2006年12月13日

立ち位置

「バッターボックスに立ってごらん」

低学年の子供達に、バッターボックスの好きな位置に立ってもらうと、
ほぼ100%ホームベースの横に、
バッターボックスの中央に立ちませんか?


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ホームベースの横、バッターボックスの中央に立ち、
ホームベースの上でで打とうとすると、
ピッチャーゴロやセカンドゴロ、ボールが遠くに飛びませんでした。

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低学年の子供達が、この日に打ったホームランは、
バッターボックスの一番後ろに立ち、
すべて引っ張った打球でした。

バッターボックスの一番後ろに立って、
ホームベースの上で打とうとすると、
「カキーン!」見事に引っ張ったホームランを打つ子が増えました。

低学年ですから、難しい理屈を言っても解りません。
「もっと、ポイントを前で打て!」
「ボールに差し込まれてるぞ!」
意味不明の言葉に聞こえるでしょう^^

気持ちよく振り切れて、今まで以上にボールが遠くへ飛んでいく。
このTボールには、ミートポイントを自然に教えられる。
そんな狙いもありました。


もう一つの子供達の特徴は、
ホームベースの上で「ストライクゾーン」で打とうとしませんか?

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バッターボックスの中央に立ち、
ストライクゾーンで打とうとすると、
ボールを横から見てしまいます。
バットも横から遠回りして来る子が多いです。

ボールを引き付けて逆方向を狙う打ち方は、
中学高校からで良いでしょう。
これを小学生から始めると、調子を崩す子が多かったです。

チームバッティングに流し打ちは必要でしょうが、
私は「もうちょっと先で教えた方が良いのでは?」
と考えるタイプです。

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ストライクゾーンを後ろから見る

ストライクゾーンで打ちたいのであれば、
「だったら一番後ろに立たせちゃえ!」
投げやりのようですが、メリットはたくさんあると思います。

・ストライクがわかりやすい。
・ボールを正面で見れる。
・ボールを長く見れる。
・スイングが横ではなく、前を振ってくれる。
・ポイントが前になり、体がしっかり回転できる。

ストライクの判定は、バッターボックスのどの位置に立っても
ホームベースの上を通過するか?しないか?で決まります。
「ストライクゾーンに入ってきた球を打とう!」
などと子供達に伝えてみました。


自分で遠くに飛ぶポイントが解ってくると、バッティングは楽しくなってきます。まずは「Tボール」で飛距離を楽しみ、トスボールへ、投げた球へと段階を踏んで見ようと思います。





立ち位置について私の個人的な考えですが、
「このピッチャーは球が遅いから、バッターボックスの前に立て!」
「このピッチャーは球が速いから、バッターボックスの後ろに立て!」

よく聞かれる言葉ですが、私は言って欲しくない言葉の一つです。
「この立ち位置だとイメージと違うんだよなぁ〜」
自分のタイミング、ポイントを練習で作ってきたのに、それが壊れてしまうからです。

遅い球だったら自分のタイミングの間を長く取ればいい、速い球だったらタイミングのリズムを早めればいい。立ち位置で投手のスピードに合わせるほうが難しいと思っています。

中学からは変化球でこのタイミングを狂わせてきますから、カーブ狙いだからバッターボックスの前、ストレート狙いだから後ろ、これではお手上げです。

昔の指導者に言われたから、今でもついつい出てしまうのでしょうが、前に立っても後ろに立っても、余計にタイミングが狂ってしまうケースが多く見られます。私は相手投手にも失礼ですし、あまり使って欲しくない言葉と思っています。


ちなみに私は、一発狙う引っ張りたい場面は後ろ、ポイントを下げて右中間犠牲フライやセカンドゴロ流し打ちを狙う時は中央、サイド,アンダースローは中央、左投手は後ろでややクローズドに分けています。

理由は・・・・・なんとなく です^^
posted by metoo at 00:29| 千葉 ☁| Comment(38) | TrackBack(1) | 低学年監督日記 | 更新情報をチェックする