「君の甲子園」より
指導者を3つのタイプに分けていました。
@監督が選手を引っ張る
「オレについて来い!」
熱血、努力と根性、いわゆる怒号罵声タイプでしょうか。
A監督と選手が一緒になって
家族のような関係で子供達と向き合う、
悩み、相談、コミュニケーションを大切にするタイプでしょうか。
B選手を見守る
選手が自分から考えて行動させるタイプでしょうか。
3つのタイプを紹介していました。
皆さんのチームは、どのタイプの監督さんでしょうか?^^
お正月に、WBCについての深夜番組を見ました。
SMAPの中居さんが司会をしていたのですが、
こちらでも、プロ野球の監督さんを4つのタイプ別に分けるコーナーがありました。
「冷静」⇔「熱血」
「計算」⇔「ひらめき」
内容はちょっと忘れてしまいましたが、
4つのタイプを縦横に分けてました。
野村監督は「計算」タイプで意外と「熱血」タイプ
バレンタイン監督は「熱血」で「計算」タイプ
などと、現役プロ野球選手を交えながらの楽しめるコーナーでした。
この番組を見たかったのは、
メンタルコーチングの著者である、
元日本ハムヘッドコーチの白井一幸さんが出演されていたからです。
白井さんがどんな声なのか?
どんなしゃべり方なのか?
どんな人柄なのか?
テレビに移る白井さんをはじめて見ました。
しかし、白井さんのコメントは少なかったです。
もっと
「白井さんへ話をふってくれ!」
「白井さんの声を聞かせてくれ!」
「きっと編集でカットされてるんだろうなぁ〜」
と思いながら見てました^^
4つのタイプに分けるコーナーで、
やっと白井さんにカメラが向けられました。
この時に白井さんが仰ったことを、
「4つのタイプに分けるのではなく
4つのタイプ、どれもが必要である 」
たしか、このような内容でコメントされていました。
とても印象に残りました。
1人1人の子供に合わせて、
怒鳴る時もあれば、
一緒に笑うときもあり、
じっと見守るときもあれば、
子供に問いかけるときもあり、
どれか一つのタイプにこだわることではなく、
全てのスタイルが今の指導者には必要なんだと感じました。
時には古い指導が必要なときもあり、
またある時には新しい指導が必要なときもあり、
何かにこだわるよりも、
いつでも柔軟な対応ができる指導者が大切。
一枚の葉にとらわれていては木は見えん
一本の樹にとらわれては森は見えん
見るともなく全体を見る それが見るということ
- 井上 雄彦 『バガボンド』-
マンガの中で、
沢庵というお坊さんが宮本武蔵に言ったセリフですが、
「1つのタイプに・・・」
「一枚の葉に・・・」
どこかにてるなぁ〜と思い出したセリフです。
一枚の葉っぱには、答えはないのでしょうね。