2007年02月02日

外野の走り方

先日、広いグランドで練習する機会があり、高学年チーム全員に外野守備の練習、アメリカンノックをやってもらい、私はジッーと見ていました。


2つの事が気になりました。

1つ目は、すぐに転ぶ。

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走りながら打球を判断し、もっと後へ方向変換しようとすると・・・
スッテンコロリン^^
普段、内野手を任せてる子達が、いとも簡単に転んでしまいます。

腹筋、背筋がまだ育っていない?とも考えましたが、小さな3年生でも転ばないでスムーズに、普段から外野を練習してるこのは、バランス良く方向変換していました。

転んだのは内野手の子ばかり・・・

走る方向を変えようとすると、体重移動のバランスを崩してしまう。
バランスが悪いのでしょうか?






2つ目は、思った所に走れていない。

020202.jpg

Aに走ってるつもりでも、
Bに向かって走ってる。

自分は後に走ってるつもりでも、
  横に走ってる子が目立ちます。

これも平行感覚などのバランスでしょうか?


子供達の欠点が見えてきました。


では、外野手を作るにはどんな練習がいいのか?

@まずは、横にどんどん走らせる感覚をつくる。
 捕れなくてもいいから、抜かれてもいいから、
 左右にノックを大きく打って、横の守備範囲を広げる。

A難しい前後のノックは、走り方を教えてから。
 ポールを立てて、体重移動でジグザクに走る。
 前を向いて後に走る。
 体の中で一番重たい頭の重心を入れ替えて方向変換。

Bおんぶで、ボールを追う目線をぶれない走り方。


小学校時代ピッチャーやキャッチャー内野手でも、
中学高校へ行けば、外野手かもしれません。

小学校時代には、内野も外野も練習する事で、
子供に大切なバランス感覚が作れるのでは?などと思いました。


 
posted by metoo at 11:17| 千葉 ☀| Comment(20) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

練習計画

もう2月ですね、早いなぁ〜

1月中にチームでは年間計画予定が話し合われました。
大会、合宿、その他の行事予定が確認され、月に1回ペースのスタッフ会議で進行状況を確かめ合い、今年も予定通り運営されていくでしょう。

チームの運営計画予定とは別に、
監督コーチで話し合う、チームの育成計画、練習計画も大切です。

どの時期までにどの部分の完成度を上げていくのか?
子供達全員を、どんな選手に育成したいのかを考える計画です。

「春までにボール回しが5周何秒を切れるキャッチボールができるように」
「夏までにはバッティングで40mを越せるように」

などなど、数値を置いたりして目標が作れるでしょう。

その目標に対しての計画から、練習メニューに落としていくようにしています。

練習メニューを考える時、私には3つの練習目的(部類)があります。

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1)年間練習
走る、捕る、投げる、打つなどのスピードアップを目的とした、個人的な基礎体力を上げる、1年間続ける練習

2)新しい練習
子供達がまだ経験していないルール。
まだ知らないプレーを教える練習。
牽制やサインプレー、スクイズなどの戦術面。

3)反省練習
公式戦や練習試合でのエラーや失敗を少なくする、同じミスを繰り返さない完成度を上げていく練習



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この3つの目的を、時期によって時間配分しながら、練習メニューを考えるようにしています。


低学年の子供達は、ボールを怖がって体の正面に入れず、体の横でよけながら捕ります。

*まだボールの動きを読む事ができない。
*体の正面とはどこか?を教えたい。
*ボールに反応するスタートが遅い。

いつまでと言うのも難しいですから、年間練習として1年を通してスピードアップは考えた方がいいでしょう。

原因を見つけて、そこから練習メニューを考え、尚且つ楽しく遊び感覚で競争意識を育て、子供達から「もっと続けたい!」と言わせる練習メニュー作り。



また考えは変わるでしょうが、とりあえずブログにメモしておきます。
posted by metoo at 14:41| 千葉 | Comment(13) | TrackBack(0) | 低学年監督日記 | 更新情報をチェックする
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