2009年02月16日

ストレート半分スライダー半分

0-5から最終回の逆転2007/7/13

「ストレート半分スライダー半分」

この日のブログで使った言葉です。


イチロー選手の素振りですが、

昨日2/15深夜のGetSportで、
このつづきを放送していました。

まだ何か隠してるなぁ〜
まだ話しきれてない部分があるなぁ〜
まだ深くつっこめばもっとイチローの秘密を聞き出せるのになぁ〜
とさらに感じました^^

それよりも、この番組を作っているプロデューサーと言うのでしょうか、製作担当の方はものすごく野球を知っている方、もしくは野球大好きな方だと思います。野球バカならではの素晴らしい番組ですね!


番組の中で、ランディージョンソン選手vsイチロー選手の場面がありました。

「どういう準備でランディーと対戦したのか?」

バッティングの準備ではなく、
イチロー選手が対戦する相手に対して、
どんな準備をしているのか?
とても興味がある質問です。


この時にイチロー選手が使った言葉が
「ストレート半分、スライダー半分」でした。

ランディーのスライダーは頭に入れて置かなければいけない、頭から外せない重要な決め球。かと言って100%スライダー狙いでは、160kmのストレートについていけない。

その打席、見事にストレートをドン詰まりのサード後ろに落ちるヒットを打ちました。

「完璧なヒットでした」

「あのヒットは計算したイメージ通りのヒットでした」



イチロー選手の駆け引きは、
(なんて言ってたかはっきり覚えていませんが)

ストレート半分、スライダー半分の両方を待ってます。
苦しいストレートをファールにしながら、
自分のペースに持っていきながら、
ピッチャーに投げさせる球を無くしながら、
甘いストライクを誘い込んでいる。
自分の世界に巻き込む。
自分のペースに引きずり込む


このような意味だったと覚えています。



「ストレート半分スライダー半分」

昨日のテレビでイチロー選手が使った言葉を
なぜ2007年の私が使ったのか?

たまたまイチロー選手と同じ考え方だったのか?


そんなことはありません。

私はパクっただけです^^てへ。


実は、
この言葉を聞いたのは、
イチロー選手で2回目でした。


最初にこの言葉を聞いたのは、

シダックス監督時代(2003〜2005年)の野村監督からでした。


テレビで野村監督の特集をしてる番組で、
シダックスの試合が映り、
メガホンを持ちながらバッターに声をかけていた言葉が、

「頭の中、ストレート半分スライダー半分やぞ!」

その言葉どおり、見事にそのバッターはスライダーをヒットにしました。

(やっぱり野村監督ってすげぇ!)

それ以来、私も少年野球で真似するようになりました。


【ツーストライクに追い込まれてからの練習】

アウトコース低目をセンター前ヒットを意識しながら、
インコースにきた苦しい球は、
ドン詰まりでもいいから体の回転で引っ張る。

こんな練習を取り入れてました。

試合中に使った言葉は

「外半分中半分」

アウトコースを意識して、インコースも半分頭に入れておく。

変化球のない少年野球は、球種ではなくコースで意識させました。

もちろん、上手く対応できる子、できなかった子もいましたが、
駆け引きを楽しむ準備としてはできていたかもしれません。


少年野球コーチさんが教えてくれた、
「25番目のピース」でも、
田口選手とクレメンス投手との、
「第11回たとえばクレメンスと対戦するとき」
駆け引きの楽しさが紹介されています。


昨年、夏の甲子園だったと思いますが、スコアリングポジションの大事な打席が後半にあると信じて、第一打席はスライダーを引っ掛けて内野ゴロ。

わざと第一打席に、スライダー打ちの失敗を見せて、予想通り試合の後半に大事な場面でスライダーを見事にタイムリーヒットを打った選手がいました。どの高校でどの選手だったか覚えていませんが、見事にバッテリーとの駆け引き、試合の流れをものにしましたね^^

少年野球はそこまで考える必要はないですけどね・・・



イチロー選手と野村監督が同じ考え方だった、と言う話でした^^
posted by metoo at 14:53| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 目付け | 更新情報をチェックする