この2つのケースにだけはルールがあります。
◎打球と接触したケース
6・08
打者は、次の場合走者となり、アウトにされるおそれなく、安全に一塁が与えられる。(ただし、打者が一塁に進んで、これに触れることを条件とする)
(b)
野手(投手を含む)に触れていないフェアボールが、フェア地域で審判員または走者に触れた場合。
ただし、内野手(投手を除く)をいったん通過するか、または野手(投手を含む)に触れたフェアボールが審判員に触れた場合にはボールインプレイである。
7・04(b)(2)
◎捕手と接触したケース
5・09
次の場合にはボールデッドとなり、走者は一個の進塁が許されるか、または帰塁する。その間に走者はアウトにされることはない。
(b)
球審が捕手の送球動作を妨害(インターフェア)した場合。各走者は戻る。
【付記】 捕手の送球が走者をアウトにした場合には、妨害がなかったものとする。
マスクなどに投球が挟まったケース。
7・05
次の場合、各走者(打者走者を含む)は、アウトにされるおそれなく進塁することができる。
(i)
四球目(フォアボール)、三振目(スリーストライク)の投球が、球審か捕手のマスクまたは用具に挟まって止まった場合、一個の塁が与えられる。
しかし
◎送球との接触
◎野手(捕手以外)との接触
◎走者との接触
この3つのケースにはルールがありませんでした。
つまり、プレーはそのまま続けるということです。
もちろん大人と子供がぶつかってしまうような危険な接触は、
安全の為、自分の判断でタイムをかけてしまうかもしれません。
「まさか審判が、送球、野手、走者とぶつかることはないだろう?」
「あってはならないプレー」
そのくらい注意しなければいけない、という解釈でしょう。
子供達の小さなグランドに、
大きな大人が立つのですから、
十分気をつけて動かなければいけませんね。