2007年07月20日

回転する順番

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「えっ?順番が逆じゃないのかな?」

ある低学年のバッティング練習を見ている時に気が付きました。

「ブーーーン」と大きく振ってから、
地面をこする音が「ズルッ」

なんど聞いても「ブーーーン ズルッ」

バットを一生懸命強く振りたくて、
ボールを遠くに打ちたくて、

上半身から、バットから先に動き出して回転し、
最後に下半身を回している事に気が付きました。

気持ちはわかるんですが、それでは下半身を使っている事にはなりません。

普段良く使う言葉
『距離は下半身!』
この言葉だけでは伝わっていなかったのだと反省しました。

最近良く使う言葉は
『下半身から!下から動き出せ!』
バットから動き出すのではなく、

体重を乗せた後ろの足が回転する

腰が回る

肩が回る

肩の回るとひじが引き寄せられる(引き寄せる意識かな?)

最後にバットが動き出す

私はこんなイメージです。


大げさに言うと、
バッターはピッチャーと正対してからバットを出せば、
インサイドアウトやインサイドイン
自然とインからバットが出てしまいます。



「もっとポイントを前で打て!」

ポイントが前で打てない、つまってしまう子。

「下半身を先に回しちゃって、前を向いてから打てばポイント前で打てるよ!というか前でしか打てないよ!」

上半身から先に動き出し、バットが遠回りするから、つまってしまうポイントでしか打てない。が正解でしょう。

「足を開くな!肩を開くな!まっすぐ踏み出せ!」

ボールを遠くに投げたくて、バットを強く振りたくて、上半身から動き出すから下半身も一緒に回ってしまい、足が開いてしまうのでしょう。
まっすぐ踏み出して投げれない子も、同じ原因でしょう。

「なんでバットに当たんないんだ!」

バットを最短距離に出せば当たりやすい。
バットにボールを当てたいからバットが先に動き出してしまい、上半身だけが回転してバットが遠回りしてしまう。
先に腰を回し肩を回して、ピッチャーと正対してからバットを出せば、ボールは目の前です。バットの移動距離は短く当たりやすくなるでしょう。

バットが先に動けば、それだけ遠回りしてボールに当てようとするのですから難しいですよね。



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ソーサ、ジアンビー、ボンズ
動き始めてる順番は、@の足からではないでしょうか?

特にジアンビーは、投手と正対するまでバットが出てきていません。
ボンズ選手は、@の足と後のひじから一緒に動き始めてるように見えます。



体重を乗せた足から動き出そう!

バットは、体重を乗せた足から動き出す。
ボールは、体重を乗せた足から動き出す。

後の足から動き出そうとすると、踏み出す足は自然と真っ直ぐ出てしまい、上半身が遅れて回転を始めると思います。

上半身から投げよう!上半身で強く打とう!を意識してると、下半身は後から着いて来てしまい、速い球、強い打球、いい結果には繋がらないように思いました。

上半身を直すのではなく、上半身は下半身で直してあげる。
下半身から先に動きだすことによって、上半身が自然と生かされてくる。

これが最近考えているテーマです。


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子供達には
「ズルッが先だよ!ズルッとしてからスパーーンと打とう!」

通じてくれてるかな^^
posted by metoo at 03:45| 千葉 ☀| Comment(14) | TrackBack(0) | 打つ | 更新情報をチェックする