2006年07月05日

反応の予測

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内野手にも外野手にも、投球が何処にボールを投げたか、または捕手の構えによって何処に投げようとしているか、打者と違って野手は全員見えています。

図はショートの位置からの投球を見ていると思ってください。
右打者のアウトコースならば、
右打者のインコースならば、
どんな打球がくるか、一歩目に反応する予測が立つはずです。

小学校高学年くらいでしたら、あのコースはあんな打球、このコースはこんな打球、この経験をたくさん積ませてあげて、打球への反応を少しでも速くしてあげたいです。

【注意】
ノッカーは必ず投手方向に向かって、右打者ノッカーでしたらファーストゴロは流し打ちで、サードゴロは引っ張るようにノックしてあげると、子供達のイメージが育つでしょう。中学以降は右打者アウトコースカーブならどんな打球?カーブのサインを外野に伝達する事を始めるでしょう。

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アウトコース低目を、@芯でとらえた打球はどんなゴロでしょう?
A芯を外して、引っ掛けたあたりはどんなゴロでしょう?

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Bインコースをバットを伸ばして打った打球は?
Cインコースをバットの根っこで詰まった打球は?

打者のスィングとタイミングを見極めるのも大切です。


新球にボールが変わっても、変わらない事がある。
「打球への反応スピードを上げていく」
これが、新球対策の第一歩です。

守備位置も大切ですが、まずは反応スピード、反射神経を育ててあげる。瞬発力をガンガンバシバシ磨いてあげる。
最後に、守備位置を整えて行く、この考えで進めていこうと思います。


相手打者がファールチップをバックネットに打ちました。
私はすぐに野手全員を見渡して、

アウトコース低目のファールチップに、反応しているかを確認します。

「バッターが 打(軽くジャンプ)った」

チーム全員が反応する第一歩です。
posted by metoo at 19:06| 千葉 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする

ノックを受けました

やっぱり「新球になって」ショートのエラーが増えてきました。

何でもないようなゴロですが、ショートにエラーが目立ちます。
これは相手チームも同じですから、いい訳にはなりませんが、やっぱり弾み方が1.2倍くらい旧球と差があるように思います。

特に目立つエラーを2つ書いてみました。
赤い矢印は旧球
青い矢印は新球です。

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高いバウンドのツーバウンド目が、頭を越えて行く。

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速いバウンドのツーバウンド目が、急に伸びてくる。

どちらも、ツーバウンド目のエラーです。まだ子供達には旧球(赤い矢印)の予測でボールに入るクセが残っています。ボールへの入り方はあっていますが、新球のバウンド予測が狂ったエラーと思われます。(相手チームも同じですからいい訳はしてはいけませんが・・・)


そんなに捕るのが難しくなったのか?
やってみました!

まず、サードの守備からノックを受けてみました。
大丈夫です、サードはバウンドが速くなりましたが、あまり変わったとは感じません。

次は、ショートです。
ツーバウンド目
あっ!(えっ?こんなに2つ目のバウンド速いの?)
あっ!(えっ?バウンドが読めない)
あっ!(やっぱり速いなぁ〜)
予測ができないので、足が止まってしまいます。
打球が速いので、グローブを弾いて後へエラーしてしまいます。
う〜〜ん?私がヘタなのでしょう^^

次は、セカンドです。
右打者の流し打ちした打球は、左打者ほど強くありませんから、右打者はOK!左打者は注意が必要でしょう。

ファーストもサードとあまり変わらず。


自分でノックを受けてみて解りますが、「1.2倍速くなった!」その位の心構えがあっても良いかもしれません。

「この打球はショートバウンドで捕れるなぁ」
と予測してもショートバウンドする前に捕れてしまいます。

対策としては、
速い打球に、目が慣れるしかありません。
ショートの距離で、ツーバウンドのノック数を増やすしか思いつきません。

あと問題は守備位置です。
さぁどうしましょう^^
posted by metoo at 03:10| 千葉 ☁| Comment(19) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする