子供達に教えている、キャッチャースローイングについて考えます。
両手をバンザイします。
腕の内旋は自由にしても結構です。
投げる腕、グローブの腕、両方上げちゃいましょう!
左右対称の動きには、体の危険が少ないと思います。
腕を上げ、上げた物を下ろす意識で投げましょう。
大人の小さいバックスィングとは違います。
しっかりとバックスィングで高く上げましょう。
理由は、キャッチャー投げを覚えるとピッチャーに戻りにくいからです。この投げ方でしたら、どこのポジションにも応用が利きますし、安全なスローイングだと思います。
難しいのは捕るリズムというかタイミングです。
モーションは大きいですが、捕ってから投げるまでは早くします。
「下から上に流れながら捕りながら握りかえる」
ここが他の野手とは違ってきます。
小さい子供達のキャッチャーミットは「捕る」タイミングで下に落ちてしまうのを良く見かけます。
「つかむように捕る」ミットが落ちる
↓
「耳元へ引くなおす」ミットを上げる
↓
「ボールを握る」
↓
「投げる」
この時のミットが落ちるクセを治すだけで、送球までが速くなります。
言葉で言うのはちょっと難しいですが
「持ち上げるように捕る」
「捕りながら投げる手にボールを落とす」
「そのまま両手を上げてしまう」
この投げ方を私は教えてきました。
YAHOO野球教室の大矢捕手の投げ方
こちらの動画の2分15秒からの大矢捕手の送球をご覧ください。
(期間限定かもしれませんので、お早めに!)
見た瞬間に「コレヤコレ!でしょ!大矢さん!ね!」
私が教えてきた送球方法と同じだったので、
とても嬉しかったです^^
大矢捕手は、きちんと両手が上がっていると思います。
他の子供達は一度ミットが落ちますよね。
先日のブログでキャッチャースックワットを書きました。
もっと詳しく書けば、上の図のように
@タンは、上に上がるリズムになります。
この上に上がる@タンで
捕りながら、ミットからボールを落としながら、握りながら
両腕バンザイまでもって行きます。
古田捕手は1球1球腕を上に上げてから、投手へ返球しています。
きっと子供達にアピールしてくれてると思います。
「両腕を上げてから下ろすだけ」
どこも傷める原因が見つからないのではないでしょうか。
いろんな指導方法があると思います。
私論ですので、これが正しいかは解りません。
ご意見をお待ちしております。