2009年03月13日

キムとポンの違い

原監督の8回一死一塁からのバントがネットで話題になり、
決勝戦は原監督の采配で負けたなどと騒がれていますが、
相変わらずメディアは「監督潰し」が大好きですね^^


なぜ負けたか?考えてみました。

◆3月7日の2回戦 韓国戦
14対2 日本コールド勝ち

韓国の先発投手は日本キラーと呼ばれている、
左投手 キム・グァンヒョン

◆3月9日の決勝戦 韓国戦
0対1 日本敗戦

先発は同じく左投手の ポン・ジュングン
5回1/3 69球 3安打 2三振



同じ左投手なのになぜ日本はポンを打てなかったのでしょう?

キムとポンの違いはどこでしょう?


youtubeなどで検索すると、まだこの2試合はたくさん見つかります。

ピッチャーの調子もあるでしょうが、
違いがはっきりわかるのは、

シンクロしやすい投手がキム。

シンクロを狂わせているのがポン。


ポン選手の足の上げ方。
体重の運び方。
腕の振り上げ方。
リリースポイント。

投球にいろんな工夫をして、
日本の打者の準備動作を遅らせたり、
逆に急がせて早めさせたり、
打者のペースで投げるのではなく、
ピッチャーのペースで、打者のペースを狂わせてるように見えます。


日本の打者は、全員がシンクロでタイミングをあわせています。

キム投手の投球フォームは、
わざとかもしれませんが全て同じ投球動作に見えます。


14対2が0対1ですよ!

14が0にされたんですよ!!

バント采配だけが理由ではないですよね^^


「打てなかった理由が何か?」

「韓国は日本の何を狂わせたきたのか?」

「韓国はどこに日本の弱点を見つけたのか?」

この辺をもっと考えるべきだと思います。


原監督のバントの采配だけで負けたなんて考えているプレーヤーは誰もいないでしょう^^




両チームとも優勝して1位通過を目指していましたが、
敗者復活戦も含めて、4試合戦って優勝を目指していた韓国。
日本は3試合全勝で1位通過を狙っていた、
結果から見ると考えてしまいます。

3試合と4試合の差は大きいです。
調子のいい選手を見極めるため、または調整に使いたい選手、ゲーム感覚を取り戻したい選手の方が多いと考えたのではないでしょうか。予選は通過すればOK!本番はアメリカに行ってから、などと考えることもできたでしょう。アメリカにわたってもメジャーとの練習試合に勝ってはいませんから、あくまでも調整に使っているように思います。


韓国のプロ野球はベンチにパソコンを持ち込むことが許されていますので、データ野球はお手の物です。もちろんWBCや国際試合ではベンチにパソコンの持ち込みは禁止されていますが、きちんとしたデータで日本打線を抑えているのも事実でしょう。決勝戦で韓国がキャッチャーを交代してきたのも理解できます。


では、日本はどうすれば良いのか?

2回戦と決勝戦の2試合で、
韓国は日本打者の苦手な球種とコースをつかんでいます。

これは日本から見ても言えることです。

どのピッチャーが来ても打てる準備をしておきたいですが、
全員にそれは難しいでしょう。

前回WBCの韓国戦では、
代打福留選手がサイドスローのキム・ビョンヒョンからホームランを打ちました。

「あの投手にはこの選手!」

対戦するリリーフ投手を1人に絞りこんで、
狙い球も1つに絞り込めるピンチヒッター。
試合の後半に出る選手がポイントになってくるように思います。

ゲームをひっくり返すギャンブルピンチヒッター
阿部選手が代打の切り札になりそうな・・・^^

韓国代表ヤクルトの林昌勇投手を、
同じセリーグの慎之介が叩き切る!
こんな場面が見れるか楽しみです!


WBCアメリカランド1組

日本の初戦はキューバに決定!

試合開始は日本時間 3月16日(月)朝5時



キューバは前回決勝のリベンジでやる気満々!
きっと打ち合いになりそうです。

イチローがチャップマンから初球ホームランを見逃さないように、

早起きしましょうヽ(´ー`)ノ

posted by metoo at 16:02| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする