欲しい!)子供への期待がありました。


しかし、エラーをした子やミスをした子に対して、

「どうして出来ないんだ!どうして期待を裏切るんだ!」

子供への愛情が、180度反対に変わってしまい、
期待を裏切った憎しみへ変わってしまうからでした。


子供に(10)を期待して(5)の結果かしかでない時、

期待を(5)裏切ったと考えてしまう。

本来(5)しかない能力を、
(10)できる!と高く評価し過ぎてしまっていたから、
感情が高まり、大きな声となってしまいました。

特に「親」という立場で我が子を見ると、
愛情が憎しみに変わってしまう、
とても悲惨な結果でした。

自分の子供だから、私は親だから怒鳴り散らしていい。

そんなルールを勝手に自分で決めていたからだと思います。

グランドに立ち、ユニフォームを着たら
「親」は脱ぎ捨てなければいけませんね。





子供を怒鳴り散らして指導する事は、

とても簡単な事です。

まして、暴力を使って、抑止力を見せ付けて指導する事は、
本当に愚かな人間のすることです。

子供たちは罪を犯したわけではありません。

たかが野球というスポーツで、
ミスをした選手に対して暴力を振るうのは、
これは犯罪です。

電車の中で、街の中で、会社の中で、
もし大人が子供を殴っている場面を見かければ、
すぐに警察を呼びますよね?

どうして指導者と選手だから、

グランドの中だから、

ユニフォームを着てるから、

暴力が許されるのでしょうか?



大きな声を出すということは、
動物で言うと、
自分を大きく見せたいという意思表示もあるでしょう。
臆病な動物ほど大きな声で相手を威嚇するといいます。

人間も同じように、
自信のない人間は大きな声を出したがるのかもしれません。

子供に対して、大人は大きく見せたい。
「オレがお前達を教えてやってるんだ!」
自分を自分で過大評価したいだけでしょう。



「指導力」という『力』のない指導者は、

期待した以上に子供を成長させることはできません。

指導者本人に『力』がないので、

感情が高まり『心』を乱して、

怒鳴り声と一緒に責任を子供に押し付けます。




『力』がなくなると、乱れた『心』が現れる。

『努』と『怒』

そんな意味もあるのかなぁ〜と考えてみましたヽ(´ー`)ノ



我が子が少年野球を卒業して、

指導者という現場から離れて、

過去の自分を見つめなおすと、

見てくることがたくさんありました。



こんな事書いてますけど、
人間として間違った行動をした時、
決められたルールを守らなかったり、
いじめやバットを使って殴ろうとした時など、
大人の抑止力を使ってでも、徹底的に怒鳴り散らします!^^



「笑って楽しく上達する」

これが最も難しい指導方法だと最近考えています。

これからもスマイルベースボールにチャレンジしていきます!
posted by metoo at 15:14| 千葉 ☁| Comment(17) | TrackBack(0) | スマイルベースボール | 更新情報をチェックする

解説者と指導者の違い

子供たちがノックを受けています。

誰かがエラーしました。


エラーした原因を解説すると、

「今のはグローブが上から下へ出てしまいましたね」
「グローブは下から出さないとエラーしてしまいますね」


これはエラーの原因を説明する解説者であって、
指導者が使う言葉ではないと思っています。


エラーした瞬間にだけ

「いつもグラブを下から出せって言ってんだろ!」

解説者の言葉を罵声怒号で言う方。


大きな声で解説することが指導者だ、
勘違いしてませんか?

間違い探しをするだけでは「指導」「コーチ」とは言えません。



「エラーした原因を見つける」

ここまでは子供でも出来ます。

しかし、子供は再び上からグラブを出します。

「どうしたら下からグラブを出せるようになるのだろう?」

ここから考えるのが指導者ではないでしょうか?


「フライを打つな!」

「四球を出すな!ストライクを入れろ!」

「なんだ!そのフライの追い方は!」

「いつも教えてるだろう!なんでできなんだ!」


間違い探しをするのは解説者。

間違いをたくさん経験して成長するのも、
子供も親も大人も同じでしょう。



では、

「グラブを下から出すにはどうしたら良いのか?」

【原因】

*ボールを怖がる
*ボールが見えていない
*バウンドが見えてない



まだ、動くボールを見る眼の神経が発達していないのでは?

大きなボール、サッカーボールなどを使って、
遠近感が分かりやすいようにスタートしてみる。

バウンドの特徴を見つける。
(大きなバウンドは徐々に小さなバウンドになる)

バウンドを理解して、次のバウンドを読めるようになる。

一番難しいバウンドであるショートバウンドを探してみる。

ショートバウンドを狙って捕れるように(触れるように)練習する。

自然とグラブは下から出るクセを身につけてもらう。



「ショートバウンドで遊ぼう」


「ショートバウンドを蹴ってみる」


「わざとショートバウンドで捕る練習」


グラブを下から出してもらう事だけを

一つのエラーを一言の解説で終わるのではなく、
小さな練習を一つ一つ積み重ねてくしかないんですよねヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 13:24| 千葉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
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