先日の「新庄選手から学ぶ事」のコメントで話題になった、藤川球児投手の番組をyoutubeで見つけました。
私が今まで考えていた事の、大きなヒントとなり、また悩む日々が始るでしょう^^

私が見てきた投手の中で、一番のオーバースローは野茂投手です。
しかし、どれだけオーバースローでも、
「真下から真上に回転するストレートは人間には投げれない」
ずっと、そう考えていました。
よく、ボールがシュート回転する時は調子悪い、打たれる、などと解説者の声を耳にしますが「えっ?どうして?」と思っていました。

ピッチャーはバッティングマシーンのように、真上から真下に腕を振って投げる事はないでしょう。

必ず、右投手は体の左側に腕を振り切ります。
振り切った方向から(水色の線)、逆の方向へ(赤い線)へとボールに回転がかかると思っています。
つまり、人間は真下から真上の0度の回転は、投げれないでしょう。投げれたとしても、体のどこかに負担がかかるフォームではないでしょうか?
この動画の中で、ボールの中心軸からの角度が説明されていました。
私が今までまさに知りたかった情報の一つです。
普通の投手、30度
松坂投手、クルーン投手、10度
そして藤川投手は、なんと5度!

これは驚く数字だと思います。
また、子供達は安心して30度の回転軸で良い事が解りました。
このボールの回転軸をチェックする方法として、
肱川投手は、
「ピンポン球を浮き上がらせるように投げる」
とても良い練習方法だと思います。

私は自分のボールの回転をチェックする時に遠投をします。
最後に軽くシュートするのか、極端にシュートするのかで、指の引っかかり具合をチェックしています。
解りやすく、4シームで握った時の中心に、赤いラインを引いたボールを使っても解りやすいでしょう。
サッカー選手は、テニスボールでシュートの正確性を練習すると聞いた事があります。野球選手も小さいピンポン球で、ボールの回転をチェックしながら、指先の練習になるかもしれませんし、コントロールも良くなるかもしれませんね。
藤川選手の指の使い方、少しでも長くボールに回転をかけたいので、最後までボールを押すような感覚、と言っています。押してるように見えますが、最後には前腕は回内してるのも見逃せません。
ボールはフックで引っ掛けて、ボールを切るように投げると考えていましたが、どちらにしても、中指と人差し指の握力と言うか、指握力と言うのか、この2本指の感覚と強さが必要に思います。
腕の振りは野茂投手でも11時(30度)くらい、
でも、ボールの回転は12時(0度)に近づく、
ストレートという魔球
また悩む日が続きそうです^^
だから、野球は楽しいのですよね!