2009年03月29日

花巻東高校の凡事徹底

凡事徹底(ぼんじてってい)

「小さなこと、誰でもできることをしっかりとやり通すこと」

「当たり前のことを普通の人と同じように当たり前にやるのではなく、当たり前のことを人には真似できないほど一生懸命やるという意味」

「平凡を非凡に努める」

「何気ないことでも、それを徹底してやり通す」

このような意味があるそうです。
では「凡事徹底」のプレーとはどういうプレーでしょうか。

3月30日の甲子園センバツ大会
花巻東高校が素晴らしい
「凡時徹底」を3つ見せてくれました。




(1)7回表
四球、送りバントがセーフになり、
ノーアウト1塁2塁からピッチャーが投げました。
キャッチャーが捕ってピッチャーへ返球。

その時のセカンドとショートの返球バックアップです。

四股を踏むようにグッと構えています。

ここまでのバックアップ!見たことがありません!


(2)今大会No1投手と呼ばれる菊池君。

素晴らしいのはテンポです。
走者がいない時は捕手のサインと同時に足をあげて投球する、速いテンポ。
走者が出てからは、ゆっくりじっくり投げるテンポ。

少年野球の子供達は逆です。
走者がいないとゆっくり、走者が出るとあわてて投げる。
これでは相手のペースになってしまいます。

走者がいない時はテンポアップ。
走者がいる時はゆっくりあわてずに。
9安打を打たれても0点に抑えるということは、
走者がいるときこそ、ゆっくり集中してると言える結果でしょう。


(3)これが一番素晴らしい「凡事徹底」だと感じました。

試合終了後
球場から一列に並んで、
選手達がインタビュールームへの通路を歩く場面です。

バッグの中に全ての道具を詰め込んで歩く

監督を先頭に選手全員が
テレビカメラに映る
NHKの全国放送に映る場面です。


だらしないチームは、
ジャンパーをバッグにぶる下げて、
グラブ、スパイクケースなどを脇にかかえて、
アイシングしてるので後輩にバッグを持たせて、

バッグの中に道具を収めないでだらしなく歩いてきます。


花巻東高校は、きちんとバッグに荷物を詰め込んで、
バッグ一つを肩にかけてきちんと歩いてきました。


ここまで気が付く
「凡時徹底」してる高校は滅多に見かけません。


どちらの高校が綺麗にグランドを退場してくるのか?

こんな所まで気が付く指導者でありたいですね。


ちなみに花巻東高校
ベンチもアルプススタンドも
一人も眉毛を剃っていません^^


花巻東高校の凡事徹底は素晴らしい!
大好きな高校になりました!

こういった高校を応援したくなりますヽ(´ー`)ノ


追記
2009/08/23 ランナーと一緒に 
こちらも花巻東高校の凡時徹底の一つでした。
posted by metoo at 21:40| 千葉 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

無事これ名馬なり

硬式野球部1年2年3年加盟校数継続率
平成18年61,952
平成19年-8,01253,490-14%
平成20年-2,54850,9424,163-5%


無事是名馬
(ぶじこれめいばなり)

怪我が無く長い間第一線で活躍できる事こそが、競走馬として最も重要な条件であるという格言。

新高校一年になる今の時期、
息子と野球仲間三人にこの言葉を伝えました。


高野連資料によると、
平成18年に1年生として高校硬式野球部に入部したのが
61,952人
平成19年の2年生になるときには
8,012人が辞めてしまい53,490人
平成20年の3年生になると
2,548人が辞めてしまい50,942人

1年生の時期に辞めてしまう子が多いです。

経済的に辞めてしまう子や
先輩と上手く付き合えない
練習についていけない
実力差を知ってあきらめる 

いろいろ理由はあるでしょうが、
ケガと故障もあるでしょう。



◎入部して4月から5月までの1ヶ月。

 受験で鈍った身体を急に運動をしてしまったケガと故障。

◎三年生が引退した8月。
 
 やっとボールを使った練習が始まった頃のケガと故障。


この二つの時期に辞めていく子供が多いように思います。


どの高校も同じくらい練習は厳しいでしょう。
どの選手も練習量は同じです。

その中でケガや故障してしまうのは、
身体のケアをしなかった自己責任です。

練習前の準備、練習後の疲労回復を自分でしないと、
誰にでもケガと故障が待っています。


みんなで健康ランドにいってゆっくり楽しむのもよし。

酸素カプセルでリフレッシュするのもよし。

自分の身体をわかってくれてる、マッサージや接骨院、トレーナーと話し合うのもよし。




私は野球選手としての一つ条件というか、
子供達を見る点があります。

『走れる選手はケガをしない』

ケガをするから走れない。
↑↓
走れないからケガをする。


辞めていく選手の多くは走れない選手です。


最近の高校野球を見ると
「無駄な筋肉だなぁ〜」
18歳に必要の無い筋肉ばかり目立ちます。

無駄な筋肉ばかりつけて体重を増やし、
筋肉ばかり目が行くと、自体重でひざを痛めます。
(オスグットなど成長痛もあるでしょうが)

ひざを痛めると走れません。

次に、ひざをかばう動作を続けると腰に痛みがきます。

下半身が使えなければ、上半身。

肩やひじに頼りすぎた投げ方となり、

野球を辞める日が近づいてしまいます。




私の疲労回復はランニングです。
「今日は疲れたなぁ〜」
そんな時こそランニングをします。

ゆっくりゆっくり走ります。
それでも15分くらい走ると、
身体に痛みがでる箇所があります。

膝だったり股関節だったり肩だったり。

さらにペースをおとしてゆっくり走ります。

自分の身体にとって、気持ちいい走り方を探してゆっくり走ります。

腰の筋肉を緩めて、腕の筋肉を緩めて、全身を緩めて走ります。

30分後、気持ちがいい走りが、痛みを忘れさせています。

45分後、どこも痛くありません。ただ気持ちがいいだけです。

これ以上やると疲れが残るので歩いてます。

疲労回復というよりも、基礎体力が落ちてるだけですかねヽ(´ー`)ノ

皆さんは真似しないでくださいね^^



強い身体って何でしょう?

太くて大きい筋肉でしょうか?

柔らかくてしなやかな、
ケガをしない筋肉ではないでしょうか?

と、イチロー選手が言ってました。



「無事これ名調教師なり」

子供達にケガをさせない指導者。

そこまで気が付く指導者を目指したいですね。
posted by metoo at 13:26| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

プロ野球が見たい!

WBCが終わり侍達はそれぞれのチームに戻りました。


ダルビッシュ対村田 見たい!

岩隈対青木 見たい!

杉内対内川 見たい!

マー君対小笠原 見たい!

藤川対稲葉 見たい!


「侍」対「侍」
夢の対決がプロ野球で見れるんですね^^


内海、山口、岩田、藤川 セリーグの投手よりも、
パリーグの投手がWBCでは活躍が目立ちました。

しかし、キャッチャーは阿部、石原セリーグです。

WBCから持ち帰った技術とプライドを、
プロ野球で存分に見せてもらいたいですね。


私が今年応援する球団と選手を決めました。

ishi.jpg
セリーグ 広島 石原捕手

koma01.jpg
パリーグ オリックス 小松投手

侍がぶつかり合う戦国時代のような戦いを、
プロ野球で見せてもらいたいですね!

注目したいのはもう一つ。
韓国選手のリベンジ!
ヤクルト林投手
WBCは出場しなかったけど、
巨人のスンちゃん
この二人も楽しみです!


posted by metoo at 13:01| 千葉 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

次 いくよ!あるよ!

「もっと声をだせ!」
 はい! ばっちこーい!

「もっと元気をだせ!」
 はい! ばっちこーい!

「もっと考えろ!」
 はい! ばっちこーい!

「オマエラ ワカッテルノカ!」
 はい! ばっちこーい!

「ダカライッタダロ!ナンデデキナインダ!」
 はい! ばっちこーい!

「オマエラ ヤルキアルノカ〜〜〜」
 はい! ばっちこーい!

桑田氏の言葉をお借りすると、
----------------------------
怒鳴らないと理解してもらえないほど、
私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。
----------------------------

「大人がもっと考えましょう!」

そう桑田氏は言いたいのでしょう。



子供達はやる気マンマンで毎週末グランドに来てくれる。

その子供達のやる気を大人達が抑え付けてしまっている。

その子供達にむかって「やる気を出せ!」は、
やはり大人として恥ずかしい言葉ですね。



では、どうすれば良いのでしょうか?



「教える」のではなく、

質問を投げかけ、

子供達が考える「きっかけ」をつくり、

子供達が見つけ出したものを、

声に出して繰り返してみる。

(声に出した時点でやっと子供達は「覚えた」と捉えた方がいいでしょう。声に出なければ、それはまだ子供は理解してないと思った方がいいでしょう。)


* 子供達に質問します。

「どうしたら試合中にもっと元気よく声が出るのだろう?」

「そもそも ばっちこーい! は声だろうか?」

「もっと大事な声ってないのかな?」

「次の練習から、一つテーマを作ります」


『次、いくよ!あるよ!』


◎次にバッターが打ったボールはどこに「いくのか?」
◎次にどんなプレーが「あるのか?」
まずそこをみんなで考えてみよう!
そして考えたことを声に出してみよう!


例えばノーアウト一塁の場面。

「次はどこにボールがいきそうかな?」
「次はどんなプレーがありそうかな?」

* 子供達に考えるきっかけをつくります。

ノーアウトだからバントがありそう。
盗塁がありそう。
ヒットエンドランがありそう。
左バッターだったらレフトにポテンヒットがありそう。
鋭いスイングだったら引っ張った強い打球があたりがありそう。

(大人が混じらずに子供達だけで会話をさせると、いっぱい意見が出るはずです。)

* 子供達が見つけ出したのは、
次への「準備」と「確認」です。
この声が本当に必要な声だと導いてあげます。

「考えろ」ではまだ子供達には早すぎます。
「考えるきっかけ」を投げかけてあげます。



次の試合、次の練習

テーマを『次、いくよ!あるよ!』にしてみてはどうでしょう。

きっと声が変わるでしょう。

自信をもった大きな声に変わるでしょう。

声が変わると気持ちが変わるでしょう。

もっともっとやる気に満ちた声になるでしょう。

この声を、大人の声でかき消さなければ、
やる気はもっともっと大きくなり、
もっともっと野球が楽しくなってくるでしょう。ヽ(´ー`)ノ

imaikuyokuruyo.jpg
今いくよ・くるよは日本の女性漫才コンビ。所属事務所は吉本興業。高校の同級生コンビである。弟子にサカイストがいる。
「私たち高校の頃にソフト部やってまして、私ピッチャーでエース。くるよちゃん、キャッチャーでロース(肉の部位)」。などの持ちネタがある。

posted by metoo at 14:07| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

イチローはマイケル・ジョーダン





野茂投手が海を渡ってドジャースでプレーした1995年、

プロ入り4年目で2年連続MVPに輝いた22歳の若者が、

バスケットボールの神様とも呼ばれるスーパースター、

マイケル・ジョーダンに会う為にアメリカにいました。



私はこの若者よりもマイケル・ジョーダンが見たくて番組を見ていました。

ジョーダンはドジャースの野茂投手を知っていましたが、

日本プロ野球の選手など知るわけがありません。



どうやらこの若者もジョーダンのファンらしく、

憎たらしいくらいの笑顔で、

嬉しそうにジョーダンと話しをしている姿を見て、

「誰だコイツは!」この若者にちょっと嫉妬しました^^



あれから14年


あの若者はWBCを二連覇に導く


野球界のマイケル・ジョーダンになりましたヽ(´ー`)ノ


(まだちょっと早いかな?^^)


1:10秒からあの懐かしいスターティングラインナップが聞けます^^
posted by metoo at 14:06| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 私の好きな選手 | 更新情報をチェックする

日本の強さ

韓国は強かった。

しかし、それ以上に日本は強かった。

なぜ日本の野球は強いのだろう?

勝ったときこそ考えなければいけない時です。



WBC決勝戦
日本選手を見ていて思いました。

両チームとも全力で戦っているのですが、
どこか違う・・・

全力で走ってるけど、
どこか違う・・・

どちらも全力疾走しているが、

自らの全力疾走。
チームの為の全力疾走。
誰かの為の全力疾走。
プライドを守る全力疾走。
たった一瞬のシャンパンファイトを仲間と喜びあう為の全力疾走。


何かご褒美をもらう為の全力疾走
やらされてる
踊らされてる
命令されてる

心のない全力疾走。


韓国は「国」の為に戦ってるように見えました。


日本は国民の為に!

世界一になりたい!

ただ純粋に勝ちたい!

日本人の方がやっぱり「野球」が好きなんですね^^


マウンドに旗を立てたいのは日本を侮辱する意味ではなく、国の為なのだろうか。韓国が日本を侵略した、と国を誇りに思いたいのだろうか。

しかし日本は国民(ファン)の為に戦い、
野球人として世界一のプライドの為に戦った。

「野球が好きだ!」どちらの気持ちが強かっただろう?

「好きな事は絶対に負けたくない!」気持ちはどちらが上だったろう?



韓国の高校野球を清原氏が取材した番組を見ました。

清原氏はグランド設備や、野球入試に合格したエリート教育に驚いていましたが、私は「あっ、これならまだまだ日本は大丈夫だ」と思いました。

いくらエリートでも、
いくら韓国プロ野球選手が高校生に教えても、

パワー、スピードは負けてもこれなら日本は韓国に勝ち続けれると思いました。

あの環境を見て、
韓国には野球バカはいない。
韓国には韓国バカは育っても、
韓国では野球バカは育たない。

だから安心しました。

これから先、負けることもあるかもしれませんが、
野球が好きだ!と言う根っこの部分は絶対に負ける気がしない。
これだけの少年野球バカ親父達を見ればわかります^^


考えて、気がついて、野球が進化していくのが日本。

教えられて、やらされて、追いかけ続ける。
先頭に立ち続けることができない韓国。


これは民族の違いや、国の政策や、教育の違いでしょうから、
今後、変わることはないでしょう。




しかし安心ばかりはしてられません。


とりあえず、

最近の高校野球、

打者のレベルの低さを感じます。

メーカーの言い訳ばかりせずに、

木製バットを使いましょう!

高野連は世界のルール違反をいつまでするのでしょうか?

高校野球を甲子園で終わらせるのではなく、

木製バットで通用する、WBCを勝ち続ける選手を育成する。

その中で、徹底的に勝利を追求する野球を見つけ出し作り上げる。


WBCを連覇した今だから聞きたい。

NPB、高野連、野球界のトップの方達に聞きたい。

「日本野球の目標はなんですか?」

もしWBCを勝ち続ける侍JAPANを目標にするならば、

少年野球もその目標を子供達に伝えていきたいと思いました。

来週からは
「そんなんじゃWBC10連覇できないぞ!」
使いましょうね!ヽ(´ー`)ノ


posted by metoo at 01:41| 千葉 ☁| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

ツーウェイ

WBCもいよいよ明日で終わってしまうんですね。
次回は4年後の2013年。
オリンピックと同じサイクルにあわせる必要もないのですが、
第三回WBCがあるといいですね^^


第二回WBC原監督についてメモしておこうと思います。

『ツーウェイ』

一人が二通りのポジションを守れるように、
原監督は大会前にコメントしていました。

最初はポジションだけの意味だと思っていました。


ところがもう一つ意味がありました。

「左投手の打線」
「右投手の打線」

二通りのポジションと
二通りの先発打線

「ツーウェイ打線」
(あえて打順ではなく打線と書きます)

これはとてもいいアイデアだったと思います。



「ツーウェイ」
このキーワードが原ジャパン躍進の大きな要素だったと思います。
この「ツーウェイ打線」を可能にするには予告先発でなければいけません。
1日前の予告先発があったからこそ出てきたアイデアでしょう。
(原監督はセリーグよりパリーグむきかな?^^)


原監督の頭の中には最初からこんな想定があったと思います。

イチロー
◎(ダミー)
青木
◎(ダミー)
◎(ダミー)
◎(ダミー)
福留
城島
岩村
(左打者4人、右打者1人、当て馬4人)

予告先発がなければ、二番、四番、五番、六番の4人を当て馬で使うことになり、28人のベンチ入りでは24人しか使えなってしまい、どのチームも当て馬ばかりの選手交代ではつまらなくなったでしょう。


原監督のツーウェイ打線がわかりやすいのが、
キューバ戦のオーダーです。

3/15キューバ戦 左投手
6対0
(右)イチロー(左)
◎(遊)片岡(右)
(左)青木(左)
◎(三)村田(右)
◎(指一)小笠原(左)
◎(一)内川(右)
(中)福留(左)
(捕)城島(右)
(二)岩村(左)
左打者5人、右打者4人

3/18のキューバ戦 右投手
5対0
イチロー(左)
◎(遊)中島(右)
(左)青木(左)
◎(指)稲葉(左)
◎(三)村田(右)
◎(一)小笠原(左)
(中)福留(左)
(捕)城島(右)
(二)岩村(左)
左打者6人、右打者3人

(途中、中島選手の体調不良などもありましたが)

固定するところは頑固に決めていましたね。


7回、8回、9回を担当する決まったリリーフ投手の起用方法を、
「勝利の方程式」などと言われる言葉がありますが、


『ツーウェイ打線』


今後、日本のプロ野球で浸透していくでしょうか?

と言うよりも、パリーグでは浸透しているのでしょうか?
(セリーグに予告先発はありませんので)


ツーウェイの打線を組みたかったから、
ツーウェイのポジションを選手達に求めた。


自分の打順に落ち着いて入れるように、
走者になったとき慣れない後続打者の打球を見るよりも、
試合中盤から投手が変わっても、
いつも通り決まった打順に入れるように、

大きく打順を入れ替えなかったのは、
こんな理由もあったかもしれません。

原監督にスモールベースボールはないと書いてしまいましたが、
これも原監督ならではのスモールベースボールかもしれません。


原監督の『ツーウェイ』作戦。

第二回WBC流行語対象に決定ヽ(´ー`)ノ



そして準決勝まで川崎選手を先発で起用せず、
村田選手には失礼ですが、
まるで誰かがケガをするのを予想していたかのような川崎選手の温存。
残念ながら村田選手がケガをしてしまっても、
あわてることなくサードで川崎選手が大活躍。

川崎選手のいつでも試合に出場できる準備も最高ですが、
自分が選んだプレーヤーのケガを言い訳にはしない!と決めていた、
原監督のスーパーBIGファインプレーだと思います!


もしも逆のパターンだったら・・・

川崎選手を先発で起用し続けて、
川崎選手がケガをしてしまったら、
準決勝でいきなり村田選手がその穴を埋められたか?
想像でしかありませんが、

原監督は星野監督の失敗を・・・

おっと!ここまでにしておきましょう^^
posted by metoo at 22:36| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

WBC日本決勝へ

DA01.jpg

日本vsアメリカ


アメリカのレベルよりも、

日本の野球が上だということが、

しっかりと証明されました。


「アメリカって強くないね」


3年前の日本には無かった気持ちです。

メジャーに怯えていた3年前のムードはありませんでした。

いつまでもベースボールでは野球に勝てないことを認めない。

プライドだけでは勝てないと気が付くべきでしょう!



もしアメリカ戦を見ていた、
あだ名をつける芸能人だったらきっとこう言うかな?

「なにがメジャーだ!この金髪ブタ野郎!ヽ(´ー`)ノ」

アメリカと対戦するこれから数十年。

この気持ちが作れたのは大きい!



そして韓国との5回戦。

決勝戦というより5回戦。

やっぱり5回も戦うことになりましたね^^


ドジャーススタジアムは韓国一色。
まるでアウェイのムードの中、

相手を睨みつけて怖い目で戦うより、
ニコニコ楽しみながら、
笑顔のあるチームが勝つでしょう!

日本と韓国が世界の中でずば抜けているのはわかりました。
両チームとも世界中の子供達に、
野球で夢を与えてくれる試合をしてもらいたいです!

星野監督が負けた後、監督選びから始まりいろいろあったけど、
王前監督に続き、二大会連続で決勝まで連れて行ってくれた原監督はすごい!

原監督を原ジャパンを応援します!


posted by metoo at 14:06| 千葉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

WBC三井スコアラー

WBCを見ていると気になるシーン。

相手投手が変わると、
ベンチにいるJAPANのジャンパーを着たおじさんに集まって、分厚い資料に目を通しながら会話をしています。

「誰なんだろう?」

ネットで調べてみるとWBC三井チームスコアラーでした^^

http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2009/news/20090226-OYT1T01068.htm

http://www.zakzak.co.jp/spo/200902/s2009022807_all.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/12/03/05.html

巨人から3人のスコアラーが動いていて、
北京五輪のデータを1から集めなおしてたんですね。

ちょっと気になったのが、
>インサイド・エッヂ社のシステムを使って・・・

インサイド・エッジ社は、アメリカのスカウティング情報やデータをタ収集して販売している会社だそうです。

その会社のシステムを使って、対戦相手のデータを集めているんですね。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/2006wbc/kiji/KFullNormal20060308030.html

三年前の王ジャパンも使ってました。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/05season/column/200504/at00004626.html

元マリナーズ長谷川投手も使っていたんですね。


まだまだ知らないことばかりだなぁ〜^^


例えば私がWBCの打席に始めて立つとき、
見たこともない投手のどんなデータが欲しいか?

* ストレートの速さ
* 変化球の種類と、どのコースへ投げるパーセンテージ
* 決め球、三振をとりにいく球種
* 初球の入り方、ツーストライクからの球種
* スライダーは縦に横にどのように曲がるのか
* 走者がいる時との違い
(ダブルプレーをとりたいゴロを打たせたい時に投げる球とその前後の球種)
+キャッチャーの配球癖

このくらいの準備があると私も落ち着きます。

と言っても、
原監督からの電話はありませんでしたが・・・
やっぱり四年後に期待かな?^^


JAPANのユニフォームを着たアメリカ人が、
JAPANのバットボーイ・・・

これって私の方が似合うと思うんだけど・・・
これもやっぱり四年後に期待かな?^^
posted by metoo at 01:38| 千葉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

高校野球マナーの悪さ

ピッチャーが振りかぶると、

キャッチャーがアウトコースかインコースに動くのを、
チラッと見ます。

1番から9番まで全員がやってますから
監督の指導なのでしょうね。


小学生、中学生のお手本となるのでしょうか?

キャッチャーの構えを見たからといって、
逆をつけばいいのですから意味はないのでしょうが、
チラチラ見てる行為が恥ずかしいです。



毎年甲子園ではこの「覗き見」をみかけますが、
フェアプレーと言えない行為だと思っています。


メジャーでは新庄選手がバットを高くあげて構える時に、捕手のサインを盗んだ疑惑をかけられて報復の死球をうけたことがありました。メジャーと高校野球はもちろん違いますから報復死球などないでしょうが、日本でもアメリカでも良くない行為と受け止めるべきだと思います。



やらされてるのは選手達です。

選手を非難しているのではなく、

子供にこの行為をやらせてる大人を非難しています。

子供達には正々堂々と戦う野球を教えましょう!



光星対今治西戦

http://www.mbs.jp/senbatsu/game/18.shtml

posted by metoo at 17:22| 千葉 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

塁間マネジメント

2009/02/23片岡選手の進化

この時の放送です。





片岡選手のパーソナルトレーナーが
「安福一貴」さんだと知って、
安福一貴さんをネットで調べてみました。


日本でただ一人メジャーリーグコーチ「友岡和彦」さんのブログ
トレーニングプログラムの中に、

片岡選手のパーソナルトレーナー
「安福一貴」さんのコラムが掲載されていました。




WBCを戦っている選手達の後には、

選手を支えてるパーソナルトレーナーがいらっしゃるんですね。


ざぁーーとコラムを読みましたが、
私には意味のわからない言葉ばかりです。
このレベルにはついていけませんヽ(´ー`)ノ



今までは、筋肉トレーニングと言えばアメリカ。
アメリカから日本に伝わったトレーニングが多かったように思います。

スポーツ量販店では、アメリカから輸入されたトレーニングマシンを多く見かけます。

ただ最近では、欧米人の体格とは違った、日本人の体格にあったトレーニング技術が見直されているように思います。

さらに日本人でもひとり一人のバランスに合わせてトレーニングメニューを作成する、パーソナルトレーナーの存在が大切なようです。


最新技術の開発という分野では、
日本にかなう国は少ないかもしれません。

野球の進化はまだまだつづきます。

国対国の、
進化する技術の対決!
その舞台がWBCであって欲しいですね!

posted by metoo at 14:55| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 走る | 更新情報をチェックする

センバツ開幕

今朝、WBCのニュースを見ようとしたら、

第81回選抜高校野球
開会式をやっていました。


WBCばかりに気をとられていましたが、
NEW甲子園球場でセンバツも始まる季節でしたね。
すっかり忘れていました^^

お仕事中でテレビが見れない方は、
パソコンからどうぞヽ(´ー`)ノ

春のセンバツは毎日放送でしたね!
ライブTV
http://www.mbs.jp/senbatsu/

ちなみにWBCのライブTVはこちら
http://www.atdhe.net/

右側の0:00CETに8時間を足すと日本時間です。


今年から高校野球を楽しみかたが一つ増えました。

もちろん審判の動きです!

プレーを先回りするカバーの動きが全然違います。
「あれ?もう三塁塁審が二塁ベースにいる!」
判断する位置、ジャッジのタイミング
いろいろ勉強しようと思います。


WBCも見れて、高校野球も見れて、
違った意味で忙しい年度末ですねヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 12:56| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

今こそ必要なのは

いよいよWBCも大詰め、
残り3試合となりました。

日本ファンの声援とプレッシャーを背負った選手達は、
3年(今後は4年)に一度しか経験することができない緊張感と、
動きたくても動いてくれない、
脳は「動け!」「走れ!」と命令を出してるのにすくんでしまう体。

============
相手をコントロールすることは困難ですが、
相手に対して自分自身をコントロールすることは可能です。
相手ではなく、自分自身をコントロールすることが、
最終的には対人関係をコントロールすることにつながります
============

ある人の言葉を思い出しました。

この日の内容も、明日の戦い方を教えてくれてるようです。


プレッシャーコントロールという言葉が出てきましたが、

相手にリードされているとき。
自分に思うような結果がでないとき。
プレッシャーに押しつぶされそうなとき。

「気持ちの切り替え」

勝ちたい気持ち、打ちたい気持ち、失敗を恐れる気持ち

プレッシャーをどうやってコントロールするか思い浮かべると、



甲子園を笑顔で走り回る高校野球児が頭に浮かびました。

負けたら終わりのプレッシャーの中で、
よく笑ってられるなぁ、と見ていましたが、

『笑顔』が最高の気持ちの切り替えなのではないでしょうか。

笑顔でプレッシャーをはねのけ、

笑顔で流れをつかみ、

三振してもエラーしても、

いつも通りの笑顔でプレーして相手に立ち向かう。


ドジャーススタジアムで最高のチームと対戦できて、
野球人として最高の喜び。

長いシーズンと戦い方の違いは、
試合中に『笑顔』でプレーしていいのが短期決戦ではないだろうか?


どうせやるなら楽しく!

どうせ二連覇を奪いに行くなら楽しく!

どうせ勝つなら「最高の笑顔」で優勝して欲しい!


二大会連続ベスト4進出は、
それだけでもう十分なくらい「野球」が世界レベルだと証明してくれました。

あのキューバでさえ1点も奪えなかった日本の投手力は世界一でしょう!


こんな時、
選手のメンタルをケアしてくれるコーチがいてくれたら・・・

今日のキューバ戦が始まるときの選手の顔を見たとき、
「負けるかも?」と感じるくらい表情がこわばっていました。

明日の韓国戦は、選手紹介でテレビカメラにウィンクするくらい楽しんで欲しい思います^^

posted by metoo at 02:04| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

結果論も時には大事

時には結果論を言い合うことも大事でしょう。

特に今日の韓国戦は、気が付いたことを言い合うべきです。


ファンも結果に対して何を言ってもいいでしょう^^

終わったことをグチグチ言いながら楽しむのも、
酒のつまにの一つ。

日本がなぜ韓国に負けたか?
結果論を楽しんでみます。


◎今回の日本はデータ戦に弱い。

ダルビッシュはシーズン中、初回に何を多投するのか?
今日の調子を調べるためにどんな配球を初回に要求するのか?
またブルペンで何を中心に投げていたのか?
首を振ったら何を投げたいのか?
ノーツーでストライクをどの球でとるのか?などなど
韓国のデータが上回っていたように見えます。


◎今回の日本にはホームランがない。

ホームランを打つカウントは打者に有利なカウントが多い。
中国戦で追い込まれてから村田は一本打ったが、球数を投げさせたいのか日本は早打ちがないので、ホームランと長打はもっと少なくなる。


◎今回の日本にサインはない。

高代三塁ランナーコーチのサインは全てダミーかもしれない。
バントも盗塁も、全て選手におまかせ。
原監督の信頼は「全て選手に任せる」のは、ノーサインの意味かもしれない。
相手からすると「動いてこない」こんなに簡単に読めるチームは助かる。せめて変化球を要求するキャッチャーのクセやタイミングを計算して走りましょうよ。その方がバッターも助かります。


◎スモールベースボールの弱点を韓国が教えてくれた。

スモールベースボールは長打を狙わずに逆方向へ打つ。
引っ張った方がいい球でも、無理してセンターへ打とうとする。
力で押してくる投手にはスモールベースボールでいいが、インコースに速い球遅い球、緩急をつけられると、打たされるケースになり、スモールベースボールの弱点を韓国にさらけ出され照るように見えます。


◎今回の日本は中継ぎのスペシャリストがいない。

藤川球児投手は、クローザーというより中継ぎで7回8回におとずれる最大のピンチを、三振でしとめる役割の方が向いていると思います。クローザーも大事ですが、今回は左右のセットアッパーを選ばなかったので試合後半に不安があります。


◎今回の日本は左打者対策に絞れる。

相手監督からすると、左投手を集めることが日本打線を抑える近道だったのでしょう。ボークの国際ルールに不慣れなので、左投手から盗塁しづらいように見えます。


◎いつもボールの言い訳にする。

滑るボールの言い訳が一番聞き苦しい。
どうせならWBCのボールで日本もやればいいのに・・・


◎星野ジャパンにもっと話を聞くべき。

ここが一番できていない様に思います。
国際大会を経験した監督とコーチ、選手達とのミーティングからはじめるべきなのに、負けた監督、コーチ達の話は一切耳に入れようとしないおかしな体質。
星野前監督が北京五輪に向けて4年間集めた名スコアラー達の資料は使っているのだろうか?また伊東コーチはそれを使える人なのだろうか?
前大会の大島コーチ、高木コーチはどんな準備をして望んだのか、篠塚コーチ、緒方コーチは話をそれをもとに何を動いてるのでしょうか?

初めてのWBCコーチだから。
それではWBC初代チャンピオンの歴史が全く意味を持ちません。


◎あの旗から逆襲が始まった。

韓国が勝たなければ日本は奮起しません。
前回より小さめですが、韓国はあの旗を立ててくれました。
あの旗あっての日本の優勝!
あの旗を見なければ日本はやる気になりません!



と言うことで、
明日のキューバ戦の前に、
前大会のようにイチロー選手のおごりで飲みましょうヽ(´ー`)ノ

負けて飲んで言いたいことを言い合って、
結果論をグチグチ言い合うことが大事な時もあります。

3年前に優勝したチームもそうでした。


手綱を引っ張りすぎに見えるイチロー選手。
もうちょっと緩めてもいいんじゃないでしょうか?
まわりの選手に悪い影響が見られます。

片岡、中島、川崎
年下でもイチローには言いたいことを言うべきです!

それが本当のチームワークです。



明日は岩隈、杉内、マー君、内海、投手総動員でキューバを抑えてくれるでしょう。

有利なカウントでフルスイング!

原監督にサインは無いんですから、
失敗しても原監督の責任なんですから、
腹をくくって単独スチール!自動ヒットエンドラン!

原の野球じゃないんです!

負ければ原が頭を下げるでしょうが、

選手一人一人が自分達で野球をやればいいだけです!



それが原監督のサインでしょう!

「戦うのは監督じゃない!選手達自身なんだ!」

「イチロー、お前が優勝に導け!」

原監督のサインはそれだけ。

そんなWBCじゃないですかね?^^


自分達で考えてプレーする。
これこそがスモールベースボール、シンキングベースボール。
日本野球の原点を原監督は選手達に求めてるようにも見えます。

posted by metoo at 20:41| 千葉 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

中四日とニンジン

日本がキューバに勝ちました!

でも、さっさと忘れて次に向かいましょうヽ(´ー`)ノ

031601.jpg


次の試合に勝てば、二連覇の可能性が格段と高まります。

グループ1組2回戦
3/18(水)ダルビッシュ
3/20(金)杉内、涌井、内海、田中など負けてもOK!

準決勝
3/22(日)松坂(中5日)
3/24(火)ダルビッシュ(中5日)

WBC投球数
◎50球以上投げた場合は中4日

先発投手を松坂とダルビッシュに絞れる。


◎30球以上50球未満の場合と30球未満でも連投した場合には中1日が義務付けられる。

中1日開くので、30球未満の中継ぎは全員投げれる。
特に岩隈投手の中継ぎは大正解!
30球以下で全試合中継ぎで行って欲しい!


次の2回戦がとても重要な試合となるでしょう。
3/20(金)グループ1組の決勝戦は、別に負けてもかまいません。
50球以下で、どんどん投手を代えていく試合にすればいいだけです。


問題は3/18(水)の2回戦に負けてしまうと、
3/19(木)、3/20(金)の三連戦になってしまいます。

19日20日は松坂とダルビッシュは使えません。
中4日開かないので(50球以下ならOK)
準決勝、決勝戦まで温存したい。

ただ3/18(水)に負けたとしても、
3/19(木)だけ勝てば準決勝に進めるので、
3/20(金)はあまり考えないでいいでしょう。
先発投手イチロー、中継ぎ村田など、高校野球で投手経験のある選手達にでも任せちゃいましょう^^


一番の理想は、18日ダルビッシュ先発で勝って、
中4日で松坂とダルビッシュで先発、
中継ぎも数多く使える日程。

ぺトコパークは海に近いので、
湿度が50%もあるんですね。投手陣は助かるでしょう。

準決勝、決勝はロスのドジャーススタジアム。
気候はあまり変わらないと思いますが、
サンディエゴよりちょっと冷えるのかな?
まぁ気候は大丈夫でしょう^^


一つ心配なのは、
まだ韓国チームに徴兵免除などの「ニンジン」がないこと。
準決勝まで進んだら韓国政府が何かをぶるさげるのでは?^^


今日のキューバ戦、清原氏の解説はいいですね!

選手をほめる言葉が多くて、
聞いているともっと応援したくなり
清原氏がまた好きになりました。


ブンブン振り回してくれそうなメキシコと対戦したいですが、
やっぱり韓国になりそうです。
14:00現在、4回3対2で韓国リード
メキ0200
韓国0201
posted by metoo at 14:00| 千葉 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

手だけで捕るとミットはぶれる

furu003.jpg

フルタの方程式

3月号は今日の深夜放送です。

テレビ朝日 3/14(土)0:30〜1:25


furu001.jpg

「手だけで捕るとミットがぶれる」

二塁塁審をしていると、
子供達のミットが動くのが良くわかります。

しかし、良く見るとミットは捕った位置で動かしていません。
ミットは動かしていないのですが、
身体が動いてしまっているのに気が付きました。

腹筋や足腰がまだ上手に使えていないのでしょう。

「ミットを動かすな」
今年から捕手がストライクに見せようとミットを動かす不正な「ストライク工作」を厳しく注意するそうです。

ただ子供達は、
ミットを動かそうとしてるのではなく、
ミットを止めようとするから動いてしまう子もいます。

その原因が「手だけで捕るとミットはぶれる」ではないでしょうか。

furu002.jpg

「身体ごと内側に移動」

ミットは捕った位置で止めようと子供達も頑張っています。
ただ動いてしまうのは身体です。

古田さんは身体ごと動きながら捕ればきれいに止まると仰っています。

一度、子供達とやってみて、捕りやすいのか、それとも難しすぎる技術なのか、試してみたいですね。



2月号の技術講座です。





3/14は上級編のスローイングのようです。

「ワンバウンドがきたらチャンス!」

身体を早めに横を向かせて、
逆シングルでショートバウンドを捕って、
バックステップでスローイング。

左打者はこれでいいのですが、
右打者のインコース低目に沈む球。

ここを知りたい!

どこまで突っ込んで教えてくれるか楽しみですね^^



キャッチャーのスローイング
ノーステップやスリークォーター、
いろいろな個性がありますね。

この動画だけを見ると、
捕ってから送球までのスピードは、
谷繁選手が一番速く見えますね。

右打者と左打者を比較してみると、
やっぱり左打者の二塁送球の方が投げやすそうですね。

0:29秒からオリックスの中島選手?のスローイング。
インコース低目からの送球です。
苦しそうだけどいいスローイングですね。

もっとインローは前で捕ればよかったのかな?
私は右打者のインコース低目の捕球から、
踏ん張って切り返すステップが苦手でした^^

posted by metoo at 13:31| 千葉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | キャッチャー | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

キムとポンの違い

原監督の8回一死一塁からのバントがネットで話題になり、
決勝戦は原監督の采配で負けたなどと騒がれていますが、
相変わらずメディアは「監督潰し」が大好きですね^^


なぜ負けたか?考えてみました。

◆3月7日の2回戦 韓国戦
14対2 日本コールド勝ち

韓国の先発投手は日本キラーと呼ばれている、
左投手 キム・グァンヒョン

◆3月9日の決勝戦 韓国戦
0対1 日本敗戦

先発は同じく左投手の ポン・ジュングン
5回1/3 69球 3安打 2三振



同じ左投手なのになぜ日本はポンを打てなかったのでしょう?

キムとポンの違いはどこでしょう?


youtubeなどで検索すると、まだこの2試合はたくさん見つかります。

ピッチャーの調子もあるでしょうが、
違いがはっきりわかるのは、

シンクロしやすい投手がキム。

シンクロを狂わせているのがポン。


ポン選手の足の上げ方。
体重の運び方。
腕の振り上げ方。
リリースポイント。

投球にいろんな工夫をして、
日本の打者の準備動作を遅らせたり、
逆に急がせて早めさせたり、
打者のペースで投げるのではなく、
ピッチャーのペースで、打者のペースを狂わせてるように見えます。


日本の打者は、全員がシンクロでタイミングをあわせています。

キム投手の投球フォームは、
わざとかもしれませんが全て同じ投球動作に見えます。


14対2が0対1ですよ!

14が0にされたんですよ!!

バント采配だけが理由ではないですよね^^


「打てなかった理由が何か?」

「韓国は日本の何を狂わせたきたのか?」

「韓国はどこに日本の弱点を見つけたのか?」

この辺をもっと考えるべきだと思います。


原監督のバントの采配だけで負けたなんて考えているプレーヤーは誰もいないでしょう^^




両チームとも優勝して1位通過を目指していましたが、
敗者復活戦も含めて、4試合戦って優勝を目指していた韓国。
日本は3試合全勝で1位通過を狙っていた、
結果から見ると考えてしまいます。

3試合と4試合の差は大きいです。
調子のいい選手を見極めるため、または調整に使いたい選手、ゲーム感覚を取り戻したい選手の方が多いと考えたのではないでしょうか。予選は通過すればOK!本番はアメリカに行ってから、などと考えることもできたでしょう。アメリカにわたってもメジャーとの練習試合に勝ってはいませんから、あくまでも調整に使っているように思います。


韓国のプロ野球はベンチにパソコンを持ち込むことが許されていますので、データ野球はお手の物です。もちろんWBCや国際試合ではベンチにパソコンの持ち込みは禁止されていますが、きちんとしたデータで日本打線を抑えているのも事実でしょう。決勝戦で韓国がキャッチャーを交代してきたのも理解できます。


では、日本はどうすれば良いのか?

2回戦と決勝戦の2試合で、
韓国は日本打者の苦手な球種とコースをつかんでいます。

これは日本から見ても言えることです。

どのピッチャーが来ても打てる準備をしておきたいですが、
全員にそれは難しいでしょう。

前回WBCの韓国戦では、
代打福留選手がサイドスローのキム・ビョンヒョンからホームランを打ちました。

「あの投手にはこの選手!」

対戦するリリーフ投手を1人に絞りこんで、
狙い球も1つに絞り込めるピンチヒッター。
試合の後半に出る選手がポイントになってくるように思います。

ゲームをひっくり返すギャンブルピンチヒッター
阿部選手が代打の切り札になりそうな・・・^^

韓国代表ヤクルトの林昌勇投手を、
同じセリーグの慎之介が叩き切る!
こんな場面が見れるか楽しみです!


WBCアメリカランド1組

日本の初戦はキューバに決定!

試合開始は日本時間 3月16日(月)朝5時



キューバは前回決勝のリベンジでやる気満々!
きっと打ち合いになりそうです。

イチローがチャップマンから初球ホームランを見逃さないように、

早起きしましょうヽ(´ー`)ノ

posted by metoo at 16:02| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

WBCのキャプテン

1イチロー8
2中島6
3青木7
4村田DH
5福留9
6城島2
7内川3
8川崎5
9片岡4


悩みました。二日間悩みました。
私が悩む必要は全くありませんが、
悩みましたヽ(´ー`)ノ

キューバ戦オーダーです。

まだキューバ戦と決定したわけではありませんが、
今日3/12オーストラリアーメキシコ戦でメキシコが勝ったので、
明日3/13キューバーメキシコとの勝者、B組1位が、
日本時間3/16朝5:00から日本と戦います。

朝5時の試合なら仕事前にばっちり見れます!
早起きして朝5時に視聴率50%を目指しましょう^^


キューバ戦のオーダーの前に、東京予選の原監督采配を振り返ってみます。

「ウチは小細工はしない。堂々と迎え撃つ」

「向かってきた敵には正々堂々と戦って勝ちます」

このようなコメントが原監督からありました。

原監督は選手を信頼し、信じ続けるタイプの監督に見えます。

中国、韓国、韓国と三試合戦いましたが、

この三試合を振り返ってみると、

ノーサインの野球だったように見えます。

中島選手へのバントもネクストで呼び止めて言葉でバントを告げていました。
イチロー選手の盗塁も、スタートを切ってから一度バッターを見ましたので単独スチールだったでしょう。

もしかしたら、正々堂々と、選手に戦術を任せて、
ノーサインで立ち向かったのか?

フィリーズのようにノーサインでチャンピオンを目指すのだろうか?

ちょっと楽しみです^^

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キューバには、
ものすごい怪物左投手がいたんですね!
102マイル164kmを投げるチャップマン投手。

チャップマン対策として、
右打者5人の野手を全員先発で使いましょう^^

三試合を見て守備面では、
内野手に声を出せるリーダがーいないので、
川崎をサードへ。

岩村ー中島の二遊間コンビをライオンズコンビへ。

センター福留がレフト青木が上手くかみあっていないので、
センターイチローライト福留へ。

打線は、中島、福留、内川の出塁をどうつなげるか?

チャップマンから右投手に代われば、
内川→稲葉、小笠原、阿部。
片岡→岩村
守りも大切ですが、キューバは打ち勝つ、得点の取り合いになりそうです。




030904.jpg030902.jpg

中島選手の足にタッグできないプレーが2つもありました。
アウトになったから助かりましたが、城島選手と青木選手のナイスプレーが帳消しになるタッグです。

「きちんと足にタッグしようぜ!」

前大会には、汚れ役、嫌われ役になれる、
宮本選手のような声のキャプテンがいました。

09大会で負けるとしたら、
原因はキャプテン不在。
スーパースターはいても
キャプテンがいない!

今年のWBCチームには、
コミュニケーション不足をまだまだ感じます。

イチローを追いかけてるだけじゃだめなんだよ!
この先10年、日本のキャプテンになれ!川崎宗則!
ガンバレヽ(´ー`)ノ

あっ、アメリカがベネゼエラに負けた!
プエルトリコはオランダに勝ちましたね!
アメリカラウンド2組は
プエルトリコ(D1位)-アメリカ(C2位)
ベネゼエラ(C1位)-オランダ(D2位)
いきなり好ゲームですね!
posted by metoo at 14:12| 千葉 ☁| Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

気が付く


「気が付く」

桑田真澄さんのブログです。


野球人としても、
人としても、
素晴らしい方ですね!


posted by metoo at 02:39| 千葉 ☁| Comment(15) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

日韓戦

2006/3/30打順
昔、打順について考えたことがあり、
その時に「先制点」をとったときの勝率が約80%と書きました。

WBC東京ラウンド予選、
日本一位予想は見事に外れてしまいました^^

東京ラウンド予選の6試合の結果です。
先攻勝ち・・・2(33%)
後攻勝ち・・・4(67%)
先制勝ち・・・6(100%)
逆転勝ち・・・0
先制点をとって勝った確立は100%でした。

前回06年大会39試合
先攻勝ち・・・26(67%)
後攻勝ち・・・13(33%)
先制勝ち・・・31(79%)
逆転勝ち・・・8(21%)

北京オリンピック30試合
先攻勝ち・・・13(43%)
後攻勝ち・・・17(57%)
先制勝ち・・・21(70%)
逆転勝ち・・・9(30%)

国際試合だからと言うわけではありませんが、
先制点をあげたチームの勝率が高いですね。

強いチームが先制するのか、
先制するから強いのか?
先制されても逆転するチームが優勝するのか?

そこで気になるのが逆転勝ちをするチーム。

06年WBC大会で8試合の逆転勝ち試合。
先攻-後攻
韓国3-2日本
パナマ1-2プエルトリコ
キューバ8-6パナマ
イタリア3-8ドミニカ
オーストラリア4-6ドミニカ
日本3-4アメリカ
プエルトリコ7-1ドミニカ
ドミニカ1-3キューバ

北京オリンピックで9試合の逆転勝ち試合。
日本4-8アメリカ
日本2-6韓国
アメリカ7-8韓国
日本6-1台北
台北7-8中国
カナダ4-5アメリカ
韓国5-3日本
キューバ4-7韓国
台北2-4アメリカ


気になるのは韓国チーム
逆転勝ちが5つ。

もっと気になるのは
逆転負け5つの日本・・・
ここが心配です。


今回の東京ラウンド予選、
悔しいけどやっぱり韓国も強い!
期待通りと言っては変ですが、
日本にとって最高のライバルチームだとわかりました。


今日の決勝戦は、
三年間の成長を競い合った
奥深い素晴らしい国対国の戦いだったように見えました。



WBCだけではもったいない!

毎年3月に日韓戦が見たい!

こんなにいいライバルチームがいるのにもったいない!


パリーグ対セリーグのオールスターの時期でもいい!

1年に1試合だけ日韓戦が見たい!

その試合だけは、メジャーリーガーは帰ってこなければいけない!

アジアシリーズは盛り上がらないので、
日韓戦にしませんか?^^
posted by metoo at 02:17| 千葉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする