
03年3月撮影2年生冬

05年10月撮影4年生秋

03年3月撮影2年生冬

05年10月撮影4年生秋
この子は今5年生、今年1年間ですごい選手に化けますよ!
2年生冬から
「上から投げろ!上から投げろ!」
そう言い続けてきました。
あの時に今の考えがあれば・・・
2年後の4年生秋のフォームを見ると
上から投げているでしょうか?

無理に左手グローブ側に倒れて、
上という空間から投げているように思います。
上から投げるの上は、ゼロポジションと考えています。
上と言う空間で投げるのと、全く意味が違ってきます。
上から!上から!上から!そう言い続けて子供達を指導していても、間違った意味に捉われるケースがあります。

2年後のフォームを比べてみました。
上から投げたい、上から投げたい、その気持ちがだんだんと左手側に倒れてきて、実際はひじがゼロポジションまで上がっていない投げ方に見えます。
彼の重心移動は、2年生の横向きを見ると「下から上へ」移動しているのがよく解ります。低学年の子供達、野球を始めて間もない子供達に、多く見られるケースです。
このケースの場合にかけてあげる言葉は
「上から下に投げよう!」(真下投げ)
だったのではないか?などと後悔しています。
4年前を振り返ると反省しなければいけません。
これからも反省と対策の繰り返しです。
後ろ足に重心を置いて投げるのではなく、
前の足に重心を移動してから投げる。
この方が、ひじは勝手に上がります。

高い山の位置から低い位置へ投げ下ろすと、
重心移動が解りやすいく、ひじも勝手に上がります。

低い位置から高い山へと投げると、
どうしてもひじが落ちてしまいます。
メンコ投げ、真下投げ、前片足投げ
ブログのおかげでいろんな情報を頂きました。
これら全ての情報が正解のように思います。
小学生の子供達ほど、マウンドの上から投げさせてあげたい。
最近、考えてしまいます。