2006年03月08日

ワインドアップって必要?

例えばこんなデータがあったとします。
1回 W6球  S13球
2回 W3球  S17級
3回 W3球  S16球 
4回 W8球  S14球

合計 W20球 S60球

4回80球を投げて、
Wはワンドアップ20球
Sはセットポジション60球

1回ワインドアップで四球
2,3回はワインドアップで打たれて
4回ワンドアップで1人は押さえたけど、エラーがおきて
4回12アウトを W1 S11 アウトをとりました。

試合でこのような結果がでているのに、
練習ではどうですか?
大きく振りかぶってワインドアップばかりを練習していませんか?

投球ポジションは、2種類ワンドアップとセットがありますが

「実は試合で使うのはセットポジションが圧倒的に多い」
「それもランナーを背負ってクイックモーションが多い」

だったら、この2種類を練習した方がいいのでは?

ワインドアップは捕手に向かってまっすぐ足がでているでしょうか?
セットポジションはこの足を直すのに良い練習です。

まず最初に、セットポジションをしっかり練習にします。
次に、ランナー1塁を想定した、クイックモーションを練習します。
次に、ランナー2塁を想定した、2塁を見てから捕手を見て投げる練習をします。
最後にワインドアップで大きく振りかぶって、セットポジションと同じ感覚で、と練習します。

速い球、遅い球、を投げ分けられるのでしたら
セットポジション  x 速い球
クイックモーション x 速い球
セットポジション  x 遅い球
クイックモーション x 遅い球
4つの球種で勝負できます。


もちろんワンドアップ(ノーワインド)で将来性を大きく伸ばそう!
と仰る方もいらっしゃると思いますが、

ボールを正確に正しいフォームで投げる練習
もちろん、この練習も平行して行っていますが、
投球練習となると、試合を想定した練習の方が良いと思っています。

皆さんのチームではいかがでしょうか?
posted by metoo at 09:55| 千葉 ☀| Comment(35) | TrackBack(0) | 少年野球の落とし穴 | 更新情報をチェックする