『アウトの種類』っていろいろあるんですね。
打者のアウト
走者のアウト
妨害や違反のアウト
打順間違いのアウト
フォースプレイ2.30
打者が走者となったために、塁上の走者が、規則によって、その塁の占有権を失ったことが原因となって生じるプレイである。
フォースプレイによるアウト、すなわちフォースアウト。
走者アウト7.08(d)
フェア飛球、ファウル飛球が正規に捕えられた後、走者が帰塁するまでに、野手に身体またはその塁に触球された場合。
アピールアウトとは書いてありませんでしたが、
フォースプレイによるフォースアウトではないので、
私はこのアウトもアピールアウトと覚えることにしました。
最初に書いた問題ですが、
4.09(a)(3)にある(例二)を
子供達にもわかるように4コマ漫画にしてみました。
4.00試合の開始と終了
4.09得点の記録
(a)【付記】第三アウトが次のような場合には、そのアウトにいたるプレイ中に、走者が本塁に進んでも、得点は記録されない。
(1)打者走者が一塁に触れる前にアウトにされたとき。(6.05、6.06参照)
(2)走者がフォースアウトにされたとき。(7.08e参照)
(3)前位の走者が塁に触れ損ねてアウトにされたとき(7.10a、b、7.12参照)
(例二)
二死満塁のとき、打者はフェンス超えの本塁打を打って四人とも本塁を踏んだが、打者は一塁を踏まなかったのでアピールされてアウトになった。
この場合、打者のアウトは一塁に触れる前の第三アウトの形をとるから、無得点である。
この4.09(a)は、
あのドカベンで有名になったルールですね。
「ルールブックの盲点の1点」
得点は0-0のまま延長戦に突入。10回表、明訓の攻撃。一死満塁で打者は微笑三太郎。
1)微笑はスクイズを試みるが、投手前に小フライとなってしまう。白新の投手・不知火がこれを飛びついて捕球、微笑がアウト(二死)。
2)スクイズ失敗と思った三塁走者・岩鬼正美がリタッチしないまま本塁に滑り込む。
3)一塁走者の山田太郎が離塁していたのが見えた不知火は一塁へ送球、一塁手が一塁に触球し、山田がアウト(三死)。ダブルプレイが成立。
4)第3アウトが宣告されたので、白新ナインは全員ベンチへと引き上げた。
この時、第3アウトはフォースプレイによるものではないため、第3アウト成立以前に成立した得点は有効である。岩鬼は第3アウト成立前に本塁に到達しているので、この走塁による得点は認められる。
ただし、岩鬼は三塁へのリタッチを行っていなかったため、白新は第3アウト成立後であっても審判員に対して彼の離塁が早かったことをアピールし、岩鬼を三塁でアウト(第4アウト)にすることで、第3アウトを置き換えて彼の得点を無効にすることができた。しかし得点が認められることに気付かなかった白新はこれを行わず、さらに野手全員がファウルラインを越えてベンチへ引き上げてしまったことでアピール権も喪失してしまった。
結果として岩鬼の得点は認められ、明訓に1点が入った。記録は微笑の投手フライと山田の一塁アウト(併殺)の間に岩鬼が本塁に生還したという扱いで、微笑に犠打は記録されない。
なお、試合は10回裏、この1点を守った明訓が1-0で勝利した。
Wikipediaより
第三アウトと第四アウトの置き換え
7.10アピールアウト
第三アウトが成立した後、ほかにアピールがあり、審判員が、そのアピールを支持した場合には、そのアピールアウトが、そのイニングにおける第三アウトとなる。
また、第三アウトがアピールによって成立した後でも、守備側チームは、このアウトよりもほかに有利なアピールプレイがあれば、その有利となるアピールアウトを選んで、先の第三アウトと置きかえることができる。
「フォースプレイ(フォースアウト)」2.30
「アピールアウト」7.08(d)
「第三アウト」4.09(a)
「第四アウト」の置き換え7.10
この4つのルールのどれか1つだけを覚えるより、
4つがつながっているように思えたので、
どうやらセットで覚えたほうが良さそうですね^^