2009年04月06日

スライダーが生命線

またまたWBCに話題が戻ってしまうのですが、

どうして
日本の投手が打たれなかったのだろう?

どうして
日本打線はキューバとアメリカの投手が打てるのに、
韓国の投手に苦しんだのだろう?


松坂投手
岩隈投手
ダルビッシュ投手

ストレート140km以上 30〜40%
スライダー130km前後 40〜50%
その他の球種(カーブ、フォーク、チェンジアップなど)
110〜120km前後 30〜10%
(右打者、左打者など違うでしょうが)

この位のパーセンテージで球種を投げ分けているように見てました。
(きちんとしたデータはありませんが)



WBCのボールが「滑る」と日本投手達は言っていましたが、
全部の球種が「滑る」わけではなかったと思います。


一番球数を多く投げる球種、
生命線とも呼べるスライダーが
「滑る」
だったのかもしれません。


動くストレート、汚いストレート、などとメジャーで呼ばれるストレートが好まれますが、日本ではキレイな回転のストレート、キレのあるストレートがまだまだ好まれます。

ストレートでぐいぐい押した印象は、松坂、岩隈、ダルビッシュにはありませんでした。

スライダーを中心にカウントをかせぎ、ストレートを見せ球にしながら、シュートでつまらせ、チェンジアップやフォークで泳がせ、勝負に行く球はやっぱりスライダーでしとめる。

日本の三人のエース達はこのパターンだったように見えました。
スライダー中心、スライダーが生命線だったから、世界に通用した。
また、同じようにスライダーを中心に攻めてくる韓国投手陣に日本も苦戦した。アメリカ、キューバにはスライダー中心の投手などいなかったので、あっさり攻略できたのではないでしょうか。

3種類の球速を持つ投手。
真ん中のスピードがスライダー。
スライダーのコントロールが生命線。
甲子園センバツの優勝の今村君、準優勝の菊池君。
ストレートも素晴らしいですが、
もっと素晴らしいスライダーがあった。


まだまだスライダー全盛期なのかな?
まだまだスライダー中心で世界に勝てるのかな?
そう考えると、上原は通用するのかな?
野茂、大魔神佐々木にはスライダーはなかったけどな?

今日一日、
日本の投手スライダーばかりを考えてしまいました。
私が考えてもあまり意味が無いことですけど
やっぱり野球って面白いですねヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 19:26| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする