第一回WBC王貞治優勝監督の始球式で09WBCが開幕しました。
先発ダルビッシュ投手よりも、気になったのは中継ぎと抑え。
ダルビッシュと涌井で6回まで、
7回山口と田中
8回を馬原
9回を藤川
気になる左投手、杉内、内海、岩田、山口の中で、
最初に山口を使ってきた原監督。
今大会は敗者復活戦のダブルイリミネーション方式ですから、
韓国と一次予選で2回は対戦するでしょう。
(もしかしたらアメリカ予選で2回準決勝で1回で、最高5回も対戦するかもしれません)
前大会のリベンジで杉内を韓国にぶつけるのか?
それとも岩田、内海、山口をぶつけるのか?
韓国vs日本の左投手、原監督が誰を使うのか楽しみです。
抑えは藤川投手でしたね。
藤川投手の攻略方法は、08年に中日のタイロンウッズ選手がナゴヤドームで見せてくれました。
フォークボールを捨てて速球をコツンと逆方向へホームラン。
08年唯一の敗戦は、中日ウッズ選手のホームランでした。
ランナーが出るとゆっくりな自分のリズムから投げれない。
左打者に若干のコントロールの乱れがある。
9回もコツンとライト前ヒットを打たれ、
続く左打者にノースリーまでコントロールが定まらず、
置きにいった甘いストレートを打たれはしませんでしたが、
気をつけなければ一発やられるケースです。
浮き上がるようなストレートがWBCのボールで投げれるのか?
中国の選手は低めのフォークを振ってくれませんでした。
最後のバッターはツースリーからは三振は取りましたが、
藤川投手の魅力は浮き上がるストレートの空振り!
もしボールが滑るのであれば、松坂投手がうしろ髪を伸ばしたり、長袖のアーマーを着るのをやめて半袖を着たり、少しでも体の水分をボールに塗り込む工夫をするしかないでしょう。
心配ばかりしてると阪神ファンの方からお叱りを受けそうですが、
クローザー防御率0.67は06年を超える08年最高の成績です。
メジャーでも0.67というとんでもない数字をを超えるクローザーはいなかったそうです。
06年のアメリカ戦で、Aロッドに逆球のインハイをセンター前ヒットを打たれてサヨナラ負けをした藤川投手。
あれから3年、進化した藤川投手に期待してます!
3回に村田のホームランはツーアウト二塁から飛び出しました。
ここはホームランを狙っていい場面ともいえますが、
ツースリーから上手く低めの変化球を打ちましたね。
スイングを見るとホームランより、ヒット一本でランナーを返したい、つなぐ逆方向を意識してるように見えました。
06年WBCでも貴重なホームランを打って活躍した多村選手を思い出しました^^
村田選手は守備に不安があるので後半はベンチに退くでしょうが、韓国戦でも稲葉選手をホームに返すバッティングに期待したいですね!
走塁面で気になったのが
イチローのセカンドゴロで城島がホームタッチアウト。
稲葉のショートゴロで青木がホームでタッチアウト。
城島のショートゴロで片岡がサードでタッチアウト。
ホームで2回、三塁で1回、タッチアウトのプレーがありました。
これを暴走といってはいけません。
緊張の中で体が動く反応ですからいい方向です。
まだ慣れていない味方の打球と、
走塁がかみ合っていないと考えた方がいいでしょう。
守備面で気になったのはショート中島選手。
三遊間の深いゴロを山なりのジャンピングスロー。
ダブルプレーでも岩村と噛み合わなくて中途半端なジャンプスロー。
中島選手のような大きな歩幅であわせるタイプの選手が、
私はあまり好みではありません^^
原監督は、前回の宮本選手のように、
サブプレーヤーとして川崎選手をベンチにおきたいのか?
やっぱり右打者を置きたいから中島選手なのかな?
守備の時は常にグラブをはめて、
攻撃の時はいつでもいけるように元気に声をだして、
サブプレーヤーとしての川崎選手にも期待しています。
今大会のキープレーヤーをあげるとしたら、
私はやっぱり城島選手です。
投球制限にあわせての組み立て。
投手とのコミュニケーション。
ピッチングコーチとの架け橋。
対戦相手の研究と対策。
阿部捕手、石原捕手と役割を分担して、
見えないところで動いていると思います。
大会前の練習風景で面白い写真がありました。
イチロー選手と片岡選手がリードについて語ってます。
ダルビッシュ選手がマー君を面倒見ているのか、
それとも、マー君がダルビッシュ投手にべったりなのか^^
一流の選手が集まっても、
さらにお互いを高めあうのでしょうね。
WBC決勝戦は3月23日
リニューアル甲子園球場のお披露目は甲子園選抜大会3月21日から
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仕事サボらずがんばります!ヽ(´ー`)ノ