じっくり球数を見て、狙い球を絞ってくるタイプなのか?
プロ野球と違って、初めて対戦するアマチュア野球にデータは限られています。
全くプロ野球が参考にならないか?
と言うわけでもありません。
短期決戦、今行われている相手チームのデータが少ない交流戦や、プレーオフ、日本シリーズがとても参考になります。
昨年のプレーオフを思い出しました。
ソフトバンクの松中選手
タイガースの金本選手
いったい、どうやってロッテは押えたのでしょうか?
プレーオフ第一戦第一打席の第一球目
松中選手と金本選手に投じた球は、
「インコース高目」だった。
どこかの新聞サイトで、このような記事を読んだ記憶があります。
(間違っていたらスミマセン)
シリーズ第一打席の初球インコースが頭に体に残り、シリーズを通してこの2人は良い結果が出せなかった。2人を抑えたのは「インコース高目」(この球がストライクかボールかはワカリマセン)だった。
なるほどなぁ〜
配球とは「結果を予測するイメージ」だと思います。
では、なぜインコース高目を最初に見せたのか?
「目から一番近い球」
ここを最初に見せておけば、
アウトコース低目
「目から一番遠い球」
ここで料理しやすくなります。
その逆も
「目から一番遠い球」を見せておいて
「目から一番近い球」でつまらせる。
もあるでしょう。
つまり
配球とは、ピッチャーのいい部分を最大限に引き出しながら、
打者の残像、打者のイメージを崩す事
こんな言葉になるかもしれません。
私達も小学生ですが、相手の3,4番には「インコース高目ボール球」一番目から近い球から入るようにサインを送るケースもあります。勝負球はアウトコース低目をひっかけさせる。までの組み立てをイメージさせています。
何球目の何を何処に打たせたいのか?
それとも、どの球で三振を狙いに行くのか?
配球は楽しいです!
思い通りに射止めた喜びは、小学生時代に早く味わった方がいいでしょう。
あくまでも大人は、手助けの配球を、
子供達の考える楽しみを育成していきましょう!
中学高校になってからは?
私の学生時代の配球は、大人になっても変わりません。
「2」と「3」をどう組み合わせるか?
2球と3球
同じ球を「2球」使うタイミングと、「3球」使うタイミングを、どの打者でどの打席で使うかをまずは考えます。
もう一つは、2種類と3種類
ストレートとカーブの「2種類」
ストレートとカーブとスライダーの「3種類」
いつ「2種類目」を使うのか?「3種類目」は決め球(三振を狙える球)なのか?見せ球なのか?
もう一つは「第2打席」では「第3打席」
第1打席の結果を、次に繋げていくパターンを最初からいくつか作っておきます。もちろん試合中にいくつか思いつくパターンもあるでしょう。成功と失敗の繰り返しが経験ですから、まずはたくさん人の配球を見て、自分のアイデアを加えていきましょう。
内側の球をどう使うか?見せるのか?つまらせるのか?振らせるのか?変化球で下を向かせたいのか?上を向かせたいのか?外を向かせたいのか?足の踏み込むタイミングは、ストレート?変化球?どの球に合わせているのか?
踏み込む足と、打者の目を、じっくり見ながら観察してください!
答えはいっぱいありますよ!(ちょっと無責任な言い方^^)
配球を勉強するには、今年も千葉ロッテ戦が勉強になります。
ロッテ対リースンヨプ選手、小坂選手(巨人)の戦いは面白かったですね^^
昨年同じチームにいた選手ですから、互いの攻め方は解りきっています。実にレベルの高い戦いだったと思います。(2試合しかテレビで見てませんが)あの読みあいと、隠し合いは面白かった!1打席だけリースンヨプは足を上げないで打つシーンも見られました。あー探り合ってるなー^^スンちゃんと里崎の駆け引きは、千葉マリーンスタジアムでもう3試合続きが見れます。楽しみです!
なぜ?ロッテは日本シリーズ、プレーオフで相手投手を打ち込むことができたのでしょう?そして押さえ込む事ができたのでしょう?
また今年の交流戦でも、その答えの「ロッテの配球」を使い分けているような気がします。
交流戦、ヤクルトも楽しいですね!