2006年05月15日

アメリカンノック

この時期からやっと外野手を鍛え始めました。

ローテーションメニューのおかげで、やっと外野の練習時間が作れました。

「えっ?今までなかったの?」

はい、外野手の練習などしたことがありませんでした。
つまり、外野に飛んだら危機一髪!「目を閉じて祈る」のチームでした。

外野手の練習でよく使われるアメリカンノック

american.jpg

レフトから
「のびのびた〜〜さぁこ〜い!」
自分の名前を大きな声で叫んでから、センターに走り出します。

もちろん声が小さいとやり直し!
大ききな声を出す練習でもあります。

走り出したらノックをセンターに打ってあげて、打球を走りながら判断、浅いフライなら前へ、伸びる打球は後から回り込んで走る練習です。

ame01.jpg
NGはボールに抜かれて追いかける。
OKは追いつく地点を予測して回りこんで走る。

捕ったらセカンドのコーチへ送球
そのままライトで次の順番を待ち,今度はライトからセンターへと続きます。

この練習をずっとやりたかったのですが、私達のホームグランド学校は右中間は花壇、左中間はサッカーゴールがあり、外野が走って追いかける練習がなかなかできません。広いグランドをこの時期から借りて外野手の走り方を毎回練習します。もちろん外野手だけでなく全員がこの追い方を、何百何千と練習しなければいけないでしょう。

強いチームは外野手のポジションは深くありません。
後に走るのが速いからです。もちろん前も速く動けてポテンヒットを許しません。
逆に弱いチームは、とことん後に守備位置を下げます。
前だけしか守れないからです。

夏まで私達は、とことん外野手のポジションを下げます。
そうです、下がる練習をした事がないからです。

秋くらいには、外野を縦横無尽に走り回る子供達が出来上がるでしょう。
それじゃ遅いんですけどね^^


posted by metoo at 21:50| 千葉 ☁| Comment(35) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする

WBCとワールドカップ

2006年3月21日
ワールドベースボールクラッシックで日本が優勝してから約2ヶ月が過ぎました。春の高校野球、プロ野球が始り、メジャーが始り、忘れかけてきた第一回WBC優勝国の日本。アメリカの新聞では「ベースボールを野球が破った」とまで書かれました。

今日、ワールドカップサッカーのメンバーが23名発表されました。
野球と違って誰も辞退する選手などいないでしょう。

近所のサッカーチームでは、小学校1〜3年までは誰でも入部できますが、4年生になるとトライアウトがあり、U−12のチームに残念ながら残れない子供達がいます。さらに中学になるとU−15のトライアウト、高校になるとU−18のトライアウト。チームに選ばれないとサッカーが出来ないそうです。

エリート育成の是非を問うわけではありませんが、それくらい必死でサッカーは小学生から競争しあっているという事です。


WBCで優勝してしまった日本は、全く組織を改善しようとは思わないでしょう。あの時に韓国に負けていたら、野球を支える少年野球、底辺から見つめなおしてくれたかもしれません。ボールを新球に変える事などより、地域の野球施設を見直してくれたかもしれません。秋の高校総体決勝はヤクルトユース対横浜高校が実現したかもしれません。

全日本軟式野球連盟 学童部には約15000チームの登録があるそうです。

全国高等学校野球連盟 は約4200校です。

世界で日本ほど野球が好きな国はないでしょう。

ベースボールに勝った野球の国、日本は、
この先何処へ向かうのでしょうか?
posted by metoo at 19:15| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

勝負球

昨夜のスポーツ番組で巨人内海投手が出演されていました。
今年8戦4勝2負3完投、防御率1.89は中日川上投手に続いてセリーグ2位の好成績です。

今期からソフトバンクホークスから巨人に移られた、
尾花ピッチングコーチ
私は尾花コーチに非常に興味がありました。
新垣、斉藤和、杉内、和田毅をはじめとする投手陣を作り上げた、尾花コーチが今の巨人の快進撃を支えているといってもいいでしょう。

内海投手のインタビューで勉強になったコメントです。

「1ストライク2ボール、1ストライク3ボールなどの、
打者に有利なバッティングカウントの時こそ、
ストライクを取りにいく、置きに行くストライクではなく
打ち取りに行く『勝負球』を投げろ!」

このように尾花コーチに教わったそうです。

結果、早いカウントで打ち取る事ができ、
投球数も押えられて、完投に繋がるのでしょう。

なるほどなぁ〜


ボールが2つ先行したカウント
0ストライク2ボール
1ストライク3ボール
「次の球ストライク取りに来るぞ!」
「次に甘い球でストライク取りに来るぞ!」
私は特に大きな声で打者に伝え、
このカウントはバッターが有利なんだから、
「思い切って次の球を狙って行け!」
アドバイスを送っています。


投手にとっての『勝負球』
打者にとっての『勝負球』

尾花ピッチングコーチの情報を、これからも集め続けます。


posted by metoo at 11:37| 千葉 | Comment(14) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする