2009年06月01日

少年サッカー「コーチの心得」

[少年サッカー]コーチの心得−その1
サッカーは小学校で終わる訳ではない
あせらずに、ゆっくり育てましょう。
1年生は1年生に出来ることしかできないのですから、無理に上級生のサッカーをすることはありません。
同様に、小学校6年生は6年生のサッカーしかできないことを十分頭に入れておくべきです。
大事なのは中学校、高校になってもサッカーを続けてくれる子供を育てることであり、中学・高校になった時に彼らが困らない基礎技術をしっかり身につけさせることです。

[少年サッカー]コーチの心得−その2
ボールに対する技術の90%は小学校時代に習得される。
スキャモンの成長曲線によると、10歳から12歳までで、人間の神経系の発達は(成人の)90%に達します。(一般にこの年代を「ゴールデンエイジ」と呼んでいます)。
つまり、ボールコントロールやボールタッチ等の運動神経に絡む、身体的な技術の大部分がこの時期に生成されるのです。
ですから、この時期(4年から6年生まで)はとにかくボールコントロールを徹底して練習しましょう。
チーム戦術としてのパスワークや理論は中学、高校になってやれば良いのです。
「今」、一番伸びる技術を「今」、取得させてあげましょう。
ちなみに、各年代で伸びが著しい部分は(個人差はありますが)おおよそ以下の通りです。
小学校時代 ・・・技術(運動神経、ボールコントロール)
中学校時代 ・・・体力(持久力)
高校時代  ・・・筋力(力強さ)
ですから、小学校時代に体力トレーニングをする位なら、その時間で技術練習をした方が、よっぽど効果的なのです。
必要最小限の体力トレーニングは必要ですが・・・

[少年サッカー]コーチの心得−その3
試合に勝つことは手段であり、目的ではない。
私達のチームでは、公式戦においては「勝つこと」を目標にして試合に臨んでいます。
しかし、たとえ公式戦であっても、「試合に勝つこと」は子供達が成長してゆく上での一つの「手段」であり「過程」でしかないという事を忘れないで下さい。
「試合に勝つこと」は「目標」にはなりますが「目的」ではありません。
子供達には分からせなくても結構です。
指導者たるコーチが、そういった「勝つことを目標とした試合」においても、それは単なる通過点であり、目的はもっと先にある(子供達を育てる!)のだ、という事を常に意識する必要があります。

[少年サッカー]コーチの心得−その4
子供は誉めて育てること。
叱るだけでは子供は伸びません。
悪い所を指摘して直すより、良い所を誉めて伸ばしましょう。完璧な子供はいる訳がありません。短所を改善するより、長所を伸ばす。
この姿勢で常に子供に接しましょう。
そうすれば、それが自信となり、不得手だったものも上手になるものです。(特に自分の子供に対して!!)
多少運動能力が劣っていても、何か一つ自信をつけさせることにより子供は変わります。
そして、例えばリフティングが3回しかできなかった子供が5回出来るようになったら、しっかり誉めてあげましょう。たとえ、周りの子供達が既に10回以上できていたとしても。

[少年サッカー]コーチの心得−その5
練習を楽しくするのはコーチの役目。
トラップやキックの基礎練習は子供達にとって普通つまらないものです。
そういった、反復練習(基礎練習)をいかに楽しく続けさせることができるかがコーチの「技術」です。学んでいるのは子供達ばかりではありません。
常に回りのコーチ達の考えや発想を学びながら、自分で「楽しい練習」を考えられるコーチが優秀なコーチであると言えます。
人まかせにせず、「自分の発想」でより楽しい練習を考えましょう。
一つの目安として、自分が考えた練習を子供達が休憩時間にもやりたがるようであれば、それは大成功なのです。
「もーやめよーよぉ」という声が出たり、座り込む子供が出たら、それは失敗です。
あなたの考えた練習メニューはどうですか?もっともっと工夫しましょう!

[少年サッカー]コーチの心得−その6
コーチの4段階
 コーチには4つの段階があります。あなたはどの段階ですか?

第1段階・・・お父さんコーチ。自分の子供しか目に入らない。自分の子供に対しては注意が出来るが、他人の子供に対しては遠慮してしまう。叱る時は自分の子供からで自分の子供は絶対誉めない。試合中も自分の子供に対して大声で指示が出てしまう。基本的に自分の子供が好き

第2段階・・・学年コーチ。割と冷静に自分の子供を見れるようになり、良いプレーをすれば自分の子供でも誉められるし、悪い事をすれば他人の子供でも叱れる。特定の学年(ブロック)の全体が見れるようになり、自分の子供が風邪で寝込んでいても、練習に参加して、子供たちを教えるコーチ。試合中自分の子供に対する声が抑えられ、チームに対する指示が出来る。基本的に自分の子供が所属する学年チームが好きで、その他の学年チームにはあまり興味がない。

第3段階・・・チームコーチ。自分の子供がいる学年以外でも興味を持ち、いろいろな学年の試合や練習に、時間があれば参加するコーチ。チーム全体の事を考えた上での行動や発言が出来る人。基本的に自分のチームであれば学年は関係なく一生懸命サポートする

第4段階・・・サッカーコーチ。自分のチーム以外でもサッカーをする子供達が好きで他のチームの子供達がサッカーをしていても教えたくなってしまうようなコーチ。世に言うサッカー馬鹿。基本的に、自分のチーム云々というよりサッカーが好きで、子供が好きな人。

・・・第4段階はほとんど特殊な人に限られるのでしょうが、私達のチームのコーチは、少なくとも第2段階または第3段階にあって欲しいものです。

[少年サッカー]コーチの心得−その7
「練習にあたっての基礎知識」トレーニングの5原則
トレーニングの5原則
  意識性・・・必ずその練習の目的に対する意識を持たせること
  全面性・・・ある一部だけではなく、体全体を使うようにすること
  漸進性・・・簡単なものから徐々に難しいものへと練習を進化させること
  反復性・・・繰り返し練習しなければ成果がでないということ
  個別性・・・個人の能力差を理解すること

[少年サッカー]コーチの心得−その8
「練習にあたっての基礎知識」サッカーの3B
  Brain ・・・ 小学生時代では、自分の頭で次に何をしたら良い判断できることが目標。
  Ballcontrol ・・・ トラップ、キック等のボール扱い。4年から6年生までの期間で集中的に取得するべき。
  Bodybalance ・・・ 特に低学年では意識して練習に取り入れる。中学年以上は、さらにいろいろな体勢からのバランスや相手からのプレッシャーの中でのバランスが取れるように。

[少年サッカー]コーチの心得−その9
「練習にあたっての基礎知識」トラップ練習

  ボールを自分の思った所にコントロールする、全ての技術の中で最も基本となる技術。
すべての年代で徹底的に練習するべき技術である。(私達のチームの子供はこれが非常に下手である!)
立ったままでの練習だけでは意味をなさない。 動きながら、相手のプレッシャーの中で、自分の左右の足元に正確にコントロール出来るまで徹底的に練習する必要がある。

[少年サッカー]コーチの心得−その10
「練習にあたっての基礎知識」ドリブル練習
  ボールキープ、コントロール、突破のための必須技術。
低学年から重点的に行う。足元だけを見ないように注意すること。
顔をあげた状態でドリブル出来ることが理想。体からボールを離さない。柔らかいボールタッチ。緩急をつける。

[少年サッカー]コーチの心得−その11
「練習にあたっての基礎知識」ルックアップ練習
トラップ、ドリブル、キック、シュート、フリーランニングのすべてにおいて意識すべき課題。
これが出来ないと状況判断ができない(=パスが出来ない)。

[少年サッカー]コーチの心得−その12
「練習にあたっての基礎知識」1対1
ボールキープ、突破のための最も基本的な練習。低学年から徹底してやる必要がある。
1対1で勝負できない子供がボールを保持しても、相手は何も怖くない。
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少年サッカー「親の心得」

[少年サッカー]親の心得−その1
試合や練習を見に行ってあげましょう
−子供はそれを望んでいます−
 これは大事ですね。私の経験でも、親がちゃんと試合を見に来る子供は上手な子が多いです。
 子供は、個人差はありますが、小学校3年生くらいまでは他律的な部分が多くを占めます。
 つまり、誰か(この場合、「母親」)に認められたい、という本能的な行動原理があります。
 サッカーに限らず、低学年では積極的に子供達の活動を見てあげて下さい。そして「ねぇねぇ、見て見て!」といったら、必ず見て上げるのが大切です。
例えば「リフティングが5回できた!」でも「シュートが決まった!」でも、コーチや監督に認めてもらうより先に「親」に見てもらいたいのです。
・・・高学年になると、「うるせーなぁ、いちいち練習に来なくてもいいよ!」などと言う、不届き者がおりますが、でも、第2次成長期が始まり、「自我」が出来るまではやはり「親」に認めてもらいたいものなのです。
・・・ただ、練習を見に行くと、どうしても自分の子供に文句を言いたくなるようで、それは逆効果である事を追記しておきます(笑)

[少年サッカー]親の心得−その2
試合ではすべての子供を応援してあげましょう
−自分の子供だけではいけません−
よくある光景なのですが、試合で「○○(自分の子供の名前!もっと走ってぇ!)とか「○○!がんばれぇー!!」とか、自分の子供「だけ」を熱烈応援して いるご父母がいらっしゃいます。
まぁ、所詮、「子の親」ですから、それはそれで気持ちは十分過ぎる位解るのですが、あまりそれが極端だと、子供自身が回りの子供に気兼ねをしてしまいます。
つまり、「恥ずかしい」のです。
「サッカーはみんなでやるものだ」というのは子供でも知っています。
「みんなでやっている」のに、自分の親が自分のこと「だけ」応援していたらどうでしょう?
・・・何年か子供の追っかけをしていると、ほとんどの方が自分の子供だけではなく、みんな(=チーム)を応援するようになるようです。
この辺は、年月と経験が解消してくれる問題なのかもしれません。

[少年サッカー]親の心得−その3
調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう。
−批判してはいけません−
これは、ある程度子供を見てきた(またはサッカーを知っている)親には結構辛い心得かもしれません(笑)
わかっちゃいるけど「思わず言ってしまった、という経験は、多分どなたにもあるのではないでしょうか。
「批判」は何も生みません。理屈で反省し、プレーに繋げられるのはもうちょっと年が経ってからです。
ましてやそれが「親」に言われた事であれば、子供は逃げ場がなくなってしまいます。
調子が悪かったり、ミスしたりするのは誰にでもある事です。ミスを怒鳴る指導者はまずいない、と信じたいのですが、指導者が何を言っても「親は子供の絶対的な理解者」でなければならないと思います。
・・・私の経験では指導者が「いいんだよ、気にする事はないからね」と励ましているにも関わらず、親が「何やってんのぉ!」と子供を地獄に突き落とすパターンが(一生懸命な親ほど)あるような気がします。
まず「親」がしっかり励ましてあげましょう。

[少年サッカー]親の心得−その4
チームリーダーを尊重してあげましょう
−彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう−
これは指導者にも言えることなのですが、子供達が何か自主的にやろうとしている時に(何の根拠もなく制止したり、「こうした方が良い!」と断定的な判断をしていないでしょうか?
グランドの上では、ある程度指導者の指示に従い行動する必要がありますが、サッカーを離れた場面において、同じチームの仲間達と一緒に遊んだり、行動を共にする時に子供達が何か決めた事に対して(それが人の道に外れた事でない限り、あまり圧力をかけない方が良い、という事なのでしょう。
・・・親として「ひとこと言いたい!」という場面もあるでしょうが、リーダーが判断した事を親(大人)が言下に否定してしまったら、その子の立場がなくなります。
子供には子供なりの社会があるのです。
リーダーシップを発揮出来る子供はそう多くはありませんし、そういった子供の判断に「圧力」をかけて、才能(と、敢えて言いますが)を抑えてしまうのはサッカーだけではなく、その子供の将来にも影響を与えるかもしれません。要注意、という事ですね。

[少年サッカー]親の心得−その5
レフリーはインストラクターとみなしましょう
−レフリーの判定を批判してはいけません−
・・・審判の判定については別発言でも結構書いているのですが、指導者の方で審判にクレームを付ける方よりも、家に帰ってから「あの審判のせいで負けたんだ」とか「あのへたくそ審判!」とか愚痴っているご父母の言葉の方が子供達には印象に残るのかもしれませんね。
指導者が「審判批判」を子供達の前でするのはもってのほかですが、せっかく指導者が喉元で言葉を抑えても、家に帰ってからご父母が口にだしては元も子もありません。
数年前の実話なのですが、審判の判定(ゴール/ノーゴール)に怒った父兄が「証拠はあるんだ!」と言って、その試合のビデオを本部席に持って来た事があります。
・・・気持ちは判りますが、そういった姿を見ている子供達はどう感じるか考えた事があるのでしょうか?
「一生懸命やっている子供達がかわいそうだ!」というのが、そういったご父母の共通意見のようですが、子供達は以外とサバサバしているものですよ。
むしろ、興奮しているのはご父母の方だったりします。どんな判定であれ、グランドの上では主審の判定は絶対であり、最終的である、という意識をご父母の皆さんも持って頂きたいと思います。
P.S.どーしても腹の虫が収まらない、という時には子供達のいない所で(酒を飲みながら、みんなで文句を言い合いましょう。
私の場合、酒を飲んでいても審判擁護に走ってしまう傾向があるのですが、あまりにひどい審判を見ると結構キレまくっています。

[少年サッカー]親の心得−その6
子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう
−プレッシャーにならないように−
ずーっとサッカーをやっていると、どんな子供でもイヤになる時が必ずあります。
そのきっかけはたいした事ではないのですが、「練習に行きたくない!」症候群は6年間の中で必ず何回かはあるものです。
そんな時、親として彼らを「勇気づけて」あげて欲しいものです。
「何いってんの!!行かなきゃダメでしょ!!」とか、一方的な押しつけではなく、子供の気持ちを汲み上げて、自ら奮い立たせるような言葉をかけてあげてもらいたいと思います。
「練習に行きたくない!」症候群ではなくとも、例えば試合の時に「今日は頑張って1点取ってくるんだよ!おまえなら絶対取れるからね!」と送り出すのと「今日の試合で点数取れなかったら晩メシ抜きだよ!」では雲泥の差がありますよね。
言葉のかけかた一つで、プレッシャーになったり、勇気づけられたりするのです。
ご父母のちょっとした言葉使いで、子供達の気持ちが「前向き」になったり「(プレッシャーで)後ろ向き」になったりします。
是非、ポジティブな声をかけて勇気づけてあげて下さい。

[少年サッカー]親の心得−その7
試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう
−結果だけ聞くことのないように−
子供が試合から帰ってきて、「勝ったの?」「勝ったよ」「良かったね」みたいな会話しかしていないご家庭もあるんじゃないでしょうか?(笑)
指導者の心得でも述べましたが、試合の目的は「勝つ」ことだけではないのです。
指導者がいくら頑張ってそれを説いた所で、親の興味がそれしかなければ、子供達は「勝てばいいんだろ」と思ってしまうかもしれません(^^;
試合の内容はどうだったのか?その中で自分は何が出来たか?楽しかったか?
「勝ち/負け」だけではなく、いろいろ聞いてあげて下さい。
また、「ねぇねぇ、今日の試合ねぇ・・・・」子供達が話し始めたら聞き流さないで、しっかり聞いてあげて下さい。くどいようですが子供は「親に認められたい」のです。
良かった事、悪かった事、しっかり聞いて褒めてあげ、励ましてあげて下さい。

[少年サッカー]親の心得−その8
サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください
−大げさになってはいけません−
野球に比べるとサッカーは「用具」にかける費用は少なくて済みます。でも、その分、個々の選択枝はピンからキリまでですね。
スパイク1つを取ってみても、数千円から2万円近いものまでありますし、ゲームシャツにしても2千円位から1万円以上するものまであります。
ジャージやベンチコート、ウィンドブレーカー等々、「ブランド品」を買い始めたら結構な金額になってしまいます。
子供用のそういった用具は身体がどんどん成長しますので、普通1年も持ちまん。
お金に余裕のあるご家庭ならともかく、練習には「普通の」用具で十分です。
「ミランのレプリカを○○君が着ていたから僕も欲しい!」とか、いろいろ出てくるとは思いますが(笑)、練習にはTシャツや、チームで用意しているユニフォームで十分なのです。
あまり大げさにならない(というか親同士で見栄を張り合わない(笑))ようにしてもらいたいものです。
・・・なお、用具でお金をかけて良いのは「靴」と「ボール」であると私は思います。練習に使っている「トレーニングシューズ」はなるべく良いものを、しかも足にあったものを買ってあげて欲しいと思います。
そして、「靴」は消耗品ですから3ヶ月に1度は買い換えてあげて欲しいものです。
よく、「高い」靴を買い与える時に1年先を見て(^^;大きめの物を購入する方がいらっしゃいますが、これは良くないですね。あくまで3ヶ月でダメになる前提で、足にあったものを買い与えて下さい。

[少年サッカー]親の心得−その9
クラブの仕事を尊重してください。
-積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むかを話し合いましょう-
子供が入っているクラブの成り立ちや性格にもよるのでしょうが、「クラブ」と「親」の関わり合いについては、しっかり合意が取れている必要があります。
9割方の少年サッカークラブは、小学校の先生や父兄が中心となった「ボランティア」クラブのはずですから、「クラブの仕事=親の仕事」になっているのだと思います。そして、大抵が、「役員」と呼ばれる数名の幹部の方が中心となり「クラブ」の舵取りをしているはずです。
よくある話なのですが、その「役員」と「一般父母」の「意見の相違(^^;)によりチームがガタガタになってしまいます。
挙げ句の果てには子供ともども「退部」するような騒動にも発展し、それこそ「何のためにやっているのか?」本末転倒状態になってしまうこともあるようです(^^;。
こういった事態は絶対「子供のため」にはなりません。
これを避けるためにはやはりコミュニケーションと相互理解が必要なのでしょう。チームにより「父母会」であったり「育成会」であったり名称は違うでしょうが、「親」により組織された団体があり、子供達をサポートしているのであれば、その中での意志の疎通は本当に大切なことです。
「クラブの仕事」は誰かがやらなければなりません。子供が所属している「クラブ」がどのような性格を持ち、「親」としての役割分担や義務がどのようになっているのか、しっかり理解しておくことが大切なのだと思います。

[少年サッカー]親の心得−その10
忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。
−あなたではありません−
・・・いままでの心得はすべてこれを言いたいがためにあったのではないかと思うほどです(^^;。
親が一生懸命であればあるほど、「子供」ではなく「自分(^^;)が主役になってしまいます(笑)。
サッカーは見ている人もやっている人も熱狂させる「悪魔のスポーツ(^^;)です。応援している時、一緒に練習している時、ご父兄で会合や飲み会をやっている時、たまに振り返って見て下さい。
「親が主役」になっていませんか?・・・主役は「子供達」なのです。
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少年サッカー「7つの心得」

少年サッカー7つの心得−その1
子供のサッカーは「遊び」であり、それは「楽しく」なくてはなりません。

本文では、子供達が初めて接する「サッカー」は「ハードワーク」ではなく「遊び」である事を忘れるな、と述べております。
そして、それが彼らの「生活の一部」になるように、「試合の結果」ではなく、子供達が友達と一緒にプレーを楽しむ姿」に満足するようにしなさい、と書かれております。
この「子供にとっての遊び」「楽しさ」を我々はどう考えれば良いのでしょうか?
ほとんどの指導者は、「楽しくサッカーを!」、「遊びの延長線上にサッカーがある」「ボールと遊び、親しむように」という考え方を「低学年」のうちは採用しているように思えます。
ただ、チームにより、3年生あたりから(極端なところは1,2年生の頃から)指導者が「楽しみ=試合に勝つこと」という大人流の理論のすり替えをして、子供達に「組織サッカー」をさせているようなチームも存在しています。

本当に「勝つこと=子供の楽しみ」なのでしょうか?

「勝つため」に練習を始めた瞬間からそれは「遊び」ではなくなり「義務」として子供達に押しつけられているのではないでしょうか?
「試合に勝ったら親やコーチが喜ぶ=褒められる=嬉しい=楽しい」という方程式は確かに成り立ちますが、「親やコーチが喜ぶ」からサッカーをするのならば、それはもう「遊び」ではなく「義務」になってしまうのではないでしょうか?
「遊び」とは「好きな時にやり始めて、好きな時に止められ、周囲に拘束されない自由な活動」であるはずです。子供達が勝手に遊んでいる姿を良く観察しているとそれが良く判ります。
遊びたくなったら勝手に遊び始め、飽きたら止める。実に単純明快です(^^;。それが楽しければ続けるし楽しくなければいろいろ自分達でルールを作ったり、いきなり違う遊びに切り替えたり(^^;それこそ、大人の目で見ると「何をやっとんのじゃぁ」という感じです。
サッカーに限らず、「スポーツ活動」と「遊び」の根本的な違いは「やりたい事をやれる自由」と「止めたくなったら止められる自由」そして、「ルールを勝手に作れる自由(^^;)があるかないか、なのだと思います。
サッカーを教えていると、どうしても子供達の、活動の自由に対して「制約」を与えざるを得ません。団体競技ですし、グランドや時間の制約もある中で活動しているのですから、そういった物理的な制約だってあります。
でも、最低限の「規律・制約」を守らせた中で「自由に遊ばせ」かつ、それが「練習」になっているようなメニューを工夫する必要が指導者にはあるのではないでしょうか?
私は、少なくとも小学校3年生まではこうした「自由な遊び」を中心に、「遊び」の中でボール扱いを覚えさせるような練習で十分である、と思っております。
こうした指導をしていると、低学年からポジションがちがちのチームには絶対に負けてしまいます。
試合には勝てないけど、「楽しく」サッカーができるように指導者や親が我慢できるか/できないか、がチームとしてどういった方向に進むのかの分かれ目になるのだと思います。

少年サッカー7つの心得−その2
子供のサッカーで最も大切な事は、友達と一緒にプレーする事です。
本文では、我々(つまり大人)は昔、公園や近所の芝生で友人と会って、サッカーを楽しんでいたはずであり、それは子供達にとっても同じである、と述べられています。

・・・・・ノルウェーと日本では、まずその前提が完全に違っている(^^;のですが、まぁ、それは置いておきましょう(笑)
さらに、こういった友情がチームスピリットを築いて行くことになるので、クラスメイトや近所の子供達を出来る限り一緒に、同じチームで練習させるべきだ、と結んでおります。
・・・当たり前と言ったら当たり前の事なのですが、昨今の日本の子供達の環境を考えると、なかなか額面通りには物事が進まないのかもしれません。
子供は外部との接触の中で成長して行きます。幼児期の「親=家族」だけの「暖かい環境」から、自分とまったく違う他人(=友達)や、環境(=学校やサッカークラブ)に出会い、刺激を受け、考え、悩み、少しずつ大人になって行きます。
子供の成長過程における友達の果たす役割の大切さは、私などが今更言うまでもない事なのですが、「人間は社会的な生き物である」とするならば、「社会」を最初に体験するのは多分小学校時代の「友達」なのではないでしょうか?
最近の子供は友達が少ない、と良く言われます。サッカーや野球等の学校外の活動をしていない子供の場合、学校から帰ると家に閉じこもったきりとなり、誰とも遊ばない子供が多いそうです。「他人」との接触による刺激を受けずに成長すると「 社会的」な感性が欠如し、陰惨ないじめや犯罪に走る事もあるという事です。
・・・我々「少年サッカーの指導者」がそこまで責任を持てるか!という話も当然ありますが(笑)、少なくとも、今の日本で「友達と遊べる」場を提供している数少ない環境の一つになっている、という「事実」は受け入れるべきだと思います 。
「友達同士」でプレーし、お互いを尊重し、同じ目的のために皆で協力して共に達成感を得る。そういった経験をたくさんさせてあげなければならないのだと思い ます。

少年サッカー7つの心得−その3
すべての子供に同じ時間プレーさせてあげて下さい!
本文では「ベンチに座っていて上手くなる子供はいない」し、また、「誰もがプレーしている時が楽しい」のだ、と述べております。「誰が将来優れた選手になるか解っている人もいない」し、「少年のスター」が「大人のスター」になることはまれな事であり「地域のチャンピオンシップはそれ自体が目標ではない」と言い切っております。
その上で、「試合に勝たせようとこの年代からトップチームを形成する」のではなく、
「誰もが同じ時間プレー」し「誰もが先発メンバー」になれるようにするべきだ
と述べております。
いろいろなポジションを経験させてあげる事が大切であり、「誰もが可能性を秘めている」という事をしっかり認識する事が指導者として大切であると結んでおります。
・・・ほとんど補足する事がないですね、これは。
まぁ、現場で子供達を指導している立場から言うと、理想はそうなのだけど、実際には個人の能力差は結構あったりしますので、「勝つこと」を目標にした試合において「すべての子供を均等に」扱うのにはかなりの決断を必要とします
私は、あまり勝ち負けにはこだわらないタイプの指導者ではありますが (^^ゞ、やはり「競技スポーツ」である以上、「勝つ」という事と「負ける」という事を真剣にこだわる試合もあって良いと思っております。(うちの場合、秋の市大会をその試合として目標設定しております。よって、逆に言えば、年に1回程度しかこだわってない、とも言えるのですが、そういった、目標に設定した試合の中で全ての子供を均等に出場させるのは本当に難しい問題です。
・・・「勝つこと」と「負けること」については「心得その4」で出てきますのでその時にまたコメントしますが、すべての子供に均等にチャンスを与え、「可能性の芽」を伸ばしてあげようとすると、この「勝ち/負け」の問題が必ず出てきます。
「あの子が何故出場しないの?」「何故あのポジションなの?」「どうしてあの子が先発なの?」
・・・周囲の親からは必ずいろいろな声が聞こえてきます。
「普段のポジションなら勝てたのに・・・」とか「今日は○○君がいなかったから負けたんだ」とか「監督(コーチ)は負けるために試合をしているのか!!!」とか(笑)
この問題は指導者が「勝ち負け」にどうこだわるか、を明確にしていないと必ず起こる事なのかもしれません。「勝ち負け」より「子供の可能性」を伸ばすことを重点に置いているのだ!と言い切る信念と勇気(^^;がきっと必要なのだと思います。

少年サッカー7つの心得−その4
子供達に「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!
  本文では「試合でも練習でも力を均等にする」する事が大切であると述べております。
「誰も負けたくない」し「2倍の得点で勝っても面白くない」はずで、そういった「勝つこと」「負けること」の両方を受け入れることを学ばせるべきだと言っております。
そのためには大人が「負け」を受け入れることができるかどうかが重要であり、それが出来たならば子供も自然に学ぶ事が出来るはずだ、と述べております。
「サッカーは誰もが勝ち、そして誰もが負けるスポーツ」で「勝てば誰もがその勝利を自分のものとして家まで持ち帰り、負ければそれは皆で分け合えばよいのだ」と結んでおります。
・・・「勝つこと・負けること」に対する視点が問題なのですよね。
この視点がずれているといろいろ問題が起こるのではないでしょうか。
先の発言でも述べましたが、少年のサッカーはまず「楽しむ」ことが基本にあります。その中でいかに「勝ち・負け」を学ばせて行くか、その「勝敗にこだわる部分」と「楽しさにこだわる部分」のバランスが重要なのだと思います。
この心得では「負けても良い」とは決して言っておりません。「競技スポーツ」である以上、「勝者と敗者」が存在します。
全日本少年サッカー大会などは「勝者は1チーム」です。残りの何千という「敗者」の上にたった1チームのみ「勝者」が存在します。「競技」である以上それはそれで受け入れなければならない事実です。
・・・でも、その「勝者」になることが「目的」であってはならないのだと思います。試合に臨む時の「目標」は勝つことであるかもしれませんが、「目的」を「勝つこと」のみに設定するのは間違っていると私は考えます。
敗者の上に勝者がおり、「誰もが勝ち、誰もが負ける」のです。
それを「勝つこと」だけを「目的」に設定してしまうと、「負け」たらもう何も残りません、よく負けた時に子供達をボロクソに叱る指導者がおりますが自分の悔しさを子供達相手に「憂さ晴らし」しているようにしか私には見えません、こういったタイプの指導者は「勝つことだけ」にこだわっているのでしょう。そして彼自身が「負け」を受け入れることができない(笑)。
少年サッカーを指導してゆく上での「目的」は「サッカー大好き人間を育てる」ことだと私は思っております。
その中で能力のある子供には将来に続く技術的な基礎をしっかり教え、能力的に劣っている、将来サッカー選手としては決して大成しない大部分の子供にも「サッカーの楽しさ」を教えて「生涯スポーツ」として楽しむための基礎を作ってあげる。
これが我々に課された「義務」であり我々が「目的」としなければならない事なのではないでしょうか?
その「楽しさ」「悔しさ」を教える場が「試合」であり「勝ち負け」であるのだと思います。
「試合の「目標」は勝つ事である。しかし、「目的」は勝つ喜びと負ける悔しさの両方を学ばせ、子供達を育てる事である。」 by鈴木

少年サッカー7つの心得−その5
対外試合よりも、クラブでの練習を!
 本文では「一般的に子供のサッカーでは試合より練習の方が多くあるべき」であり、「チームの練習以外に自分で行う練習」が極めて大事である、と述べております。

  そして、「試合が多すぎる」と「自主的な練習だけではく、サッカー以外のスポーツや活動を妨げ」ることになるので、「10歳以下の子供達には年間20試合以下、11〜12歳の子供は年間25試合以下」にすべきだ、と結んでおります。

  ・・・この項には(多分日本協会の)コメントが付いており、ここで言う「試合」とは「対外試合」を指している、という事と、「移動時間で子供を拘束するのを極力避け、自分のクラブ、あるいは隣のクラブとの中で楽しく行える工夫」をしようという意味だ、という解釈が附記されております。
年間20〜25試合といったら、月1回、1日2試合のペースですね。
これが多いと見るか少ないと見るかは各地の協会事情やチーム事情、そして指導者の考え方<により千差万別だと思います。

私の住む川崎市の6年生男子の場合、公式戦すべてファイナルまで残ったとしたら、それだけで年間24試合はする事になります(県大会、全日本は除きます、区の大会で+8試合はありますし、それに招待大会や交流戦を入れたら・・・・
公式戦の少ない低学年ではこのペースを守れるかもしれませんが、実体としてはどこのチームも年間最低4〜50試合近くはしているのではないでしょうか?
まぁ、この「心得」の主旨が、試合数を少なくしろ!という事ではなく、「移動時間」を減らして「自主的な練習やサッカー以外の活動」の時間が取れるように配慮すべきだ、という所にあるのは理解出来るのですが、いろいろ付き合いもあるので声をかけられて断り続ける、というのもちょっと辛いものがあります。
また、チームの子供達で、「お出かけ」するのもそれなりに「団結」というか「仲間意識」を持たせるために有効だったりしますので、これまた悩ましい。

  ・・・要は外に出る回数(時間)とホームで練習する回数(時間)とのバランスが問題なのだと思います。
で、どの位の比率が適切なのか私も良く解りませんが、多分、7:3(8:2?)位で「ホームでの練習」を重視するのが良いのだと思います。
・・・この項に関してはメチャクチャ歯切れが悪いですね。

少年サッカー7つの心得−その6
子供のサッカーにはバラエティに富んだ活動が大切!
  本文では、いろいろな「スポーツ経験はサッカーのスキル向上に大いに役立」つので、子供達には「複数のスポーツ活動」に参加するよう勧め、コーディネートしなさい、と述べております。
また、冬(シーズンオフですね(^^;「ノルウェー」のお話ですから(笑))においては「サッカーは自発的な活動」にまかせ、「年間を通しては練習に参加しない子供でもチームの中で、同様にプレーできるように」配慮しましょう、と結んでおります。
「トレーニングの5原則」というのがありまして、その中でもこれは言われております(「全体性の原則」という奴です)。
小学生年代に限らず、体の発達を考えたらある「特定競技」ばかりをやるよりも「いろいろな競技」に参加して体全体をバランス良く使い、発達させるのが理想です。
・・・まぁ、理屈では十分に解っているのですが、なかなか実現させるとなると難しいですね。
これはただでさえ短い練習時間の中で、いろいろ教えたい事は山程あり、しかもあせってはいけない、というかんじがらめ状態で他のスポーツで遊ばせる余裕なぞあってたまるか!・・・ってのが正直な所かもしれません(笑)。
サッカー以外に「水泳」や「剣道」「柔道」等の個人競技を掛け持ちでやっている子供は良いのですが、「サッカー一筋」という子供の方が多いのは多分どこのチームでも同じだと思います。
ただ、「サッカーの練習」にも他のスポーツの要素を取り入れる事は可能ですよね。例えば、パス&ムーブの練習にバスケットボールをやらせる、とか、ボディバランスの練習にマットを引っぱり出して床運動をさせたり、平均台を使ったり、とか。
サッカーの場合、下半身にかなり負荷がかかりますので、上半身のバランスを取るためにハンドボールみたいな運動も良いかもしれません。
大人になってボディバランスが極端に悪い選手や、すぐコケる選手は若い時期に「サッカーばかりやっていたからかもしれない。
ここら辺は指導者が全身のバランスが取れるような運動要素を持つ練習を意識して組み立ててあげなければいけない所なのでしょう。

少年サッカー7つの心得−その7
子供にとっての「楽しいサッカー」を一緒に作りあげていきましょう!
  本文では、子供のサッカーは「またゲームをしたいと思うポジティブな経験」でなければらず、その「楽しいゲームの中でグループにおける役割や身体面での強化を 図っていくべき」であると述べております。
その中で「大人は子供の「誰もが」サッカーを楽しんでいるかどうかを確認」してあげる必要がある、ということです。そして最後は「指導者は常に手本であることを忘れないでください。子供は”真似の天才”です。そして、それはあなたの言ったことではなくあなたの行いを真似るのです」と結ばれております。
「子供にとっての楽しいサッカー」というのは、どういう事なのでしょうか?
よく、「チームの勝利」が絶対で、「チームが勝てば皆楽しいはずだ!」「チームが勝ったのだから、皆で喜ぼう!」と「チームが勝つこと」と「個人の楽しみ」を混同(?)されている方がおられます。
・・・確かに、全員でがんばった末に「勝利」がもたらされる訳ですが、それが必ずしも「子供たち個人個人」の楽しみになっていない場合があるのを我々は忘れてはいけないのでしょう。
試合には11人、いろいろ交代してもせいぜい15〜6人しか参加できません。控えの子供たちは「楽しい」のでしょうか?
また、試合に出たメンバーにおいても、納得するプレーができず、「悔しい思い」をしている子供もいるかもしれません。
試合に出た子供、出なかった子供含めて全員が「楽しめた」ゲームというのはそうそうないのかもしれません。
目先の「勝敗」に指導者が一喜一憂して、そういった子供たちの気持ちを「勝った=楽しい(はず)」という思い込みで捕らえてしまってはきっといけないのだと思います。

  子供たち一人ひとり、皆個性がありますし、考え方や感じ方も違います。
そういった「個人」に対する注意や配慮があってはじめて「子供たち全員が楽しくサッカーできた」となるのだと思います。
また、最後に述べられている「子供は我々指導者の行いを真似る」というのは、常に我々が肝に銘じておかなければならないことなのでしょう。
指導者がある選手のミスを皆の前で叱り飛ばしたとします。
そうしたら子供たちも「そうだ、あれは○○君がいけないんだ!」とその選手を非難するようになるでしょう。
指導者が集合や練習の時間に遅れたりすれば、自分達も少しくらいなら遅れても良いんだ、と時間にルーズな子供たちが出てきます。
指導者が子供たちの見ている前で審判批判を大声でしているようであれば、子供たちは「審判への批判」はしても良いものだと思うかもしれません。
指導者=聖人君子である必要はないと思いますが(^^;、子供たちの前ではやはり「よき大人」であり「よき社会人」であり「よき先輩」であり「よき親」であるべきなのだと思います。
posted by metoo at 15:44| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 大人の心得 | 更新情報をチェックする

少年サッカー心得

ノルウェーサッカー協会が作成した
「少年サッカー心得」
(なお、解説・文章は元川崎WIngs・鈴木氏のHPから引用させていただきました)

少年野球でも同様の素晴らしいことが書かれていました。
特に「親の心得」は少年野球に関わる前に一読してもらおうと思いたいですね。

「7つの心得」
その1→子供のサッカーは「遊び」であり、それは「楽しく」なくてはなりません。
その2→子供のサッカーで最も大切な事は、友達と一緒にプレーする事です。
その3→すべての子供に同じ時間プレーさせてあげて下さい!
その4→子供達に「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!
その5→対外試合よりも、クラブでの練習を!
その6→子供のサッカーにはバラエティに富んだ活動が大切!
その7→子供にとっての「楽しいサッカー」を一緒に作りあげていきましょう!

「親の心得」
その1→試合や練習を見に行ってあげましょう
その2→試合ではすべての子供を応援してあげましょう
その3→調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう
その4→チームリーダーを尊重してあげましょう
その5→レフリーはインストラクターとみなしましょう
その6→子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう
その7→試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう
その8→サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください
その9→クラブの仕事を尊重して下さい
その10→忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。

「コーチの心得」
その1→サッカーは小学校で終わる訳ではない。
その2→ボールに対する技術の90%は小学校時代に習得される。
その3→試合に勝つことは手段であり、目的ではない。
その4→子供は誉めて育てること。
その5→練習を楽しくするのはコーチの役目。
その6→コーチの4段階
その7→「練習にあたっての基礎知識」 トレーニングの5原則
その8→「練習にあたっての基礎知識」 サッカーの3B
その9→「練習にあたっての基礎知識」 トラップ練習
その10→「練習にあたっての基礎知識」 ドリブル練習
その11→「練習にあたっての基礎知識」 ルックアップ練習
その12→「練習にあたっての基礎知識」 1対1


posted by metoo at 14:08| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 大人の心得 | 更新情報をチェックする