2007年07月13日

0-5から最終回の逆転

最終回
5点差を追う攻撃。

先頭打者、100球近く投げてきた疲れの見えるピッチャーから、初球ストレートを狙い撃ち。センター前ヒットで出塁。
これが5点差をひっくり返す基本となった。

5点差をひっくり返すには、盗塁も送りバントもいらない。ここはランナーを溜めたい所。まだ5点差ある相手投手は余裕の表情。

スピードが落ちてきたストレートを狙い撃ちされれば、当然変化球でダブルプレーを狙う、次の打者は初球カーブを流し打ちライト前ヒット。二者連続初球ヒットで無死一二塁。

ランナーが二人返っても2−5で勝てる、まだ相手はあわてる事もない。外野は長打警戒、内野は送りバントを半分は警戒しているシフト。次のバッターも初球を警戒されながら、自分も生きようとする絶妙の三塁前へセーフティーバント。一塁送球間一髪アウトにはなったが、一死二三塁の追い上げムード。

0-5の一死二三塁。内野は前進守備を取らないでアウトをファーストで取ろうとしている。力と力のぶつかり合い。小細工無しで打ちに行くしかない。ランナーを三塁に置いてパスボールが怖い投手。ベルトより上の球を狙う指示。狙い通りスライダーが高めに浮いた球をレフト前ヒットで、1点返し1-5。

一死一三塁でチーム唯一の左打者を迎える。
相手チームは二番手に交代、左投手を出してきた。
その初球、審判の「プレイ」の声の瞬間に一塁牽制。危ない危ない、審判の「プレイ」の瞬間に走者は投手から目を離しやすい。

変わりっぱなの初球、交代した投手の初球は見てはいけない。
ここで取った作戦は、一塁ランナーだけ盗塁。三塁ランナーはそのままのセーフティースクイズ。バッターは一塁手へ捕らせるバント。一塁手は一塁牽制があるので前進守備をとれず一歩出遅れる。一塁ランナーの盗塁で二塁手はセカンドベース前へ捕手からの送球を受ける為に、一塁ベースカバーはガラ空き。三塁ランナーはラクラクホームイン二点目を追加。2−5であと3点。
野球の守備で難しいのが一塁三塁の守備。
やっぱり一三塁の攻撃バリエーションをたくさん練習しておいて良かった。

一死一二塁で三点差。ホームランで同点、いよいよ相手もあせり賀見え始めた。しかし、ダブルプレーで試合終了。長打の狙えない打線だが、左投手の対策はしっかり練習してきた。見事右中間へヒットを放ち、二塁ランナー生還で3-5であと2点。

一死一二塁で2点差。外野はまだ長打警戒で下がっている。内野はダブルプレーで試合終了を狙っている。特につまらされてピッチャーゴロゲッツーが一番狙いたい。バッターは弱気になっては負け。ベンチからの指示は強気で引っ張れ!頭の中、ストレート半分、スライダー半分、ゆるいカーブが来たらゴメンナサイ見送りでいい。左投手インコースのクロスファイヤーを強気で打った打球はレフト戦を破るツーベースヒット。4−5に追い上げる。

一死二三塁。二塁走者が変えればサヨナラ勝ち。外野は前進守備。内野もやっとここで前進守備。
ここで高校野球監督一年目で、初の甲子園出場した私は勝利を確信した。前進守備を強い打球で抜けるサヨナラヒットを打つ練習は、毎日練習してきた子供達を信頼している。
初球のストレート。ガツーンと打った打球は、右中間を深々と破り6−5のサヨナラ勝ち!

見事0-5からの甲子園初勝利!


今日は車で都内へ出張、往復4時間の運転でした。
ドライブしながらずっと、
こんな監督としてのイメージトレーニングをしてました^^
青文字はイメージで思いついた、やっておきたい練習です。


子供達にも「0−5から最終回サヨナラ勝ち」の作文。
書かせてみたいですね^^
posted by metoo at 18:58| 千葉 🌁| Comment(28) | TrackBack(1) | コーチング | 更新情報をチェックする