右打者でバント気配は全く無し。
投手は一球目、外ストレートでストライク。
でも 二塁手
どうしてそこに守ってるの?
定位置よりも一塁より
無死走者一塁の、バント処理の位置と変わらず。
「ここでバントはないだろ〜」
(間にあわねーだろうなー)
私は独り言をつぶやきました。
二球目、バッテリーは、
インコースストレートで狙い通りサードゴロ
5−4−3 のゲッツーでチェンジ!
ところが、
サードが捕球して、セカンドに送球しようと思ったら、
二塁手がセカンドベースにいない!
ワンテンポ入るのが遅れる。
戸惑った三塁手がセカンドへ悪送球。
「あ〜 サードがしっかり投げていれば・・・」
ではなくて、
見る人から見れば、
セカンドの「守備位置のエラー」です。
キャッチーボールのエラーでもない、
ゴロの捕り方でもない、
ただ、守っている位置が。。。
もっと踏み込んで言えば、
セカンドがおかしな位置にいるのに
セカンドの守備位置を修正しなかった
「キャッチャーのエラーです」
もっと、もっと踏み込んで考えると、
「初球のアウトコースで4−6−3を狙う守備体制だったのか?」
「二球目のインコースで5−4−3を狙ったのか?」
「だったらなぜ二塁手の位置を直さなかったのか?」
1球毎に、攻撃的な守りの意味を持たなかった、
チーム全体で意思の疎通が無かったエラーです。
その後、一死 一,三塁が残り、
お約束のショーゴロに打ち取ったんですが、
ここでも二塁手の捕球から送球へが遅れて、
ゲッツー崩れの間に同点。
こんなエラーの反省が見つけられた試合でした。
女子ソフトボール日本代表の上野投手が、
北京オリンピックに向けて、ある番組で色紙に書いていました。
『守りは最大の攻撃なり』
ピッチャーが投げる一球一球の意味が、
野手全員に伝わっている野球。
これも「つなぐ野球」と呼べるのでしょうね。