1981年 首位打者
1982年 最初の三冠王
私が中学生の頃、憧れてフォームを真似した選手でした。
「すげぇ!右バッターがインコースをライトスタンドへ打ってる!」
あの頃のロッテの試合なんて絶対にテレビ放送はありません。ニュース番組のスポーツコーナーのわずかな落合選手の映像を、テレビにかじりついてフォームを研究してました。
「よし!明日からオープンスタンスで打とう!」
「三冠王になるには、手首の強さだ!手首を鍛えよう!」
「引っ張るより、流し打ちがカッコイイ!野球は流し打ちだ!」
野球部顧問の指導は全く聞かず^^
「オレの野球は落合博満だ!」
中学時代を落合一筋で過ごしました。
その後セリーグに移り、中日、巨人、日ハムで引退し、
2004年中日の監督に就任。
2004年セリーグ優勝,日本シリーズ西武
2005年セリーグ2位
2006年セリーグ優勝,日本シリーズ日ハム
2007年セリーグ2位,日本シリーズ優勝
監督としても、ずば抜けた才能を見せてくれてます。
そこで気になるのが、落合塾の打撃指導。
落合監督がどんなバッティングを指導しているのか?
youtubeの動画
無断でリンクさせていただきましたm(__)m
会話は聞こえませんが、
身振り手振りで伝わってくる物があります。
こちらの映像は
落合選手が37歳
1991年最後の本塁打王の年だと思います。
落合選手のインタビューを書き抜いてみました。
こういう言葉を聞いたことがありませんか、
バットを鞭のように使いなさいと
確かにバットは木ですよね
木はしならないはずなんですよ
ところが連続写真を撮って見ると、
スイングが速ければ速いほど、
バットがこういう風にしなって出てくるような、
そういう写真を見たことがありません?
そういうスイングっていうのは
力の配分の具合が違うんですよ
振り出しは例えば3なら3、4なら4の力で、
ボールが当る時に最大限の10なら10の力を
加えなければいけないものを
「振り出し」も「ボールが当たる時」も
10の力なら、ボールっていうのは
ここのスピードがないんです
だからなるだけ「後ろ」はゆったり力を抜いて、
それで真っ直ぐだ、変化球だってのを見定めて
そこから振らなきゃいけないから
そこへ最大の力を無って来なきゃいけないから
当たったらそのまま放っときゃいいですよ、
何も力を加えないで
『4から10へ「力」の配分』
う〜〜ん さすが!
でも、こんな言葉もありました。
打撃指導の時は「広島の前田を参考にしろ」と言う事が多い。また、リトルリーグの指導をする時も「プロの真似をするなら広島の前田の真似をしなさい」と言う。ちなみに自身の現役時代のフォームの真似については「(非常に高い打撃技術がない限り)真似るとスランプに陥る可能性があるので絶対にやめなさい」と言っている。
中学時代に真似しちゃったんですけど・・・
だから今でもずっと スランプなんですね^^