2006年06月20日

キャッチャーのブロック

野球規則 オブストラクション 7.06a 付記 抜粋
捕手は、
まさに送球を捕ろうとしているか、
送球が十分近くにきていて、これを受け止める位置にいるか、
既にボールを持っている時しか
塁線上に位置する事が出来ない。

これに違反した時は捕手のオブストラクション(走塁妨害)である。


ややこしいルールですね^^
私はこう解釈しました。
ベースの一角と言っても訳がわからん子供達ですから、

ボールを持っていないときは、
ホームベース半分を踏んじゃいけない!
ボールを持っているときは、
全部ホームベースをブロックしていいよ!


この方が、子供達には簡単だろうなぁ〜
ルールを曖昧に伝えていますが、間違いそうな事をケガに繋がりそうな事を、大げさに教えておこうと思いました。

まずは、ケガに繋がりやすい危険なブロックから
c304.jpg

c302.jpg
このブロックは危険です!

@捕る前のかまえから、ホームベースの一角を空けていない走塁妨害です。

Aでボールを捕りました。左足だけ伸ばしてレガースでブロックしています。

B走者がスライディングして左足1本は簡単にすっ飛ばされてしまい、簡単にケガをしてしまうでしょう。



私が子供達に教えるブロックです。

c303.jpg

c301.jpg
右足でブロックして、そのまま倒れちゃいましょう!

@捕る準備段階で、ホームベースの半分を開けておきます。

A両足をそろえる様に捕ります。

Bそのまま両ひざをついて正座ブロックです。
スライディングされたら、そのままの勢いでゴロンと後頭部を打たないように、横に倒れちゃいましょう。
ボールは離さないように注意します。


左足一本でブロックすると、左足が変な方向に曲がってしまう大怪我をします。右足を入れて両足でブロックする方が安全だと思っています。これは、意見が異なる方が多いと思われますが、ケガをした人間しかわからない痛みと恐怖です。


プロ野球でもそうですが、本塁クロスプレーは野球の醍醐味といって良いでしょう。アウトかセーフか一瞬の攻防は少年野球でも同じです。しかし、ケガをしたりさせたりするプレーはお互いに何も得する事はありません。ブロックを避けるようにホームベースを手でタッチするスライディングも必要でしょう。万が一ぶつかり合ってもケガをしずらいブロックもあるでしょう。

一度、キャッチャーのブロックについてはチームで話し合い、安全なブロックを捕手だけでなくみんなに伝えてあげる事が、ケガのない楽しい野球に結びつくと思っています。

ただし!国際ルールではどうでしょう?
これは日本だけのルールなのでしょうか?

先日のWBCでは、こんなルール全く関係ありませんでした。
川崎選手に対してのブロック、イチロー選手に対してのブロック
韓国、キューバの捕手は、こんなルール全く関係無しにブロックしてきます。
どっちのルールが正しいのか?

まじめにルールを守るチームが、損をしないことを祈ります。
posted by metoo at 08:10| 千葉 🌁| Comment(21) | TrackBack(0) | キャッチャー | 更新情報をチェックする