肩や肘にケガをしない投球フォームとは?
「投げ終わりが深い」と横浜高校フォームから考えました。
投げ終わりが深いと言うことは、
体重移動を踏み出した足に乗せてから、
リリースポイントが前で投げれていて・・・
と、
言葉では簡単です。
これを子供達にどうやって指導するか?
ここが最も難しい問題ですよね^^
今回も「言葉のない指導」でを考えてみました。
子供達に、
いつも投げているボールよりも
小さくて軽い「ピンポン球」を投げてもらいます。

頭よりも後ろのリリースポイントだと、
小さくて軽いピンポン球は浮き上がってしまい、
キャッチャーを飛び越えてしまいます。

浮き上がってしまうピンポン球を、
上手にストライクゾーンへ投げる為には、
リリースポイントを「目の前」にしなければいけません。
リリースポイントを前に変えられれば、
「踏み出した足の股関節に体重移動をしてから投げる」
故障の少ない安全なフォームと言えるでしょう。
子供達のリリースポイントを変える指導は、最も難しいことでした。
しかしここでも「質量」を変えてあげれば、
力を使う「位置」を変えることが出来ると思いました。
「65cmのバット」と同じように、
ピンポン球を投げてみれば、
気が付く事がたくさんあると思っています。