少年野球と野球の大きな違いは、やはりグランドでしょう。
フェンスのある全てフリーのグランドでやる野球
ボールデッドラインを引いて
【entitle】エンタイトル(権利を与える)がある少年野球
この特徴と少年野球の特徴を合わせて、
中継プレーで考えてみました。
@キャッチャーのカバーにピッチャーはいらないランニングホームランもしくはスリーベースと判断した打球なら、バックフォームの送球がそれてボールデッドになってもおなじでしょう。
もちろん、キャッチャーの後へのカバーを最初には教えますが、グランドによって使い分けるようにしています。
A1つのボールを2人で追いかけない4面くらいとれる大きなグランドだとしましょう。左中間をただ転がって行くボールをレフトとセンターの2人で追いかける必要はないでしょう。
(フェンスのあるグランドでしたら、レフトがフェンスに突っ込んだらセンターはフェンスに当たったクッションボールを待ちます。)
センターが「ハイ」や「オレ行く!」などと自分が責任を持って追う事を、レフトに伝えれば、レフトはボールを追わなくてもいいでしょう。
Bカットマンのカバー少年野球の中継プレー送球は、必ずそれる、もしくはショートバウンドをエラーすると思った方が良いでしょう。必ずカットマンの後にカバーを入れましょう。カットマンに送球がきちんと帰ってきたら、カバーはすぐにしゃがみ込んで座るようにします。誰に送球して良いか解りづらいから、
円を書いてボールを呼ぶクセを練習しておきます。
C誰がチームで一番遠投力とコントロールがありますか?多くのチームはピッチャーだと思います。
キャッチャーへの最後の送球は、ピッチャーに任せてはどうでしょう。
D1番深い位置を120mと想定しましょうGセンターからEショートまで、かがんで拾ったボールを、振り向いてなげるので5〜20mノーバウンド
EショートからCセカンドまでを約30mノーバウンド
Cセカンドから@ピッチャーまでを約30mノーバウンド
@ピッチャーからAキャッチャーまでを約40mワンバウンド
約120mの中継プレーの想定です。
90m前後でしたら(C)セカンドを省きます。
低学年の1,3塁間は29.7mはしっかりノーバンで練習。
子供の1,3塁間は32.5mです。
大人の1,3塁間は38.8mは相手の身長以下のワンバウンドで練習。
この距離の練習が
キャッチボールそのC一三 です。
これは、卓上の理論のように思えますが、
私達チームはこれで昨年ホームランを2.3本バックフォーム!クロスプレーで防いでいますし、3塁打に防いだケースはもっとありました。
上手く行くチーム、そうでは無いチーム
実際にタイムを計ったり、成功数を数えたりしながら、それぞれのチームにあった方法が練習から考えられるでしょう。
野球と少年野球の違いをもう一つ例えば、
ライト前ヒットのバックフォーム!野球でしたらファーストカットで、ピッチャーはキャッチャーの後ろにカバーに入るでしょう。
しかし、少年野球は違うと思うんです。
それはライトゴロが狙えるからです。
私達チームは、
ライトゴロでしたらファーストは1塁ベース。
バックフォームでしたらピッチャーと分けて準備します。
ライトゴロ、バックフォーム指示を出すのは誰?
三塁ランナーとライトを見ながらでは、キャッチャーの指示が遅れます。
自分で捕ったライトの位置からが、ランナーが三塁を回るのが一番目に入りやすいので、ライトの判断に任せています。
○ランナーが三塁を回った!だからバックフォーム!
○ランナーのスタートが遅い!だからライトゴロを狙ってファーストへ、9−3−2、2はタッチプレーのダブルプレーもあります。
少年野球にはライトゴロがあり、下手したらレフトゴロ、センターゴロもあります。
野球には考えられないプレーが、少年野球には沢山あります。
野球より難しい少年野球
知識だけは先に子供達に伝えてようと思います。
技術は中学になって少年野球コーチさんへ!^^