この股関節が外旋するということが重要でこの外旋する動作において、太ももの筋肉、前側の大腿四頭筋、内側の内転筋群、後ろ側のハムストリングスなどすべての筋肉が働くのです。このように脚の筋肉が全体的に動くようなトレーニングはなかなかありません。
Come on! Skyboys 2005/7/7
野球以外で得意なスポーツ
Skyboys広報さん、
こちらの記事への、リベラさんのコメントを思い出しました。
「踏み出した足の角度」
こちらの記事の続きになりますが、
では、どうやって子供達に指導していけばいいのか?
なにを練習すればいいのか?
ここが問題です。
同じくSkyboys広報さんの記事の中で
アドバイスの落とし穴『まっすぐ踏み出せ』
投球時の踏み出し足の向きについては頭の中のイメージと実際の動きとが食い違っているようです。
私の場合、キャッチャーに対して横向きのまま踏み出す。つまり、つま先を3塁側(右投げ)に向けて踏み出すイメージで投げると実際にはつま先はキャッチャーの方向に向いています。
こちらが大きなヒントとなりました。

松坂投手、上原投手、野茂投手
実際に投げる方向(青い矢印)よりも
3塁側.右バッター(赤い矢印)につま先は向いています。
以前から、なぜつま先が右打者を向いているのか?
気になって考えていました。
つま先が3塁側(右バッター)を向くと、
ひざが曲がり難くなるのではないでしょうか?
結果、前の「足のカベ」ができて、股関節を支点に回りやすくなる。

つま先が、捕手に向かって真っ直ぐ向くと、やっぱりひざは「カクーン」と曲がりやすくなります。
だから、つま先の向きを内側に(3塁、右バッター)向けている気がします。
(これはバッティングにも通じるところがあると思います)
しかし・・・
踏み出した足を、
外旋させながら
つま先を内側に向けて着地して、
股関節を支点に内旋しながら、
体重移動を股関節を支点に回る動作。
子供達にとって、これはかなり辛い動作です。

そこで私は考えました。(私は素人ですが)
内旋の動作を鍛えるよりも、
「ひざが開いてしまい、外旋してしまうのを防ぐ動作だったら、
まずは外旋をしっかり鍛えれば良いのでは?」
そこで、四股踏みに繋がるわけです。
一番上に戻ってリベラさんの四股踏みの説明を読むと、
「股関節が外旋しながら体重を受けとめる」
まさに外旋を鍛える、ぴったりの練習ではないでしょうか?
体が開いてしまう
↓
ひざが開いてしまう
↓
つま先が開いてしまう
↓
外へ開いてしまうならば、
外旋を鍛えればよいのでは?
「投げるの動作と四股踏み」
何か大きな繋がりがありそうです。
難しい事は、あえて子供達に説明せず、
今回は、四股踏みの結果をしばらく観察して見ることにしましょう!
股関節の動き
