バスケットは5人対5人。
5人にそれぞれのポジションがあります。
ポイントガード
シューティングガード
スモールフォアード
パワーフォアード
センター
それぞれのポジションがマークしあうことを
「マッチアップ」と呼ぶそうです。
バスケットで面白いのは、
相手のスモールフォアードが点を取ると、
今度はこちらのスモールフォアードが
「俺が取られたから俺が取り返す!俺にボールをよこせ!!!」
ムキになって、点を取り返そうとするところです。
マッチアップ同士の一対一の意地の張り合い、競い合いが面白いです。
野球でもマッチアップの考え方はできます。
相手のピッチャーから三振を5個奪われたら、
「俺が三振6個取り返してやる!」
相手のショートがヒット打ったら、
「俺は二塁打を打って、おまけに盗塁をしてやる!」
試合中にマッチアップして欲しいのは「敵」です!
味方と競うのではなく、
同じポジションの「敵」と競い合うのも試合です。
9つのポジションみんなが「敵」に勝てば、
試合も勝てるはずです。
昔一度、マッチアップを意識して練習試合をしたことがあります。
「相手のバックアップより俺の方が早く動いていた」
「相手の守備位置より自分の方が正しいと思った」
「相手はヒットを打ったけど、俺はスクイズで打点をあげた」
どんな内容でもいいから、
試合後に、相手に勝ったところを自分で発言させます。
野球は9人対9人で戦う団体スポーツですが、
1対1のマッチアップで戦うポジション相手を意識してみる。
「敵」を良く見て観察することで、
「敵」知ることができ自分も成長しますし、
相手を敬う意味でもあるでしょう。
相手ばかりを気にしすぎて、
自分の打順を抜かされないようにしてくださいね^^