2006年05月04日

準決勝の敗因から練習メニュー改革

準決勝戦に負けた敗因ですが、
チームの戦術やチーム力とでも言うのでしょうか、
この差は全くなかったと思っています。

サッカーの中田英選手の言葉を思い出しました。
「1対1で強い選手にならないと世界では戦えない」

負けた最大の原因は
『個人能力の差』
投げるスピード
走るスピード
スィングのスピード
スタミナ

相手は9人6年生
こちらは3人6年生と6人の5年生

夏までに秋までに、この個人の差を埋めてやる!

全体練習時間を短縮して、個人力アップのメニューを増やしてみようと思います。

ヒントはtouchさんのコメント
たとえばフリーバッティング2006/03/05

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うちのシニアの場合、シートバッティングのためだけの時間というのはありません。
通常、選手を5〜6名のグループに分け、
1.サーキットトレ
2.筋トレ
3.ティーネットのトスバッティング
4.鳥かご内でのマシンバッティング
5.シートバッティング(投手2名による2列打ち)
6.シートバッティングの相手としての守備練習(合間にコーチのノックあり)
7.内野ゴロノック(コーチによる連続ノック)
8.外野アメリカンノック(マシンによる外野フライ-故障者が球入れする)
9.一般道ランニング
にそれぞれつきます。
そして時間が来ると順番に移動して計8項目をこなします。
ですので、取り立ててシートバッティングの時間というものが特別にない練習方法なんです。
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このメニューを見て驚きました。
全て個人力アップのメニューではないか?

ここから私達チーム用にアレンジしてみよう。

○投げるメニュー
投手はピッチング、野手や低学年は投げ方を覚える時間

○捕るメニュー
投手はバント処理、捕手は盗塁送球、野手は内野外野の動きを練習する時間

○打つメニュー
トスやスタンドティーでしっかり打ち込み、スィングを覚える時間

○走るメニュー
ダッシュや反復横とびなど、走りこむ時間

バッテリー4名、内野手4名、外野手4名、低学年6〜8名
各15分X4メニューで1時間1セットを1日2セット


チーム全員が同時に行えるので、低学年チームなどに区分けする必要がありません。大人が3人の時は、走るメニューを15分走に変え大人無しにする、など、まずは実験的ですが始めてみようと思います。

私達チームにとっては、大改革メニューです!
posted by metoo at 23:47| 千葉 | Comment(10) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

エコヒイキ

人間ですから、好き嫌いが出てしまうのは仕方がないのでしょうか?

先日のkohがシニア入部1週間で。、いきなり試合に使ってもらえました。後から聞いた話ですが、
「kohはチームの中で一番声を出している、元気良くどんな練習も一生懸命に頑張っている、こんな選手を一番最初に使ってあげるのが指導者だと思っています。」
嬉しい話です。

私にも最近、好きなタイプの子供がいるのが解りました。
ちょっとおかしいかもしれませんが

質問をしてくれる子

私は子供達に伝わりやすい言葉を探し、その子にあった言葉を投げかけるよう心がけています。

それでも本当にこの子に伝わってるのか?不安になります。

子「○○を上手くなりたいんですが、教えてくれませんか?」

私「・・・のような考えで、やってごらん」

子供「じゃ、コーチこれでいいの?」

私「おー!すごく上手にできるね!」

こんな会話が嬉しくなります。

子「こーじゃなくて、あーした方がいいの?」

私「どっちだろう?自分で両方やってみて比べてごらん」

子「こーするより、あーした方がいいみたい」

私「じゃ、あーした方が正解だね!続けてごらん」

こんな時間がとても好きです。

もちろん一緒に考える時間もありますが、唐突に命令もします。
ボールをエラーして追わなかったり、全力で走らなかったりした時は、怒鳴り散らして「やってはいけない事」を過大に表現します。

エコヒイキ

あまりいい言葉ではありませんが、
どんな表現にしろ、熱意が伝わる子供に対して、私もそれ以上に熱意が上がってしまうのは事実です。
posted by metoo at 01:12| 千葉 ☀| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする